2020-01-01から1年間の記事一覧

『精神0』・・・見ているこちらは、手出しをしないカメラに少しイライラしながら、さまざまなことを考える。このわっきあがってくる多くの想念がこの映画の真骨頂だ。

ほとんどボランティアで犬の餌をつくっている方に名前入りのクッキーをつくっていただいた。(9月14日) 9月11日(金) あつぎkikiでの2本目。 『精神0』(2020年/128分/日本・アメリカ合作/監督:想田和弘/出演:山本昌知・山本芳子/公開5月2日) 『マ…

『マルモイ ことばあつめ』映画のつくりとしては、先行きが見渡せる分、それほど目新しさはないが、それでも惹きつけられるのは、「言葉を奪う」という日本の皇民化政策の残虐性とどこまでも言葉を守ろうとする朝鮮の民衆のエネルギーのせいだ。  

あるがままのアート展から 9月11日(金) 久しぶりに厚木kikiへ。7月に『プリズンサークル』と『三島由紀夫VS全共闘』を見て以来。 8時半まえに家を出た。マークからのバスは満席。まだ通勤時間帯。 9時半、本厚木着。 地下通路を通ってアミューあつぎという…

今日の話は「人に会う」がテーマ。「人に会わない」で終わる。

あるがままのアート展から 人に会うことが当たり前だったころに比べると、ここ数か月、いざ出かけるときには「どっこいしょ」とか「さて」とか自分を鼓舞しなければならなくなっているようだ。腰が重い、出不精・・・ということになるのだろうか。 8日(火)…

米軍の上瀬谷通信施設跡地から有害物質検出。花博、巨大テーマパーク建設、新交通システム・・・横浜西部の巨大都市開発のまえに住民の生活の安全性確保を優先すべき。

9月13日(日)雨の予報が出ていたが、日中は降らず。朝方は涼しかったが、昼下がりから蒸してくる。 昨日の朝日新聞横浜版に気になる記事。 70年もの間米軍に接収されていた土地から、基準値の10倍以上の特定有害物質が検出されたという。 記事にあるように…

被服支廠調査問題で湯埼広島県知事、つじつま合わせの発言。核攻撃を世界で一番初めに受けた自治体をもつ県の長として、世界に恥じない遺構保存をすべき時に、目先の自分のミスを糊塗するような発言はするべきではない。

大山千枚田 Hさんに掲載の許可をいただいた。 一部カットしているので広がりをなくしてしまったかもしれない。 旧陸軍広島被服支廠の保存問題。 前回、保存費用が三分の一で済むなら1棟ではなく3棟保存だろう、と書いた。 昨日、今日の中国新聞は、県の調査…

昨日、闘病中のHさんからはがきをいただく。表面に達筆な近況報告。裏面は鴨川市にある棚田「大山千枚田」のスケッチ。絵の中に静かで穏やかな時間が流れている。

明け方、エアコンを消してテラス窓を開けると、暗闇にわずかに雨音が聞こえる。気温が少し下がっている。 散歩に出かける6時半ごろには雨は上がっている。 昨日jは水が澄んで、カモの足ひれが上から見えたが、今日は上流でかなり降ったのだろう、悠々と流れ…

文科大臣「規模を縮小してでも学校行事を実施てほしい」コロナによってどれほどの制約を受けながら、日々の学校が営まれているのか、この大臣は想像したことがあるのだろうか。 規模を縮小してでも・・・。 簡単に言ってくれるよなあ、と1、2年教員をやった人ならため息をつくだろう。

あるがままのアート展から 感覚的、良心的多数派?の立場にうまく乗っかって、上手に点数を稼ごうとする人はどこの世界にでもいるものだ。 お茶の間の人気者?尾木ママこと尾木直樹という人のコメントを読んでいると、なんとまあ巧妙なことと思う。子どもや…

