冬至を過ぎれば日の出も早くなるものとばかり思い込んでいた。そうならないのは・・・。

 12月25日
 冬至を過ぎると、日の入りが少しずつ遅くなっていく。冬至に16:33だったものが、昨日24日は16:35。日の出はすぐには早まらない。冬至に6:48だったものが、昨日は6:49。このまま遅くなっていき、1月半ばから少しずつ早くなる。自然科学に疎いアタマは、冬至を過ぎれば日の出も早くなるものとばかり思い込んでいた。

 地球の公転軌道が正確な円運動ではないためらしい。よくわからないが。


 散歩に出かけるのは、6時45分ごろ。明るくはなっているが、東の空に雲がかかっていて上ってくる太陽はまだ姿を見せない。明るい西の空に月。23日が満月だったから、少しほっそりしている。


 サギの群れとカモの群れ。どちらも4、50羽の群れ。真っ白な羽を見せて群れ飛ぶサギの白は輝いていて美しいと思う.飛んでいるカモは羽が黒くてカワウと見分けがつかない。

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 らいは完全復調。私的?ドッグランも絶好調。思い切り走り回る様子を立ち止まってみている人も。昨日は、一眼レフをもって散歩している同じマンションのAさんが写真を撮ってくれた。プリントしてくださった。

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 帰途、東南に向かって境川を下ってくるが、雲の切れ間から太陽が姿を見せる。この時期境川渇水だが、水面は透き通っている。子ガモが、親ガモとはぐれたのか一羽でえさをついばんでいる。


 世の中は3連休が終わって、あと2,3日は仕事があるのだろう、出勤の自転車が急いでいる。風のない穏やかな年の瀬である。

 今日は、日本橋の“midette”に行くつもり。

 

 20日に若い友人Yさん夫妻の二人目のお子さんの顔を見に行く。

 産まれて2か月半。平日に伺えるのはダンナのW君が育児休暇をとっているためだ。 

 出産から3か月間の育休。上の子が3歳になるから、ダンナと二人で子どもが見られる。奥さんのMさんの表情も穏やかだ。


 W君は中一の学級担任。2学期のど真ん中の育休取得は簡単ではないと思うのだが、学年主任が代わりに担任をやってくれ、周囲の同僚に助けられ気持ちよく送り出されたという。男性の育休など私たちの若いころには考えられないことだが、6割が過労死ラインという現在の中学にあって、こうした職場があること、素晴らしいなと思う。
 

 後日、内祝いにとYさん夫妻から米が届いた。真っ赤な薔薇が刷り込まれた袋の真ん中に産まれた赤ちゃんAちゃんの写真、右上に赤い字で「Y家の新米です」。左側に命名と生年月日、出産体重3176g。左下に挨拶状があり、「…このお米は出産時の体重3176gに合わせてあります。ぜひ抱っこしていただき、実感していただければと思います。…」とある。ニヤリとさせられるユーモアに富んだ内祝いである。

 

 22日、同僚だったOさんに会うことはこのブログに書いた。もう一人の同僚Aさんもいっしょに3人で青葉台の駅前の神戸屋キッチンへ。込んでいるというのでOさんが席を取っておいてくれた。退職後、何度か目の手術をしているOさん、相変わらず気遣いの人である。


 家族連れの多い店内に60代半ばの男三人は少し浮いてはいるが、となりの席にはイヤホンを耳に挟みながらスマホで競馬に見入る若者もいるから、それほどでもない。

 つい先日、女性一人を含む4人でフランス料理の店での会食の予定が、女性が急用で来られなくなり、60代半ばの男性3人でフランス料理のテーブルを囲むという微妙な取り合わせに。周囲は年配の女性中心のグループばかり。この時はかなり浮いた感じがあった。
 

 互いの近況を知らせ合い、最近の政治や社会についてとりとめない話を2時間あまり。若いころから帝銀事件の支援をしているというOさんの話に耳を傾ける。拘置所の平沢死刑囚にも何度か面会をしているという。平沢死刑囚からの絵はがきも見せていただく。風景を描いた絵も素晴らしいが、字が闊達で躍動している。

 旧交を温めるという言葉があるが、まさにそれ。また近いうちにと再会を約束し、Oさんと改札口で別れる。
 

 日は暮れているが、帰宅するには少し早いかとAさんと長津田のSで一献かたむけることに。
 5人の孫をもつAさん、長年将棋部の顧問を務めていたため将棋の腕前はかなりのもの。相手方のお父さんも将棋を指すのが趣味なのだとか。請われて対局するも、勝ちすぎず負け過ぎずの一勝一敗の線に持ち込むために、微妙な差し具合いが必要なのだという話が面白かった。

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 23日。連休の中日。スケジュール表などほとんど予定が入っていないのだが、今週は少し込んでいる。次女の一人息子のaくん3歳の誕生会。

 

 彼らが住むのは電車でいえば上星川、込んでなければクルマだと20分ほどのところ。横浜西口行きのバスでも乗り換えなしでいけるのだが、プレゼントなど荷物が多く、クルマで向かうことに。11時前。16号線も保土ヶ谷バイパスも上りは全く込んでいない。連休の中日のせいだろうか。快晴の中、いつものようにつれあいはけっこうなスピードで運転する。チョッパヤ?で到着。
 

 ダンナのA君のご両親が、韮崎から来られている。家の中は、誕生日とクリスマスが一緒になった派手な飾りつけ。いやがおうにも盛り上がるaくん。毎年、7人での誕生会。

 

 今回の大人の話題のひとつが、”ブー酎”。若いころ甲府の立ちのみのような安い呑み屋でこれをよく飲んだとか。ブーとは葡萄酒、ワインのこと。お父さんによればぶどう酒とワインは違うということだが、「嫁」にどう違うかと問われ、答えに窮していたところを見ると、さしたる違いはなさそうだが、ブー酎とはきわめて安価な焼酎にこれまた安価なワインを入れた飲み物のこと。少量でもかなり早く酔えるそうで、お金のないときには手ごろな酒だったとか。さすがにワイン所、山梨の話ではある。

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 a君はしっかり食べたあと、大人の周りを走り回っている。みんなが集まったのがうれしくて仕方がないようだ。話題の豊かなお父さんの話を聞きながら杯を傾けていると、時間はすぐに経ってしまう。

 夕方、早めの帰宅。一眠りしてしまう。