今回、かなり長い。それにさしたる盛り上がりもない、心して目を通されよ。在庫一掃の備忘録!

 今回、かなり長い。それにさしたる盛り上がりもない。7000字超、心して目を通されよ。

 

 散歩の途中でオナガが目の高さより少し低い柵にとまった。飛んでいるオナガはたまに見かけるが、こんな近くで目にするのは初めて。頭部は黒くみえるが、百科事典によると濃紺なのだとか。首から下が少し白く、背中は濃い灰色。特徴的な尾羽は長く青灰色。啼き声がうるさい代わりに見た目は端正な美しさである。特に飛んでいるときの姿は優雅である。

 オナガは、私が住んでいる横浜市瀬谷区と隣の大和市のそれぞれ区の鳥、市の鳥であることを、今回百科事典で知った。

 

 6月から始めたこのブログ、11月になってからの更新が少ない。何やかやと雑用が多く、出歩くことが多いせいだろうか。

 放っておくと忘れてしまう映画や本の数々、今回は備忘録本領発揮。在庫一掃のメモ仕様、自分のための覚え書きである。

TSUTAYAAmazonプライム、それとテレビの名画劇場などで見たものまとめて。

 

『サニー 永遠の仲間たち』(2011年・韓国・124分・監督カン・ヒョンチョル)

 Amazonプライム。今年の夏に日本版のリメイク『サニー 強い気持ち強い愛』が話題になったが、未見。日本版は90年代半ばのコギャルの時代と現代を行き来する映画のようだが、韓国版の方は設定としてはシビア。舞台は80年代後半。大統領は全斗煥ソウルオリンピックを前に韓国社会は急激な経済成長を遂げつつあり、民主化闘争が激化した時代。25年後の40代前半となった女子高校生のふたつの時代の往還は、豊かになったはずの韓国で本当に豊かだったのはいつだったのかという問い返しが、胸に迫り痛切。

f:id:keisuke42001:20181119063256j:plain韓国版のポスター

 

 ソウルオリンピック直前の1988年3月、初めての海外旅行の行き先として夫婦で韓国を選んだ。全てに新しいものが急激に取って代わろうとするエネルギッシュな韓国と、慶州や釜山などで見た私の幼少時に近い旧態依然とした韓国、ふたつが渾然としていた時代。その後何度か訪れたが、この時ほど印象の強かった訪韓はない。

 

悪の教典』(2012年・日本・129分・監督三池崇史伊藤英明二階堂ふみ・原作貴志祐介

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Amazonプライム貴志祐介の原作は、7,8年前、分厚い小説で楽しめた。700頁もあったと記憶している。『黒い家』『天使の囀り』などのホラー小説、嫌いではないので一時よく読んだが、とにかくディテールまでしっかり書きこんだ臨場感がこの人のいいところ。同じ映画化でも森田芳光監督の『黒い家』(1999年)など小説に負けず劣らず怖くて面白かったが、本作は今一つ。伊藤英明の教師役はハマっていていいが、銃と血の量が多すぎてやや興ざめ。

 

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友罪』(2018年・日本・129分・監督瀬々敬久生田斗真瑛太佐藤浩市

レンタル。薬丸岳の同名小説の映画化。なんというかまどろっこしい。連続児童殺傷事件の犯人と思われる鈴木秀人瑛太)が物語の中心であるのだが、周辺の人々のエピソードをかなり執拗に積み上げる手法、中心がぼけるというか、結果的にらっきょうの皮むきのようで深部に何があるか見えてこない。皮をむいているときはいいのだが。

 全体に緊迫感があるのに「なんだかなあ」というのは、同じ監督の『ロクヨン』(前・後編)同様。

 同じころ、テレビで薬丸岳原作の『Aではない君と』(2018年・テレビ東京・監督塚原あゆ子佐藤浩市天海祐希を見た。テレビの軽便さを感じさせないつくり。二つとも佐藤浩市が出ているのは偶然だろうか。いい歳になって三国廉太郎を彷彿とさせる佐藤、中学生の父親を演じるには無理があるように思える。

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『私を離さないで』(2010年・米英合作・105分・監督マーク・ロマネク・原作カズオ・イシグロ

 ノーベル賞作家の評判の高い原作も読んだが、どうしてか私にはしっくりこなかった。映画は?同じ印象。クローンや臓器提供を題材としていることは分かるが、前提としているところが理解できていないのは、受け手の感性が鈍いのだろう。イングランドの独特の暗い雰囲気(思い込みか?)はよく伝わってくる。シャーロット・ランプリングの校長役はよかった。