旧陸軍広島被服支廠の耐震費用、前回調査より3分の1程度に。何とも杜撰。だったら1棟保存ではなく3棟保存できるではないか。

あるがまま展の作品から 今朝の新聞の死亡告知欄に人類学者のデヴィッド・グレーバーさんが9月2日にベニスの病院で亡くなったとの記事が載っていた。59歳。 昨日、『ブルシット・ジョブ』(岩波書店/酒井隆史・芳賀達彦・森田和樹/2020年7月刊・8月で三刷…

国際平和文化都市広島、270億円サッカースタジアム建設の裏で、大田洋子文学碑、市民に説明なく移設か。碑が設置される場所にもそれ相応の意味がある。場所もまた碑の一部なのだ。

あるがままのアート展から 9月1日(土) 夜半に降った雨のせいか、朝の気温が久しぶりに30℃を切った。 このまま涼しくなるのではないかという願望がかなわないのは毎年のこと。炎暑の一休み、真夏の気まぐれに過ぎない。 ”国際平和文化都市”広島でまたしょう…

文部科学省、休日に教員が部活動の指導に関わる必要がない仕組みを整備する改革案をまとめる(8月31日)。はて、教員であるママパパの土日は、日本ではいったい誰のものなのか、まだ先行きは見えてこない。

あるがままのアート展から 8月31日(月) 例年に比べて8月の平均気温が2.1度上がったのだとか(9月1日の新聞)。 少しでも早めの方が涼しいかと6時半ごろに玄関を出る。 マスクをしていない散歩者が少しずつ増えてきているような気がする。 カワセミの姿を頻…

としまえん閉園のお礼の広告がすごい。たくさんのことばではなく、一枚の絵の込められた万感の思い。

8月29日(土) 会津若松のJAに注文した”小茄子”、2.5㎏が枝豆、きゅうりなどとともに到着。 こちらでは手に入らない小茄子、食べたいな、食べたいねえ、という会話を繰り返して8月も終わりに。「我慢できない、注文しよう」ということで、Mさん、あちこちあ…

ふたりだけの納涼映画会に「糸」を選択。いつだったか孫のR君が4歳のころ、「菅田将暉が好き」というので、菅田将暉はこんな幼児まで引き込んでしまうのかと驚いていたら、菅田将暉は仮面ライダーをやっていたということだった。今では、仮面ライダーが若い男優たちのこの世界での登竜門になっているのだとか。

あるがままのアート展から 真夏の備忘録の続き、あと少し 8月28日(金) 夕方、グランベリーパークシネマで納涼映画会をしようということに。 ふたりでまずグランベリーパークのカット屋さんに行き、それからシネマへ。ちょうどよく予告編他もカット。ぎりぎ…

8月27日 犬のらいの誕生日。

あるがままのアート展から 夏の備忘録、あと少し。 8月27日(木) 長女から預かったらいの血統書には10年前の今日が「誕生日」であることが記されている。 朝、ふたりで「ハッピーバースデイ ディア らい」と歌ってやる。 犬に特別の感情などあるはずもない…

「あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち」(芸大美術館)ついじっと見てしまう。面白さに惹かれる。作品の存在感に圧倒される。 アタマの中で変換しなくても、カラダが引きこまれる。

夏の備忘録の続き 8月21日(金) 2人揃っての電車での外出は、4月以来のことになるだろうか。 上野の芸大美術館へ。 散歩しているときにも思うことだが、炎天下の屋外でもマスクを外さない人が多い。 混雑とは程遠い上野公園、9割ぐらいの人たちがマスクをし…

オンライン授業「おかざき学級」自然体とか等身大とか言った言葉に近い「ふつうさ」が魅力的だ。 わざとらしいダジャレや無理すじのユーモアはない。ふつうに子どもたちに話しかけている。授業が好きで仕方がないという感じは全くない。 あるのは安心感だろうか。授業の緊張よりも子どもたちはどこかで少しほっとしているような。  

