2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『逃げ切れた夢』・・・喋り続ける光石研、日常の何気ないズレや誤解をうまく表現     『ぼくたちの哲学教室』・・・日本の「教室」との大きな違い、歴史と文化を抱えた「哲学」   『福田村事件』・・・見えないものに怯える言葉にならない恐怖感が伝わってこない

映画備忘録(8月31日〜9月12日) 記憶もずいぶん薄れてきてしまった。印象だけを簡単に。 『逃げきれた夢』(2023年/日本/93分/脚本・監督:二宮竜太郎/出演:光石研 松重豊 坂井真紀 他 /公開2023年6月9日) いい映画だと思った。なんとなく主人公が抱え…

『安全でおいしい日本のお魚をたくさん食べて中国に勝ちましょう』国民運動という胡散臭さ。コロナ同様、また有象無象が大金に群がり、税金を蝕むのではないか?

食べて応援・・・ 大臣らがあちこちで福島産の海産物の試食をしているらしい。国内消費を拡大するために各省庁の食堂では福島産の海産物を使用したメニューを増やすという。政策とは言えないとってつけたようなことを堂々と恥ずかしげもなくできるのが政治家…

東京新聞の海洋放出報道に疑義あり。

昨日の東京新聞夕刊に、今中哲二氏の原発処理水放出についての論考が掲載された。 今中氏は、「薄めても放射性物質がなくなるわけではな」く、「漁業者をはじめとする多くの団体や地元議会の反対派無視された。」と、今回の事態を明確に評価、批判する。「20…

『あしたの少女』(2023年8月25日公開)韓国社会の歴史と政治の歪みを、2人の女性の視点から痛烈に指弾している。しかし、同時にスクリーンから感じられるのは、立場も性格も全く違う2人の女性の間に流れる「私たちは繋がっている!」という叫びのような痛苦だ。

映画備忘録 この映画を見たのは8月31日。1週間前のことになる。でも印象は強烈に残っている。 残念だったのは、封切りから1週間なのに客席がまばらだったこと。『福田村事件』は立錐の余地もないとか。比べても仕方ないけど。 『あしたの少女』(2022年/1…

9月6日東京新聞「筆洗」ちょっと残念。30年にも及ぶと言われる汚染水放出に比べ、農相の言い間違いなど瑣末な話。これでは官邸の提灯記事となじられても文句は言えない。

今朝の東京新聞の「筆洗」欄は落語「粗忽の使者」を題材に野村農相を批判している。 「(野村農相は)東京電力福島第一原子力発電所から海洋放出されている処理水を言い間違えて「汚染水」とやってしまい、ひんしゅくを買っている。」 「海洋放出を批判する…

なぜ、どのメディアも判を押したように「処理水」という言葉を使用するのか。稼働する原発から出る放出水と炉心溶融した原発から出る汚染水(処理水)は基本的に違うものではないのか。

9月4日、朝から雨。気温25℃。傘を差したりたたんだりしながらの散歩。蝉の声は聞こえず。明日はまた晴天で35℃ほどになるらしい。 8月31日、記者会見で「処理水」を「汚染水」と言ってしまった野村農水大臣。「自分でその時なんで言ってしまったのか記憶がな…

『ジェーンとシャルロット』親子の出会い直しの新鮮さ、2人の魅力的な女性に心惹かれる。『イノセンツ』子どもの日常の欠落や悪意が超常現象を生み出す。

映画備忘録① 用事は1日に一つと思っているが、重なることもある。この日3つの用事を足すのに電車、バスを何度も乗り換えた。都合11回。本厚木、藤沢、青葉台、バラバラ。映画に通院、コンサート。ピースがうまくハマったということ。年に何度もないことだ。…

8月の音のつれづれ・・・ イソヒヨドリ・ワカケホンセイインコ・長崎の鐘・夢のあとに・モーツァルトのクラリネット五重奏曲。

執拗な暑熱は治まる気配を見せない。連日、気温は35℃近辺をうろうろしている。 今日はもう9月2日。ずいぶん長い間、この暑熱の中にいるような気がする。日記には7月8日に就寝から明け方まで夜通しエアコンを使ったとある。それからエアコンを使わなかった日…