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f:id:keisuke42001:20181119080920j:plain私を離さないで から

 

『イン・ザ・ヒーロー』(2014年・日本・124分・監督武正晴唐沢寿明福士蒼汰

 Amazonプライム。こんな映画がつくられていたこと、全く知らなった。主演は唐沢寿明福士蒼汰連続テレビ小説あまちゃん」で自分のことを「ずぶん」と言う上級生の役で印象が強いイケメン。

 

下落合ヒーローアクションクラブの社長にして、その道25年のスーツアクターである本城渉(唐沢寿明)。数年ぶりにヒーロー番組の劇場版作品に出演した彼は、一ノ瀬リョウ(福士蒼汰)という人気若手俳優と出会う。ヒーロー番組に敬意を払わないリョウと対立するも、ある出来事を契機に本城は彼と絆を育むように。そんな中、日本で撮影中のハリウッド大作で、落下して炎にまみれながらノーカットで殺陣を繰り出すクライマックスに出演する予定だった俳優が、恐れをなして降板。慌てたスタッフは、本城の評判を聞き付けて出演をオファーする。

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 どこにでもあるような、かと言ってほんとうにあるかと言われれば「?」となってしまうような話なのだが、最後までみてしまったのは着ぐるみを着て演じる「スーツアクター」という職業のディテールがしっかり描かれているためか。唐沢寿明も魅力的。スケール感は全くないが、無下には出来ない映画。

 

ローン・サバイバー』(2013年・アメリカ・121分・監督ピーター・バーグ

 レンタルビデオアメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズのアフガンでのレッドウィング作戦、その全貌を映画化した。現場を無視した無謀な作戦ゆえ、米海軍特殊部隊史上最悪と呼ばれた。4人の兵士のうち唯一生還した兵士の回顧録をもとにつくられている。タイトルは「たった一人の生き残り」。アフガン現地の人々との駆け引き、民間人と目される人々を殺すか逃がすかで分かれる作戦の行方、特殊部隊中の人間模様、逃げるところすらない岩場で敵と向かい合う戦闘シーン。戦場の不条理をこれでもかというほど愚直に描いていて、みていて胸苦しくなった。

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謝罪の王様』(2013年・日本・128分・監督水田伸生阿部サダヲ井上真央

 Amazonプライム阿部サダヲの名前を見ると、つい。といってまだ最新作『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(2018年)はみていないのだけれど。脚本は宮藤官九郎。ハナからばかばかしい思ってしまえば、どこまでみてもつまらない映画だが、私はこういう映画、割と好きである。あちこちに小さな布石がいっぱい仕組んであって、これが一つひとつ解かれていくのも楽しい。そういえば『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』(2016年)もやはりクドカンの脚本。クドカンの作品は笑いと寂寥感が裏腹にくっついているようなところがあるが、阿部サダヲという役者は、それをよく表現していると思う。ファンの欲目だと思うが。

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娼年』(2017年・日本・119分・監督三浦大輔松坂桃李・原作石田衣良

 レンタルビデオWikipediaによると「女性客を中心に高い評価を集め、公開6週目には興行収入3億円を突破。応援上映を望む声が相次ぎ、日本で初めてのR18+指定作品女性限定応援上映が5月30日に池袋HUMAXシネマズで開催決定。チケットは即完売した。」らしい。

 途中で寝てしまった。原作は石田衣良直木賞候補作品だとか。石田の作品はほとんど読んだことがない。NHKの「らららクラシック」という番組の司会をしているのを見て拒否感強く忌避。どうしてこの人の作品が好まれるのか、私にはよくわからない。松坂桃李はいい役者だと思うけれど、この映画は松坂のPVのようなものではないかといったら、ファンは怒る?

 

15時17分、パリ行き』(2018年・アメリカ・94分・監督クリント・イーストウッド

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 レンタルビデオ。「「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」の巨匠クリント・イーストウッドが、2015年にヨーロッパで起こった無差別テロ「タリス銃乱射事件」で現場に居合わせ、犯人を取り押さえた3人の若者を主役に、事件に至るまでの彼らの半生を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して描いたドラマ。2015年8月21日、オランダのアムステルダムからフランスのパリへ向かう高速列車タリスの中で、銃で武装したイスラム過激派の男が無差別殺傷を試みる。しかし、その列車にたまたま乗り合わせていた米空軍兵のスペンサー・ストーンとオレゴン州兵のアレク・スカラトス、そして2人の友人である青年アンソニー・サドラーが男を取り押さえ、未曾有の惨事を防ぐことに成功する。映画は、幼なじみで親友同士のスペンサー、アレク、アンソニーの3人が出会った少年時代や、事件に遭遇することになるヨーロッパ旅行の過程を描きながら、ごく普通の若者たちが、いかにしてテロリストに立ち向かうことができたのかを明らかにする。」(映画.COMから)