8月17日(月) 相変わらずの炎熱ぶり。朝の散歩だけは続けている。 これをしないと、一日中家の中でパソコンかテレビの前、あるいは寝床で過ごすことになる。 録画しておいた『ヤジと民主主義~警察が排除するもの~』を見る。 HBC北海道放送の制作最初の放…

広島旧陸軍被服支廠保存をめぐっての自民党の提言を考える。さらに『マウスーアウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』について

特別展あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち 於:芸大美術館 夏の備忘録の続き 8月16日(日) 昨日、広島で「広島の原点 旧陸軍被服支廠の全棟保存・活用を~原爆・反戦詩を朗読する市民のつどい」が開かれた。暑かったけれど出席したとのメールを…

誰を味方と考えるか、その味方をどこまで信頼できるか  村木厚子さん 松元ヒロさん の番組を見る。

夏の備忘録の続き 8月15日(月) 75回目の終戦記念日。 日本は無条件降伏をしたのだから、終戦ということばはやはりおかしい。日本語の語彙の豊かさは、さまざまな事象のストレートな印象を制限、牽制、減衰させるのに巧妙に使われる。 国家神道の中心として…

『はちどり』 いい映画だと思う。でも期待が大きかったせいか、見終わっての感想は「あと15分ぐらい短いとよかったな」である。

14日(金)ジャック&ベティの2本目。 『はちどり』(2018年/138分/韓国・アメリカ合作/原題:House of Hummingbird/監督:製作:キム・ボラ/出演:パク・ジフ キム・セビョク/2020年6月20日日本公開)★★★★ 韓国の映画を好んで観る。理由は自分でもよく…

『赤い闇 スターリンの冷たい大地』  ポーランド人監督にとっては、この時期の欧州の政治状況をしっかり描くことが、祖国が受けた辛苦の歴史を捉えるうえで重要だったのだろうと思う。

備忘録の続き 8月10日(月) 「実家」一日目。午前中、スーパーへ買い物に。 行列。入場制限はしていないが、開店直後は行列になるようだ。 お盆の買い物? いや今日は祝日。「山の日」だそうだ。「海の日」もほとんど意識していないが、「山の日」はもっと…

文科大臣は「今年は教育実習が出来なくてもやむなし」との方針を、8月12日なってようやく発表したが、遅すぎる。そのうえ「座学で代替するように」。その座学がオンライン授業で通常の水準が保てなくなっているのだ。

8月16日13時過ぎ テラスの温湿度計 備忘録なのに8月4日~15日の記録が全くないのもなんだかなあ、である。 暑さと老化で記憶にもかなり歪みが出始めているのだが、それでも何も残さないよりはいいかもしれない。一日一つぐらい、なにかあるだろう。 8月4日(…

NHK長崎支局制作の『”焼き場に立つ少年”を探して』は、まれにみる優れたドキュメンタリー。

ネットから拝借しました お久しぶり。 前回書いたのが8月3日。ようやく梅雨が明け、本格的な暑さがやってきた日だった。 今日15日。猛烈な暑さが続いている。7月、あんなに降っていた雨はほとんど降らない。曇天はもういいと思ったのに、朝から照りつける日…

「ぜひ、めんどくさがりの中学生に(笑)。君たちが主人公です」 岡崎勝さん『ワタシゴト』を語る。

狭い庭で元気に繁茂するアロエ わさび醤油で食べるのがたまらない。 高村光太郎は『道程』のなかで、 きっぱりと冬が来た と書いたが、今日のこの空気は何といえばいいだろうか。 きっぱりと夏が来た では鋭角すぎて、暑熱の猛烈ぶりが伝わってこない。 猛然…

