2018-01-01から1年間の記事一覧
12月31日 朝から「実家」である。といってもすでに帰るべき実家はなく、うちで実家をやっているのである。 お昼に里帰りの7人を迎える。朝食のあとつれあいと、散歩をカットして二人でバタバタと準備にとりかかる。料理に掃除や寝具の用意などすることはいく…
12月27日 さっき印刷屋のWさんがカレンダーを届けに来てくださった。長年付き合っていただいている印刷屋さんだが、4月から組合関係のほとんどをやめてしまった身としては、例年のように届けていただくのは大変に恐縮である。仕事の中身同様、きめ細かな心遣…
12月25日 冬至を過ぎると、日の入りが少しずつ遅くなっていく。冬至に16:33だったものが、昨日24日は16:35。日の出はすぐには早まらない。冬至に6:48だったものが、昨日は6:49。このまま遅くなっていき、1月半ばから少しずつ早くなる。自然科学に疎いア…
12月22日 新聞が半透明のビニールに包まれている。庭の敷石は濡れていない。夜半に雨が降ったらしい。昨夜は満月に近い月が輝いていたのだけれど。 今日、冬至。横浜の日の出は6時47分、日の入りは16時33分。一年でいちばん日の短い日。 山国の虚空日わたる…
大学の授業、今日で今年は終わり。 週一度一コマとはいえ、9月末から13週連続。疲労というより疲労感のようなものがある。現職の中学教員のときとは全く違う疲労感ではある。 当たり前だが、中学生と違って「養育」的な面でのセンサーがここではまったく不要…
月曜日。 朝、起床するのはいつも4時ごろ(笑)。この時期、起きてすぐ温度計を見る。室内は昨日が14.9℃、今日は16.0℃。予報では夜半から雨。 カーテンを引いて、テラスのガラス戸を少し開けてみるとかすかな雨音。暁闇は湿気を含んでいて冬の厳格さが感じら…
昨日は雨で散歩ができなかった。今日は気温6度、一昨日に比べればかなり温かい。らいはマンションを出たばかりのところの坂でウンチをしたあと、4本足を突っ張って体重を後ろに乗せ前に進もうとしない。リードを緩めると一人でマンションのエントランスの方…
12月9日 年末商戦のくじ引き、わざわざ途中下車して抽選をと思ったら、期限は昨日まで。今日は餅つき。一日にひとつ、こうした”やらかし”がある。 昨日の続き もう一つの新聞記事、広島の中澤晶子さんから送っていただいたもの。 すみません、写真の回転の仕…
12月8日 昨日の新聞にサーロー節子さんの日本政府への働きかけの記事が載っている。帰国して以来、精力的に広島での講演、面会活動を行い、今週、直接、政府中枢に対して核兵器禁止条約への日本の参加を求めるため上京した。 しかしこの国の「お友達内閣」は…
12月6日 昨日とはうってかわって冷たい雨が降りしきる。緩やかなグラデーションとはいかない初冬の一日。 教員の働き方改革の話。 今年に入って文科省のリークと思える変形労働時間制についての報道が増えた。5月には「観測気球」だったものが、この夏どこか…
12月4日。気温が20℃近い。ベストは着ずに冬用のブレザーを着て出かけたのだが、結局、終日持ち歩くことになった。札幌でも14℃だとか。 このまま温かさが続くのなら歓迎なのだが、ある日を境に冬本番が突然やってくる。 困る。冬は緩やかなグラデーションで来…
『ベートヴェン捏造~名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆・柏書房・2018年・1700円+税) 11月に読んだ本の中で最も強烈な印象の本。著者は1982年生まれ。これが初めての単著なのだとか。そんなことを全く感じさせない、かなりの練達の書き手といっ…
子ども読み物作家の中澤晶子さんから、刊行されたばかりの『ジグソーステーション』(汐文社)の復刊本を送っていただいた。3月の『さくらのカルテ』以来、今年2冊目。 手に取ってみると、一見、初版(1991年・汐文社)のもの(私が見ているのは96年の4刷)…
11月27日 夕方、授業が終わったあと、図書館の隣にある文理学部資料館で「クビナガリュウとアンモナイトの化石展―白亜の大地に広がる北海道中川町から―」を見に行く。 地理学科の学生が企画にかかわったというので誘われ行ったのだが、地球システム科の男子…
前回、ライを入れる袋のことを“ハンモックのような”と書いた。名前を知らなかったのだ。もともとのライの飼い主、紗英と亮成の母親、つまり私たちの長女からラインで「あれはドッグスリングといいます」とメールが入った。調べてみるとバッグスリング、ある…
