2020-01-01から1年間の記事一覧

10月のハクボ映画9本

ネットから拝借しました 夕食前に映画を見る癖、薄暮シネマ。4月から100本あまり見たことになる。 ほとんど旧作だが、有料の準新作もいくつか。 10月分の記録。 『マネーモンスター』(2016年/99分/アメリカ/原題:Money Monster/監督:ジョディ・フォス…

明日、ようやく6回目の授業に。相変わらず隔靴掻痒の感はぬぐえないが、よく考えてみれば対面に隔靴掻痒感がないかと言えば、そんなことはない。 人は誤解する程度に理解できればいいといった人がいたが、誤解の度合いで言えばそんなに違わないのかもしれない。

月曜日の午後。雨の予報が出ているが、まだ降ってこない。 ずっと本を読んでいた。 月曜日の午前中までに、明日の授業の資料を大学のブラックボードとよばれるネット上の掲示板に載せておくことにしている。 これが終わると明日の午後の授業までは少しほっと…

せせらぎと鳥の声しか聞こえない境川遊歩道、そのわずか数㌔のところに爆音の元凶があるにもかかわらず、毎朝、のんきな散歩を続けているのである。【読み飛ばし読書日記】

けさは日は出ていたが雲が多かった。 昨朝は、抜けるような青空、丹沢山塊が朝日を受けて、山肌が明るく青く輝いていた。その向こうに富士山が薄く雪を冠って鎮座している。ようやく不順な天候が終わり、安定した天気が続く晩秋が訪れたようだ。5時には13℃を…

『朝が来る』小説を映画に引き写した「小説の映画化」ではなく、映画という小説とは全く別物の表現という具合か。

28日、藤が丘病院から戻って、遅い昼食を食べた。 帰宅途中にMさんに『朝が来る』のチケットを予約してもらった。23日に封切りだったが、『鬼滅の刃』の席巻の前には、早めの打ち切りも考えられる。このさい、なるべく早く見ておこうということになったのだ…

境川は雨が降っていないせいで水量が少なく、いつにも増して川面が澄んでいる。鯉は全身、上から見えてしまう。カモの足ひれのオレンジも鮮やかだ。  

ここ数日、早朝の気温は14~15度。日が出ているとシャツ一枚でも寒くない。 境川は雨が降っていないせいで水量が少なく、いつにも増して川面が澄んでいる。鯉は全身、上から見えてしまう。カモの足ひれのオレンジも鮮やかだ。 すぐ近くを国道246号線と16号線…

映画『望み』最後の最後まで夫婦が失踪した息子を間に「向き合わない」という点ではヤワな妥協をせず、事件の決着も一筋縄ではなく、深みのある余韻を残したのがよかった。

毎日、けっこうな時間パソコンの前に坐っている。 散歩から帰って風呂に入り、パソコンの前に坐るのはたいてい8時半を過ぎたころ。 今日はこれとあれをやってと、一応の段取りを立てるのだが、これがなかなかその通りにいかない。段取り通りいくのは10時のコ…

『鬼滅の刃』3日間で342万人動員。その影響は・・・。老後のささやかな愉しみを奪ってほしくないなと思う。

写真はネットから拝借しました 相変わらず不順な天気。今日も朝から照ったり曇ったりだ。 授業の資料の始めにどうでもよいことを書いている。オンラインだし、「まくら」を振るのも気恥ずかしいからその代わりに。 『「女心と秋の空」ということわざ、聞いた…

『本気のしるし』232分かけて男女のどろどろの転落劇・・・というので楽しみに見たのだが、 終わってみれば、これって純愛映画?

22日、曇天。またもや気分が晴れない。映画に行くことにした。 若葉町のジャック&ベティ。 4時間近い映画、昼飯が食えないので、まだ11時前だが日ノ出町駅前の富士そばでてんぷらそば。朝食が5時過ぎだから特に早いわけではないが。 『本気のしるし』(2020…

『星の子』原作の「文学臭」が消えて、上質の青春映画に。ただ、邦画の定石?走るシーンと海のシーンはいらない。

19日、月曜日。雨もよい。気分が晴れない。 こういう時は映画。 二人とも原作を読んでいる『星の子』。 座席はもうひとつ空けにはなっていない。 ネットで予約するが、空席多し。 雨なのでクルマで。10分もかからず着く。郵便局など一つ二つは用事が済ませら…

通勤していないのに、通勤していないから、終わると妙な疲労感が残る。 始まっても自分の部屋、終わっても自分の部屋・・・だ。

オンライン授業、昨日で4回目が終わった。 通勤していないのに、通勤していないから、終わると妙な疲労感が残る。 始まっても自分の部屋、終わっても自分の部屋・・・だ。 1~3回目は、Zoomそのものの操作に戸惑い、あたふたしたが、ようやく慣れてきた。 …