 

 あまり話題にならずに上映が終わってしまったという印象があるが、印象に残る作品。94分という短さも、最近の映画ではなかなかない。洋画も邦画も「とりあえず2時間でしょ?」という映画が多い。

 実際のパリ行きの(たしかオランダ、アムステルダムから)電車の中での無差別テロのシーンはそれほど長くはなく、どちらかというと3人が出会った少年時代、とりわけ学校とのかかわり、3人が3人とも学校とは合わず、自分なりのやり方で人生を切り開く。

 日本でいう「個人面談」のシーンがあるが、担任教師は対人関係や素行に問題のある生徒の親に向かって「発達障害だから、病院に行け」といった発言をかなり断定的にする。それに対して親も負けておらず、反論。そして断絶。このあたりをクリント・イーストウッドは親子の側に立たず、主張せず、じっと親子のありようを凝視するようなカメラ使いで追う。これがよかった。この老齢、老練な監督は、昨年の「ハドソン川」もそうだったが、少ないセリフであまり説明をしないで「絵」で見せようとする。

 未曽有の惨事を防いだ3人が褒めたたえられる場面、ヒロイズム的なもちあげ方にはなっておらず、3人の若者の自然な表情が良かった。映画的な盛り上がりに欠けてはいても、老成した監督の穏やかな視線が感じられた。

 

『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015年・米英合作・109分・監督サイモン・カーティス

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 Amazonプライム。これも見逃していた作品。第二次世界大戦中にナチスに奪われたクリムト作の『アデーレ』を取り戻すべく、オーストリア政府を訴えた女性。前代未聞の裁判を起こした82歳のマリア・アルトマンの叔母がこの絵のモデルとなっており、絵は彼女の家に絵に飾られていたもの。マリアを演じるヘレン・ミレンの演技、感情的になりながらなんとか理性を保とうとするところが、理知的。彼女とともに絵を奪還しようと奔走する弁護士ランドル・シェーンベルグ役をライアン・レイノルズが演じているが、好対照でよかった。ランドルはシェーンベルグの孫。

 欧米ではナチスをめぐる物語が今でも年に何本もつくられる。日本では閣僚が「教育勅語にもいいところがある」と平気で発言する。就任早々文科大臣が「教育勅語を学習指導要領や憲法に生かす形で使うことは国として排除すべきではない、というのが政府の公式見解だ」と発言。「ナチスのやったことの中にもいいことがある。それを現在の教育にも役立たせることができるのではないか」などと言ったら?

 

 この映画一つとっても、歴史を見つめる眼の深まり具合の違いを感じてしまう。

 

『14の夜』(2016年・日本・116分・監督足立紳浜田麻里門脇麦

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 Amazonプライム。『100円玉の恋』の足立紳、それに門脇麦で見ようと思ったのだが、全体に雑なつくり。何でもかんでもぶち込んでしまって、散らかってしまった感が強い。なつかしい印象の強いシーンがあちこちにあるのに、なんだかもったいない。

 

奇跡のリンゴ』(2013年・日本・129分・監督中村義弘洋・阿部サダヲ菅野美穂) 

  Amazonプライム阿部サダヲというだけでみ始めたが、感動的な物語ではあっても、今一つ感興はない。

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 最近、斎藤章佳という人の名前をよく見る。今朝の新聞(東京・11/17)にも紙面半分のインタビュー記事が掲載されている。精神保健福祉士として依存症の患者たちに対する治療を医療と連携して行っている。マスコミ的にはいわば「売り出し中」の人。私も『男が痴漢になる理由』(イーストプレス・1512円)を読んだ。というのも、「痴漢も依存症」という発想が面白いと思ったからだ。中学の校長が、入学式の直後に飲酒して痴漢で捕まるといった事件など、報道される痴漢事件には首をかしげるものが多く、痴漢行為が単なる性的関心や興味からではなく、ほかの要因による部分があるのではないかと思っていたからだ。

 万引きが「物欲」を根拠とせず、痴漢が「性欲」を根拠とせず、アルコール依存症がお酒への偏愛を根拠とせず・・・つまりこうした行為が「依存症」によるものだと考えれば、厳罰主義あるいは性犯罪の前科をもつ者にGPSを義務付けるなどの社会的な対応の仕方が間違った方向だということがはっきりする。