今朝、テラスにおいてある温度計の針が8℃を指す。放射冷却。今週一番の寒さ。 一昨日から遊びに来ている3歳(亮成)と5歳(紗英)の孫とライを連れて、6時40分、つれあいと早朝の散歩。冷たい空気が地を静かに這うように流れているように感じられる。久…
空を見上げることが増えた。 季節が進んで青さを増した雲一つない空は目に染みて気持ちがいいのだが、晴天に雲が浮いているのも高さが実感できて思わず空の奥まで目を凝らしてしまう。何も見えないのだけれど。 このところ、チワワのライと一緒に散歩に出か…
今回、かなり長い。それにさしたる盛り上がりもない。7000字超、心して目を通されよ。 散歩の途中でオナガが目の高さより少し低い柵にとまった。飛んでいるオナガはたまに見かけるが、こんな近くで目にするのは初めて。頭部は黒くみえるが、百科事典によ…
前回紹介した11月10日の広島の集会、友人のお話によると居森公照さん、鎌田七男さん、お二人とも素晴らしいお話だったそうだ。ご高齢ではあるが、これからもずっと続けていただきたいと思う。首都圏でもお二人のお話が聞ける機会があれば出かけるのだが。 同…
ここ数日、早朝の気温が1度ずつ下がっている。夜が明けかかったころにカーテンを開け、外の温度計を見る。変化があるというのはうれしいもの。まだ薄暗い中に青空がのぞくのもうれしい。早朝の風雨はまがまがしくて好きになれない。 早朝の散歩、晩秋の境川…
久しぶりにメガネ屋に行った。長年かけているメガネのレンズの片方に傷がついてずいぶん経つ。そろそろ替え時かな、と考え始めて2か月ほど。 大型スーパーに隣接したチェーン店。 きれいに磨かれた自動ドアの前に立つ。開かない。 「あれ?」つれあいと顔を…
先週半ば、小旅行に出かけた。旅行と言っても春秋恒例の兄弟の会なのだが、今回は次兄夫婦と私たちの4人で鬼怒川温泉に逗留。以前と違ってあちこち観光するようなことはほとんどない。宿も常宿。 長兄は急な鼻の手術があり、入院していたため二人とも不参加…
10月18日、月半ばの木曜日、夕方、月に一度の通院。藤沢まで行く予定。通院だけの一日にはしたくない。予定を立てる。 午前中、田園都市線あざみ野駅から地下鉄グリーンラインで阪東橋。若葉町のジャック&べティで映画を見る。横浜に戻って相鉄で大和へ。下…
つれあいが「ほら、こんなだよ、Mさんのうち」」と云う。 スマホに写っているのは高槻に住むMさんの家の屋根の修繕の様子を写した写真、フェイスブックにMさんが載せたようだ。この夏から秋にかけて関西は2度の豪雨と台風の襲来で痛めつけられた。 10月の初…
裁判に勝っても、形式的なお金のやり取りや処分の軽重が変わるだけで、実際に被告が原告にきちんと謝ることはまれなことだ。 6月に見た『ニッポン国VS泉南石綿村』(2017年・日本・215分・監督原一男)は、アスベスト訴訟の全貌を知らしめてくれた原監督渾身…
授業のはじめに、今、世間で話題になっていることについて新聞記事などの資料を読み、コメントを書き、ひとしきり意見交換をするという時間をつくっている。2,30分ほどの時間だが、本チャンに入る前のウォーミングアップのようなもの。 今年度の最初の話題…
レバノンの映画をみたのはたぶん初めてのことだ。スクリーンからベイルートの街並みとそこに暮らす人々の体温が伝わってくるようだ。不穏でどこかきな臭い空気の中に、些細な諍いが持ち上がる。 『判決、ふたつの希望』(2017年・レバノン・フランス・原題:…
『おじいちゃん死んじゃったって。』(2017年・日本・104分・監督森ガキ侑大)。これは去年の11月公開の映画。 『おじいちゃん死んじゃった』ではなくて『おじいちゃん死んじゃったって。』というタイトルは、印象的。家庭の中で伝聞で語られる肉親の死。近…
10月9日久しぶりにTSUTAYAへ。見逃している映画を探しに。なんだかレンタル化の回転が速くなっているような気がする。ついこの間みた『ゲティ家の身代金』(5月25日公開)『ザ・スクエア思いやりの聖域』(4月28日公開)が“新作”で出ている。私は本厚木の映…
10月7日 台風25号は温帯低気圧に変わり、日本海から北海道へ。また雨を降らせているようだ。 正午過ぎ、部屋の温度が30度を超す。真夏日?明日は二十四節季の寒露。日差しは真夏に比べ少しだけ部屋の奥まで入ってくるように。 日課の散歩は今日は取りやめ。…