コンサートなど

12月後半のあれこれ。良いお年をお迎えください。

前回の続き 12月22日、アートフォーラムあざみ野で愉音のコンサート。 「ロマンティッククリスマスコンサート」と銘打たれてはいるが、内容的には重厚なもの。 はじめにクララ・シューマンの「3つのロマンス」OP.22より第1番。 松本紘佳(Vn) 松本有理江(P…

8月の音のつれづれ・・・ イソヒヨドリ・ワカケホンセイインコ・長崎の鐘・夢のあとに・モーツァルトのクラリネット五重奏曲。

執拗な暑熱は治まる気配を見せない。連日、気温は35℃近辺をうろうろしている。 今日はもう9月2日。ずいぶん長い間、この暑熱の中にいるような気がする。日記には7月8日に就寝から明け方まで夜通しエアコンを使ったとある。それからエアコンを使わなかった日…

8月9日、2人の作家に出会う。神奈川近代文学館「被爆とわたくし」(林京子)・山内若菜記憶展・・・。

8月9日 朝、歩き始めた時は薄陽が差していたのだが、20分を過ぎた頃から黒い雲が空を覆い始め、30分後には突如激しい雨が降り出した。 バケツをひっくり返したような、という表現がぴったり。 ただ、雨そのものはr冷たくない、生ぬるい。からだが冷えるとい…

今年は『桃太郎!』(東直子)あおば子どもミュージカル第13回公演を見に行く。

広島に出かける前の備忘録。 6月11日(日)あおば子どもミュージカル第13回公演『桃太郎』。 近所に住む、Mさんの友人のIさんの娘さん、Uさんが去年に続いて出演する。二人で出かけた。 市が尾駅に降りるのはいつ以来だろう。記憶がないくらい久しぶり。去…

祥泉院で寺コン、媚びないプログラミングが魅力的。

1週間が経ってしまった。 先週の日曜日のコンサートについて記しておく。 お寺でコンサートをしてみたいという話を、松本さんらから聞いたのは今年の冬のこと。 コンサートのあと、スタバでかつての同僚のAさんと私たちに相談があった。 「人が集まる場所」…

室内楽の魅力 名手たちの饗宴 5月9日 フィリアホール

5月9日(火) フィリアホールで愉音の第26回 Let’s come together!「室内楽の魅力 名手たちの饗宴」を聴く。 一週間前だが、音は鮮烈に残っている。これほどの名手たちの演奏、空席がもったいない。 前半最初の曲。梯 剛之のピアノで F.シューベルト 即興曲D…

ニューイヤーコンサート 岡本拓也と松本絋佳二人の若者が奏でる華麗な音楽

コンサートの備忘録。 1月8日、フィリアホールのリハーサル室でニューイヤーコンサート。 午前中は「0歳からの愉しいコンサート」。子どもたちがたくさん集まったそうだ。 13時からアフタヌーンコンサート、こちらの方に伺う。 あざみ野でのクリスマスコン…

二つの展覧会

秋、冬は展覧会の季節。 案内のはがきをいただけば、できるだけ見に行こうと思っているのだが、よんどころのない用事が重なって行けない年が続くと、いつの間にか案内が届かなくなる。寂しい気もする。そんなふうに少しずつ世間が狭くなっていく。 先日、HY…

バンドネオン(小川紀美代)とチェロ(三間早苗)のデュオ。ピアソラで締めるプログラム、圧倒された。

水辺の鳥たちのことは何度も書いたが、11月半ばにカモメが一羽、境川上流に迷い込んできた。今までになかったわけではないが、この10数年で1度か2度、目撃したことがあるだけだ。 写真ではわからないが、サギやカモなどに比べ、かなり大きい。首も太い。 次…

10・6紀尾井ホール、全曲youtubeで公開。

秋も深まってきて、境川に鳥の群れが増えている。 サギ、コサギは日を追って増えているし、今朝はカワウがどっと増えた。カモも生まれたばかりのものも含めて負けずに飛び回っている。数は少ないがバンもこの時期になるとやってくる。 いっとき下がった気温…

ヴィヴァルディとハルヴォルセンの2曲。動画が公開された。

昨日も今日も、一日中風もないあたたかな、まさしく小春日和。夕方の散歩は昼下がりに変更しているが、30分ほど歩くだけで汗ばむ。 例年のことだが、境川にサギが増えた。 アオサギも数羽いるが、ほとんどがシロサギ、コサギ。どれも純白。どうしてああまで…

