梅雨が明けなくてもセミは鳴くんだ、とMさん。 そういえば、おとといヒグラシの声も聴いた。

早朝のニュースが山形県最上川中流の氾濫を伝えている。

下流酒田市に、かつてお世話になったご夫婦が移り住んでいる。

 

早すぎるかなと思いながら、SMSでお見舞いのメールを送る。

 

「無事です。避難の準備はして二階で寝ました。最上川下流はこれから増水するかもしれませんが、ハザードマップでは無事なところです」

 

ハザードマップが役に立たなかったという話はたくさんある。

 

13時過ぎ、洪水警報が解除されたとのメールをいただく。ホッとされただろう。

酒田市の北、秋田県田沢湖の近くにも友人が住んでいる。ネットでみると、「高齢者避難勧告」となっている。親御さんもいるはず。ちょうど別件でのやりとり中、お見舞いのメールを送る。

 

 

今朝も傘をさして散歩に出かけた。霧雨である。

今日は少し風があって、気持ちがよかった。

セミの抜け殻を見つけた。

今日もカワセミに遭う。カワセミ翡翠 とも表記される。というよりヒスイの由来がカワセミだとのこと。翡は赤、翠はみどり。腹や羽の色。

飛んでいるときには、あざやかなブルーの羽の印象が強いのだが。

帰ると雨は上がり、セミが鳴き始めた。

梅雨が明けなくてもセミは鳴くんだ、とMさん。

そういえば、おとといヒグラシの声も聴いた。

 

3軒目の産直、多田さんちを回って帰ってきたら、途中で珍しい百日紅を見つけた。霧雨の中に浮かび上がるようなうす紫の花。百日紅は炎天下に咲き誇るイメージがあるが、紫陽花のような落ち着いたあでやかさぶり。

もうひとつ芙蓉の花も。こちらは淡いピンクの大振りの花びらが美しい。

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ネットから拝借しました

 

官房長官が、GoToトラベルで出かけた先で、仕事をすればいいと発言。

また、介護施設などに配る布マスクをさらに約8千万枚を7月末から配る方針を明らかにした。

 

連日、感染者が増え続ける明らかな第二波のなかで、前倒ししてまでなGoToトラベルを始めなければならないのか。再び外出自粛を呼び掛けている時期に、旅先で仕事をしろとは。

 

あれほど評判の悪かった布製アベノマスク。費用は合計で247億円に上る。

 

ばかばかしいにもほどがある。

フリーハンドの10兆円など任せられない。

 

 

政権も末期的な症状を呈し始めたということだ。