黒い雨訴訟、広島地裁全面勝訴 被告の広島県、広島市、控訴しないことを早く表明すべきだ。

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引退した力士たちの談笑 日本相撲協会HPから


ここ数日、パソコンの前に坐っている時間が長い。

8月はじめの小さな集会で頼まれたレポートづくりである。1時間弱ほどの設定だが、器用にまとめるのが苦手。自分なりの道筋を立てないと、テーマまでたどり着かない。

 

夕方5時からは相撲を見ることにしている。

 

きょう13日目。白鵬が休場となった。

一昨日大栄翔、きのう御嶽海に、二連敗。白鵬の二連敗は珍しい。何しろ横綱を14年もやっている。大変な横綱だ。

 

そんな横綱でも御嶽海との一戦は、素人目にも白鵬の勝負の急ぎすぎと見えた。

 

しっかりと掴まえたのだから、あとは逃がさないようにじっくり攻めればよいところを、一気に前に出すぎてしまった。御嶽海の絶妙のタイミングの突き落とし、見事。上位に強い御嶽海の面目躍如。

 

北の富士さんのコラム(7月30日)でふりかえってみよう。

それでは、少し冷静になったところで白鵬と御嶽海の一番を振り返ろう。立ち合いの白鵬は鋭い踏み込みを見せ、すぐに右上手を引いて一気に突っ走った。まるで11日目のうっぷんを晴らすべく、万全で完璧で強い白鵬を見せつけたかったに違いない。

 ここまでは誰の目にも白鵬強しと映っていたと思う。ところがである。完全に引きつけられ、身動きができず土俵を割るかと思わせていた御嶽海が、捨て身かやけくそか分からないが、恐らく無意識に右から突き落とすと、白鵬はもんどり打って土俵下に転落した。
 あまりにもあっさり相手が下がったので、思わず喜びすぎてしまった。敗因は相手の術中にはまった訳でもなく、自ら掘った墓穴にはまったと言うほかはない。それより、負けたのは勝負で仕方ないが、右脚が心配である。相当悪いと思った方が良いだろう。
 白鵬にとって、この2日間はまさに天国から地獄である。これだけは私も予想はできなかった。あと3日戦うには、気力も体も限界にきているようだ。どうやら優勝争いは急展開となった。
 白鵬が元気に13日目の土俵に上がれると良いのだが、もし休場となった場合は朝乃山と照ノ富士の一番を制した方が優勝となろう。このような流れを全く予想していなかったので、私の頭の中は真っ白であります。場所前から優勝は白鵬と言い切っていたので、動揺は隠せない。
 
 
今朝のニュースで白鵬休場を知った。
まさよ、いや正代は不戦勝。
 
結びは一敗同士の朝乃山対照ノ富士
 
若くて清新な新大関朝乃山と、満身創痍で三段目まで陥落した幕尻前頭17枚目の元大関照ノ富士との一番。北の富士さんが言うように優勝は2人のうちどちらかだろう。
 
1敗を守った照ノ富士は、13日目は朝乃山と対戦する。よもや大関戦まで持ってくるとは予想をしていなかったが、貴景勝が休場したこともあり、一気に大関戦の実現となったものと思われる。初場所の徳勝龍と貴景勝の例もあるので、照ノ富士も納得だろう。逆に嫌なのは朝乃山の方だろう。いくら元大関とはいっても幕尻の力士に負けては大関の名が泣こうというもの。
 おそらく初顔の対戦と思われる。右の相四つ。先に上手を引いた方が主導権を握ることになろう。私の予想はズバリ朝乃山。いずれにしても楽しみである。
 
白鵬敗北に動揺の隠せない北の富士さん。
 
今日は日が悪かった。コロナの感染者が東京都で367人も出ている。それも高齢者が増えてきたらしい。とにかく年寄りは、外に出てはいけないらしい。だから、私は13日目から休場しようと思ってます。お世話になりました。
 
 
とあったが、テレビをつけて見ると北の富士さんが出ている。よく分からない。とぼけている。
 
きょうは青いストライプの浴衣姿。おしゃれである。
 
北の富士さんの解説だと相撲を見ていても楽しい。とぼけた言い方で、時々的をはずすのだがそれはそれで面白いし、率直で本質を突いていると思うことも多い。
それとは別に、謙虚なふうを装って実はちょっとエラそうな舞の海をチクッと皮肉るのも小気味よい。
 
 
とここまで書いて、結びの一番の時間。
 
上手を先に取った方が勝ちという大方の予想通り、照ノ富士が深く上手を取り主導権を握り、そのまま寄り切り。厳しい相撲だった。感慨深いだろう。
 
明日、まさよ、いや正代に勝って、朝乃山が負ければ照ノ富士の優勝。
三段目まで落ちた力士の幕内優勝というのは前代未聞ではないか。
 
北の富士さん、予想が外れた。白鵬でも外したから連日である。今日は帰って何を食べるのか。おとといは、
 
帰宅してから、いつもはすぐに原稿を書き始めるのですが筆を持つ気にもならず、すぐに飯を食べました。昼の残り物です。カボチャの煮物に豆を甘く煮たヤツと、なぜかお祝い事でもないのに赤飯。食欲もないのでこれで十分です。少し腹が出てきたので丁度(ちょうど)いい加減でしょう。

 

このしょぼさがまたいい。
 
 
 
 
7月29日「黒い雨訴訟」、広島地裁、全員を被爆者と認定。
 
国は、少雨地域やその外側にいた人たちに対し、特別の疾病が見つかれば認定するというやり方を続けてきた。判決はこうしたやり方を厳しく批判。暫定的な措置としての「裁量の範囲」論を否定した。
いつも思うことだが、実際に裁判を起こしてみると、立証したことがどこまで裁判所が認めるか、原告の立場ではなかなかわからないものだ。時間がかかるだけの、判決を見て「一顧だにされていない」ことが分かったときの落胆ははかりしれない。
 
今回の訴訟では、75年前の気象台の調査をもとに、降雨地域を国の認定する範囲よりかなり広いはずとする主張を専門家の意見を展開、裁判所が認めたという。
 

 

国は大雨地域の人を「被爆者」とは直接には認めず、通達によって、その後の健康診断でがんなどの特定疾病がみつかれば、手帳を交付するという「切り替え」と呼ばれる政策で救済してきた。

国は大雨地域の人を「被爆者」とは直接には認めず、通達によって、その後の健康診断でがんなどの特定疾病がみつかれば、手帳を交付するという「切り替え」と呼ばれる政策で救済してきた。
国は大雨地域の人を「被爆者」とは直接には認めず、通達によって、その後の健康診断でがんなどの特定疾病がみつかれば、手帳を交付するという「切り替え」と呼ばれる政策で救済してきた。
とにかく被告の広島県広島市、控訴しないことを早く表明すべきだ。被告はいくらでも代わりがいるけれど、原告84名に代わりはいないのだから。