10月6日 紀尾井ホール「魅力あふれる協奏曲の世界」

コンサートの備忘録。 10月6日、東京・紀尾井ホール。愉音第24回コンサート。 今回は「魅力あふれる協奏曲の世界」 冒頭、いつものように音楽評論家の奥田佳道さんのプレトークが15分ほど。 ラジオで聴くのと変わらないやわらかいバリトンで、ヴィヴァ…

10年に一度の歌舞伎を楽しむ。

10月の声を聞いて、今年もあと3ヶ月に。しかし昼間の気温はまだ30度。散歩も短パンこそ終わったが、上半身は半袖シャツのままだ。 今朝の境川、珍しくカワウが潜って餌を探している側に大きなアオサギ、マガモ、そしてカワセミも。サギもギーギーと鳴いてい…

『イル・トロバトーレ』(〈友〉音楽工房主催)シンプルどころか音楽的には本格オペラ。とりわけアルトの城守香に感銘を受けた。

これじゃ、もう梅雨明けだね、とは昨日の散歩のときの会話。そうしたら、昼間、梅雨が明けたとの気象庁の発表。2018年に続いて梅雨明けだとか。そうだったかな。記憶にないけど。 朝、閉めていた窓やドアを全開。涼しい風が入ってくるが、9時を過ぎると、外…

期待の新人、中根佑紀(ts)デビューアルバム ”NEW COMER” なかなかいいですよ。

レコードを買ったのはいつ以来のことだろうか。 80年代後半にはレコードは退潮しほとんどがCDとなっていたはずだから、30数年ぶりということになる。 3月8日の新聞の「この人」欄で、ジャズ登竜門ちぐさ賞のサックス奏者として中根佑紀さんという大学生が紹…

フクシマを思うシリーズ30 私が原発をとめた理由

県境を越えた外出は自粛をということだったが、予約をしてしまった以上、また開催が中止や延期にならない以上、いかないという判断はなかった。中止の場合は事前に振り込んだ二人分のお金はカンパということになるというので、それはそれでいいのだが、こん…

初場所が終わった。相撲ロスの月曜日。

オミクロン株の感染が急拡大している。 東京は昨日9468人。先週の日曜の倍以上。先週の1週平均の陽性率が17.2%。今週はかなり上がっているのだろう。 神奈川も4日連続で3000人を超えている。そのうち2800人超が政令指定都市3市が占めている。 潜伏期間が短い…

新春コンサート。シューベルト、ショパン、シューマンを愉しむ。

昨夕、ブログを書いていたら、バスの時間に間に合わなくなってしまった。いつも時間前に動く方だから、こういうことはほとんどないのだが。 Mさんにクルマで駅まで送ってもらう。今日は一人。 (ここでMさんからの異議申し立てについて書いておこう。散歩の…

シアターコクーン『泥人魚』生き生きと舞台中を動き語る役者らがつくりだす周密で濃厚な空気感は十分に伝わってきた。が、やはり「ハコ」が大きすぎる。芝居をからだごと受け止められるのは1階席の10列ぐらいまでではないのだろうか。

12月28日、渋谷へ。 通過したことはあるが、渋谷に降りたのは2年ぶりくらいか。 スクランブル交差点を渡らずに地下を通って文化村通りへ。 人通り多し。こんな人込みは久しぶり。 シアターコクーンで『泥人魚』を見る。 作:唐十郎 演出:金守珍 出演:宮沢…

クライネスコンツエルトハウス弦楽アンサンブル・クリスマスコンサート 久しぶりのナマのせいか弓と弦の摩擦が心地よく、弦楽合奏を存分に楽しんだ。

コンサート覚え書き。12月21日。 2021年の最後の授業(オンライン)が、夕方に終わった。半期15回のうち14回が終わったのだが、対面ならば大学まで往復3時間かかる。部屋からの授業でも授業は90分。終わった後の疲労感が違う。オンラインならお手軽で疲れも…

医院のはしごと、神奈川フィル第九藤沢公演。いい夜だった。

12月17日。 午前中、鶴間、藤が丘とバスと電車を乗り継いで歯科、眼科をはしご。 S歯科は、ここ5年ほどかかりつけに。10時の予約。 感染症対策もあり、S医師は顔面に大きなシールドをつけマスク、目には小さな手術用の双眼鏡のようなものをつけているので、…