巴戦を見てみたかったが、一時は車いす生活までしたという照ノ富士、糖尿病に肝炎、慢性のひざ痛の中から優勝でよみがえった照ノ富士を称えて今場所は終わり。

梅雨も明けて、夏の富士山が望めるようになった。 照ノ富士優勝。 前頭17枚目、幕尻での優勝である。 相手は御嶽海。北の富士さんは御嶽海優勢、舞の海は照ノ富士優勢の予想。 私は御嶽海と読んでいたが、結果は照ノ富士が御嶽海に何もさせずに圧倒した。 お…

黒い雨訴訟、広島地裁全面勝訴 被告の広島県、広島市、控訴しないことを早く表明すべきだ。

引退した力士たちの談笑 日本相撲協会HPから ここ数日、パソコンの前に坐っている時間が長い。 8月はじめの小さな集会で頼まれたレポートづくりである。1時間弱ほどの設定だが、器用にまとめるのが苦手。自分なりの道筋を立てないと、テーマまでたどり着かな…

梅雨が明けなくてもセミは鳴くんだ、とMさん。 そういえば、おとといヒグラシの声も聴いた。

早朝のニュースが山形県の最上川中流の氾濫を伝えている。 下流の酒田市に、かつてお世話になったご夫婦が移り住んでいる。 早すぎるかなと思いながら、SMSでお見舞いのメールを送る。 「無事です。避難の準備はして二階で寝ました。最上川下流はこれから増…

追悼、鈴木常吉さん 『ぜいご』の最後の曲「お茶碗」という曲がある。 歌い終わって、わずかに空白部分があり、そのあとに「咳払い」が入る。まるで尾崎放哉である。 歌手の禁忌である咳払いさえも、鈴木常吉は音楽にしてしまう。

梅雨が明けない。 去年の日記を見てみた。 この時期、入院中だった。26日に梅雨明けとある。 「・・・着替えを理由に点滴を外してもらい、外に出てみる。久しぶりの青空。ともにすっきり。昼食はまだ三分がゆだが・・・」 この前々日に3時間半かかって胃がん…

映画『劇場』未熟な自己愛の話を延々と見せられるのはつらい。どうしてこういう映画が受けるのか、私にはわからない。

たまに 布団から出た時には雨は降っていなかった。朝食を終えて、さてと外をみたら庭の敷石が濡れ始めた。また、傘をさしての散歩である。湿気があっても風がなければ、雨中の散歩はそれほど嫌なわけではない。自転車が少ないし、ひともまばらだ。川面に降る…

『顔たち ところどころ』(2018年)働くこと、そして老いることへの共感と称賛。 ひとびとは「あなたはそのままでいい。そのままってこういうことだよ」と作品を見せられる。 アートが、生活の中に在る。アートを自慢したくなる。  

今朝のらい 朝から不順な天気。 曇天、雨、晴れを繰り返す。 湿度も高い。 梅雨はまだ明けない。 ぽつぽつと小粒の雨が落ちてくる中を散歩する。 今日は、アオサギの子どもとカワウのからみ。 葦の近くに立っているアオサギに、どういうわけかカワウが潜りな…

石垣島からの手紙「・・・観光客も戻りつつあるようです。 観光でもっている島なのでお客様に来ていただけないと困りますし、来ていただいても困りますので、困ってしまいます。」

庭に繁茂するアロエ、昨晩はワサビ醤油で食べた。 久しぶりに朝から青空が広がった。 ややうすぼんやりとした青空だったが、早朝から暗い曇天や雨が続いていたから、気分が少し変わった。 境川の遊歩道の行きかえりでカワセミを見かける。大きさからして別の…

映画「ふがいない僕は空を見た」の同名原作(窪美澄作)を読んでみた。心理描写が重層的で豊か。深さがある。面白かった。

一般社団法人全国旅行業協会(ANTA)というのがある。全国47都道府県に支部を置き、会員数5600社、観光事業の振興と地域の活性化を目指しているのだという。 いわゆる業界団体。 業務内容は、観光庁長官の指定協会としての「法定業務及び指定業務」、「試験事…