東京交響楽団グリーンコンサート ヴァイオリン協奏曲と交響曲第7番、お祭り好きのベートーヴェンを堪能。

5月16日。今年初めて半袖で散歩。出がけは少し寒いかなと思うが、途中で背中に朝日があたり、汗ばんでくる陽気。

カワセミの動きが激しい。産卵期に入っているようだ(調べたら産卵期は3月から5月にかけてだそうだ)。

チーッという独特の鳴き声が交差する。2羽が川面のスレスレのところを行ったり来たりする。見かける日は6羽7羽と目撃。同個体の場合もあるのだろうが。

一昨年だったか、求愛給餌を見たことがあった。餌を咥えてオスがメスのところにやってくる。口移しで餌を差し出すと雌がこれを受け取る。これでカップル誕生。

うまくいかないこともあるらしい。

カワセミ | GOOPASS ANIMAL MAGAZINE写真はネットから拝借しました

 

備忘録。

5月6日、新百合ヶ丘にある昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワであった東京交響楽団のグリーンコンサートに2人で出かける。

チケットは早めに購入した。会場は昭和音大とあったから、よく見もしないで三軒茶屋人見記念講堂と思い込んでいた。2、3日前にチケットを確認してカタカナの会場であることが判明。馬鹿な失敗をしないで済んだ。

 

演目

ハイドン:歌劇「無人島」Hob .XXV I II ;9より序曲

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61

        休憩

ベートーヴェン交響曲第7番イ長調 作品92

 

ヴァイオリンは白井圭、指揮は鈴木秀美

 

聴衆は、どこのクラシックコンサートの会場でもそうだが、自分達も含めて高齢者率がかなり高い。

九割がた埋まった1階席は全てS席。20列というかなり後ろの席だが、ここもS。なんだかなあ、である。

でも5500円はリーズナブル。年金生活者には嬉しい設定。

 

ハイドンの曲は初めて。ピンとこない。有名な曲なのだろうか。

 

2曲目、何度も聴いたことのある曲。ベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲。

いつも思うことだが、この曲ソロが出てくるまでかなり長い。ソリストはどうやって待つのか、間がもたない感じも若干ある。

しかしてだれの白井圭はそんなそぶりはなかった。

演奏は全く綻びのない堂々としたもの。バックを指揮する鈴木秀美も白井をぐいぐい盛り上げる。

いい演奏だった。

 

楽しみは休憩後の7番。

やっぱりナマのオケはいい。

コントラバスなどの低い音がしっかり伝わってくる。

楽章が進むごとに体が反応してしまう。

ぞくぞくする。震えがくるほどだ。音が前からかぶさってくる気持ちよさ。

ベートーヴェンという人は基本的にお祭り好きで、わっしょいわっしょいこれでもかとみんなを盛り上げてくれる。

気難しい顔をした肖像画あるけれど、あれは神格化していく段階でどんどん小難しい顔になっていったそうだ。

生来、何方かと言えば直情径行、ストレートに気持ちを表す人だったらしい。

第九なんて、4楽章の爆発のために小一時間、エネルギーをためこんでいるようなもの。

 

鈴木の指揮も軽快で豪快。乗りに乗り、楽団メンバーも闊達に弾き吹きまくる。

こんな高揚感は本当に得難いもの。

 

終わってからの鈴木の表情が、まるで子どものよう。嬉しくて仕方ないといった風情。いかつい顔に親密感を覚える。

カーテンコールは3回、4回と繰り返されたが、アンコールは無し。

それでいい、と思った。

 

 

東京交響楽団ミューザ川崎を本拠地しているのだそうだ。

川崎まで足を運んでもいいなと思ったら、そういえば新百合ヶ丘川崎市だったことに気がついた。