香月泰男展を見に行く。

一昨日、かつての職場の同僚3人で1年数か月ぶりの会食。気がつけば4時間話していた。 今朝のメールでは二人とも声がかれてしまったとのこと。 帰宅は11時近かったが、今朝はいつも通り起きられた。 やはり「人に会う」と元気が出る。 元気を追い風に 神奈川…

「魅惑の秋 ~フランス・イタリア・ハンガリーを巡る~」「コントラスツ」というタイトルにふさわしく3つの楽器が時に渾然一体、時に自由闊達に、自然と心が湧きたつような演奏だった。

コンサート備忘録。 10月2日、フィリアホール。 「魅惑の秋 ~フランス・イタリア・ハンガリーを巡る~」 (主催 愉音 後援 青葉区役所・駐日ハンガリー大使館 文化庁「ART for the future!補助対象事業) 日時:2021年10月2日(土) 会場:フィリアホール 演…

「浪花の歌う巨人パギヤん独演会vol.4」・・・『医師・中村哲』前・後編を一気上演。

9月25日(土) 大倉山記念館で「浪花の歌う巨人パギヤん独演会vol.4」。 2019年9月15日、2020年1月4日、2021年7月24日と続いたパギヤんと豊子師匠のコラボ。 歌手のパギやんの「浪曲をやりたい。ついては豊子師匠の三味線で」という申し出をたぶん「はい…

男声合唱団「木こり」第6回定期演奏会・・・13人のシニア世代の男声合唱。最後までハーモニー重視が徹底していて破綻がなかった。迫力という点で物足りないのは自明のことで、それよりも、この人数でこれほどたくさんの多彩な曲を集中して演奏するのは並大抵ではないと思った。

日々の備忘録。外出。21日、土曜日。 午後からふたりで青葉台フィリアホールへ。男声合唱団「きこり」の第6回定期演奏会。団員の方には縁もゆかりもないのだが、この間のコンサートの時にチラシを見つけたので、ネットで調べ、面白そうだなと思い、出かける…

新作浪曲『中村哲』九州・筑豊に始まる生い立ちから、アフガニスタンに1000以上の井戸を掘るところまでを語る。途中、ギター伴奏の歌も入る。堂々の30分。創作浪曲を浪曲界の至宝と言われる豊子師匠の三味線で堂々と語り切った。これは大変なレアもの。いやいやレアであるだけでなく、中村哲さんの貴重な「語る評伝」である。

7月24日土曜日。朝からいい天気である。気温はどんどん上がり35度に近い。 6月19日に予定されていた『浪花の歌う巨人パギやん独演会』が、この日に延期。 時間も17時開演が13時開演に。どうしてこんなことに。 土休日はマークから南町田グランベリーパーク駅…

7月7日の「室内楽の世界 レジェンドを迎えて」の動画が公開された。

7月7日の「室内楽の世界 レジェンドを迎えて」の動画が配信されているとのこと。 ブラームスのクラリネット五重奏曲は、客席で聴いた時にはクラリネットが引っ込んでいるように聞こえたのだが、録音ではしっかり聴こえている。自分の耳などあてにならない。

「来ないで、東京」・・・ポリーヌ・ガルシア=ヴィアルドの生誕200年、ピッタリその日のコンサート。19世紀に花咲いた天才音楽家の軌跡

7月18日。昼前に、新規感染者が1000人を超える東京へ二人で向かう。 神奈川も昨日500人超。連日。 神奈川と東京を結ぶ東急田園都市線の急行。ほぼ100%の込み具合。車内に会話をかわす声は聞こえない。それだけが緊急事態宣言下であることのしるし。 「来な…

モーツァルト・ドヴォルジャークの弦楽四重奏曲、ブラームスのクラリネット五重奏曲、3曲堪能。元気が出た。

7月7日、愉音のソワレのコンサート第15回。青葉台、フィリアホール。 久しぶりの外出。二人で出かける。田園都市線青葉台は近場の都会。しかし、 終演後、お店に寄ることはできても、お酒は飲めない。7時を過ぎてしまうからだ。不自由なことである。酒など飲…

 グリーグ:ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ短調 Op.45 梯剛之(P)松本紘佳(V)圧巻のアンサンブル

フィリアホール(横浜市青葉区区民文化センター) 22日、「春への憧れ」と題する愉音ーYUONのコンサート。 開演は19時。緊急事態宣言は解除されていたが、終焉の9時前後には食事のできるお店はない。いつもなら長津田のSで一人呑みのところだが。 プログラム…