 刑務所での再犯者への処遇の問題も同様で、この立場に立てば学校での子どもたちに対する対応の方法にも変化が求められるのではないかといったことを考えていた。大学の授業でも龍谷大の浜井浩一さんの所論などにも触れてきたが、最近はこの斎藤さんという方の主張も興味深い。

 

 斎藤さんは、痴漢は万引きなどほかの違法行為に比べて被害者が受ける精神的な痛みは計り知れない卑劣な行為だとしながらも、

 ・痴漢は女性に相手にされない、さみしい男である。

 ・性欲をコントロールできないから、痴漢に走る。

 ・肌を露出した女性は、痴漢に狙われやすい。

 ・電車内に防犯カメラを搭載すれば、痴漢は減る。

 

 といった巷間に流布するものはすべて思い込み、あるいは誤解であるとする。

 本の中では具体的な痴漢像を提示しながら、彼らが特別に強い性欲をもった人間ではなく、ごく普通の父親であったり、会社員であったりすると述べている。どうして?と思われる人が痴漢行為で捕まったという話は決して少なくない。私が長い間勤務した学校でも同様である。その時、ほとんどの場合「ああ、彼はそういう人だったのか」という「ひとはみかけによらない」という驚きで納得してしまうのではなく、もっと違った捉え方が必要なのではないかということをきちんと知らせてくれる本だった。

 斉藤さん、最近露出が急激なのがちょっと気にかかるが。

 

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 併せて、『性犯罪者の頭の中』(2014年・鈴木伸元・幻冬舎新書も読んだ。鈴木さんはフリーのジャーナリスト。タイトルはよくないが、斎藤さんの本とスタンスとしては近く、最後までしっかり読めた。

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『上を向いてアルコール 元アル中コラムニストの告白』(小田嶋隆・ミシマ社)。小田嶋隆さんは十数年前に休刊した『噂の真相』に毎号切れ味の鋭いコラムを連載、愛読していた。

 今まで読んだ吾妻ひでお西原理恵子の本より一歩進んで自己分析がなされている。断酒20年にしてこの本が書けたという。

 

 私は、お酒が好きだけれど依存はしていないと思っている(私だけかもしれないが)。だから断酒はしない。断酒をしてみれば依存しているどうかははっきりすると思うのだが、しないのだから少なくとも依存症ではない。この理屈であっているか?

 

 小田嶋さんが青山正明のことばとして紹介している「依存物質というものはなく、あるのは依存体質」というのがおもしろい。依存しやすい物質というものがないわけではないが、それよりも依存体質をもつ人がいるということ。そういう人はチョコレートでも納豆でも依存してしまう。買い物依存とかギャンブル依存、タイガーウッズのセックス依存など、そう考えると納得できるひと、こと、も多い。

 

 このところ、暇に飽かして門井慶喜をよく読む。このきりは新選組関連を読んだ。新選組颯爽録』(2015年・光文社)。面白い。いわゆる薩長史観に対して『会津士魂』などの早乙女貢のように是非もなく会津偏愛の立場に立つのではなく、薩長中心に行われた明治の近代化そのものを問い返そうというような視点がところどころに顔をのぞかせる。

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 週の半ばに、従兄の見舞いに会津に帰省したのだが、会津若松市では今、『戊辰150周年1868-2018samurai city aizu』というイベントが繰り広げられている。これもまたなんだか大きな勘違いのようだ。

 白虎隊などの”悲劇の会津”も後年になってつくられた「物語」であることが最近論証されつつある。

田中悟の会津という神話 〈二つの戦後〉をめぐる〈死者の政治学〉』(2010年・ミネルヴァ書房には、薩長の勤皇思想と会津のそれはさほど違いがなく、戦後になって「悲劇の会津」が形成されていく過程がしっかり描かれている。もとより松平容保孝明天皇のおぼえめでたく、容保自身も天皇への崇敬の情が強い大名だったはず。白虎隊の悲劇も明治から語り継がれたものではなく、戦後、観光“立国”とともにつくられたことを田中は立証している。西南戦争において旧会津藩のさむらいが討伐軍となって参戦していることからしても、また秩父宮雍仁親王と容保の孫の勢津子の結婚からしても、会津天皇家に対する親近感には強いものがあることは間違いない。

 新選組をめぐる物語も簡単に新選組会津藩=旧幕府といった具合に等号で結び付けられるほど簡単ではない。そのあたりを門井慶喜は当時に資料をもとに新選組の心理をリアルに描いている。

f:id:keisuke42001:20181119082822j:plainこの本、かなり高いです。