先程アップした記事のyoutubeが不具合だったので、再掲。
いや、これもうまくいかないようだ。古い音源だからコピーすると上手く張り付かないのかな。
youtubeで「バロック音楽のたのしみ・テーマ曲」で検索してみください。
相変わらず物忘れがはげしい。読んだ本、映画、あれ?と思うことが多い。
そのための備忘録がこのブログ。せめて読んだものぐらい。
『日本軍兵士 アジア太平洋戦争の現実』(2017年・吉田裕・中公新書)
これを読むと負けるべくして負けたことがよく分かる。データをもとに日本軍兵士の生死の実態を明らかにしている。この手法は重要だと思う。
『影裏』(2019年・沼田真佑・文春文庫・単行本は2017年・550円+税)
どうも肌合いが合わない。
『下手くそやけどなんとかいきてるねん 薬物・アルコール依存症からのリカバリー』(2019年・渡邊洋次郎・現代書館・1800円+税)
依存症のケアに何が求められているか、自らの壮絶な人生を新しいケアの在り方をつくりだすもととすべく書かれている。
『森瑤子の帽子』(2019年・島崎今日子・幻冬舎・1700円+税)
森瑤子という作家のことを全く知らなかった。生き方、あり方が「作家」という時代の人。評伝として優れた著作。
『ベルリンは晴れているか』(2018年・深緑野分・筑摩書房・1900円+税)
気になっていた作家。ミステリーと言われるが、戦後のドイツの民衆の実相をここまで描けるものか。著者は1983年生まれ。
『李政美&カンホ・ダルリムコンサート』(DVD 2019年)
友情出演の木村充揮(在日・憂歌団のボーカル)の歌にしびれた。
『光州ラプソディ』(趙博 CDアルバム 2019年)
「光州は要求であり、拒絶であり、回生である」(金時鐘)。パギやん、衰えを知らない。どこまでも行ってほしい。
『Plaisir d'mour DAICHI FUJIKI』(CD・16曲・2018年)
藤木大地2枚目のアルバム。アベ・ベルム・コルプスやアメイジング・グレイスなどよく知られた曲ばかり16曲。まだまだ旬が続く。
「ハクボシネマ」も。
例によって評価の指標はとっても恣意的なもので、
★ 時間の無駄だった。
★★ あえて見なくてもよかったけど…。
★★★ まあまあ愉しめたかな。
★★★★ 見応えあり。いい時間だった。
★★★★★ 素晴らしかった。時間を忘れて見続けた。
『パーフェクトセンス』(2011年/92分/イギリス/原題:Perfect Sence/監督:デビッド・マッケンジー 出演:ユアン・マグレガーほか 日本公開は2012年)★★
感染症がテーマだが、どこかファンタジック。嗅覚がなくなるというところは、新型コロナ似てドキッとさせられるが、聴覚、視覚となっていくと。
最後まで集中が続かなかった。
『オマールの壁』(2013年/97分/パレスチナ/原題:Omar/監督:ハニ・アブ・アサド/出演:アダム・バクリほか 日本公開は2016年)★★★★
パレスチナの「今」をパレスチナの側からしっかりと捉えた映画。映画に対して日本とは「湿度」が決定的に違う。こういう映画、もっと評価されていい。上映されるべき。
音楽がいい。
『フューリー』(2014年/135分/アメリカ/原題:Fury/監督:デビッド・エアー/出演:ブラッド・ピットほか)★★★
ハリウッド映画。さすがに見せる。ブラッド・ピットのキャラクターが後半どんどん「良い人」に。かっこよすぎる。
『日本で一番悪いやつら』(2016年/135分/日本/監督:白石和彌/出演:綾野剛ほか)★★
悪くないけど、もっとシリアスにつくった方が。道警の不祥事を描くなら。
『犬猿』(2018年/103分/日本/監督:吉田恵輔/出演:窪田正孝・新井浩文ほか)
★★★★
兄弟、姉妹を扱った珍しい映画。監督のオリジナル脚本がすばらしい。あの荒井浩文、好演。役者が達者。
『恋人たち』(2015年/140分/日本・監督:橋口亮輔/出演:篠原篤・成島瞳子・池田良・光石研・安藤玉恵・木野花・黒田大輔)★★★★★
『ぐるりのこと』の監督。傑作。原作、脚本、監督。非対称の物語をつなげているのだけれど、長丁場を全く違和感なく最後まで。最後に「救い」のようなものが提示されるが、無用。人ってこういうふうに生きているってことを気付かせてくれる。「わかり合う」ことが誤解の重なりのようで、人は順接などしない。演出の力を感じる。みたことのない邦画、という感じ。まいった!篠原篤・成島瞳子、黒田大輔、好演。
『空気人形』(2009年/116分/日本/監督:是枝裕和/出演:ARATA・ぺ・ドウナ)
★★
是枝作品で見ていなかったもの。業田良家の原作『ゴーダ哲学堂空気人形』。期待外れ。ファンタジックすぎてついていけない。込める思いは伝わってくるけど、成功していないように思う。