「継承とは、そのまま伝えることではなく、被爆者の証言を聴いてそれを自分はどう思ったか、それを受けて自分はこれから何をしなくてはならないか、何をしたいのか、そこを付け加えて表明することだと、ぼくは考えます」

広島の友人からこの記事を送ってもらった。 豊永恵三郎さんは、在職時、何度か生徒たちに被爆体験を話していただいた方。記事にもあるように、戦後、在日朝鮮・韓国人の在外被爆者問題に取り組んできた方だ。 短い記事だが、広島市の「被爆体験伝承者」養成…

コロナ禍は、介護の現場でも人々にさまざまな影響を与えている。 それは末期医療においても同様で、最後のお別れもできない人たちがたくさんいるという。

コロナ禍は、介護の現場でも人々にさまざまな影響を与えている。 それは末期医療においても同様で、最後のお別れもできない人たちがたくさんいるという。 先日、会津に住む母の従妹が亡くなった。94歳だった。サチさんというとってもきれいな名前の人だった…

強制されなくても掲げ、歌ってしまう人たちが今では多くなっている。 ひとりで自分の「節」だけ守って教員生活を終えたが、それでよかったのかと考える。 善し悪しのことではない。結局、誰も巻き込むことができなかったという忸怩たる思いである。

中曽根元首相の合同葬への弔意や半旗掲揚要請に従った独立法人の元国立大学がいくつかあったようだ。 学問の自由、独立を自ら放棄する行為。 弔意や半旗ではないが、全国の義務制の学校は89年の日の丸・君が代調査以来、こうした文科省ー都道府県教委―地教委…

「注射の上手なクリニック」幻想が崩れた日。

ネットから拝借しました すっきりしない天気が続いている。 今朝の境川、葦の先に大振りのカワセミ発見。 このところ、望遠レンズを抱えた男性が増えている。狙いはカワセミ。 一時は最低気温が16℃ほどにも下がったが、今朝は21℃。半袖のポロシャツでも帰途…

『82年生まれ キム・ジヨン』映画の底流に精神疾患を個人の物語に収れんさせず、韓国社会がもってきた宿痾や社会システムを対比させる意思がはっきりと流れていることに好感。

10月10日はかつて体育の日。56年前に東京オリンピックの開会式が行われた日だ。 いわゆる「晴れ日」である。 毎年わりあい天気がいいのに、今年は台風14号の影響で雨。少し肌寒い日になった。 こんな日は「映画でしょ?」とMさんを誘う。きのうも映画に出か…

そういう人たちが学問の自由を守っているんだ?という皮肉のひとつくらい言ってもいいじゃないか。

あまり熱心には見てないけれど、日本学術会議の問題が続いている。 菅首相は99人分の名簿しか見ておらず、学術会議が出した推薦人名簿を見ずに決裁したというのだ。 首相が任命するのだから、それが首相のところまで上がっていかないというのは、それ以前の…

『一度も撃ってません』正直ストーリーはどうでもいい。役者の演技を楽しんだ。   手練れの役者たちがみな楽しそうに演じている。『きっと、また会える』インド映画の情感たっぷり。

トランプ大統領が、コロナから回復したという。 アメリカでは21万人以上がコロナ禍で亡くなっている。 にもかかわらずトランプは、コロナは怖くない、コロナに負けるな、悪いのは中国だと連呼している。 21万人の死亡という重い現実など彼の耳には入っていか…

年間10億円(日本学術会議)とかひとり250万円の年金(学士院)とか、そんなお金があるのなら、大学教育の底辺で研究もできずに食うや食わずで日銭を稼ぐしかない非常勤講師の生活を支えてほしい。

日本学術会議 自分の部屋で行う2回目の授業、またまたいろいろと不具合発生。 娘のつれあいのA君に再度調整をお願いする。A君様々である。ビールで饗応する。 コロナ禍の影響で、今年は教育実習を終えていない学生が多い。10月から11月にかけて中学、高校…

双方向型授業?を始める。・・・「ああ、疲れた!」というと、Mさんの「お疲れさま」の声、首をかしげてじいっと見上げているライの視線。 早めにウイスキーに手を伸ばしてしまう。「今日だけね」。

9月29日から授業が始まった。在宅での授業である。 Zoomというweb会議用のソフトを使う。「双方向型授業」というのだそうだ。 この3カ月、準備はしてきたが、どうにもいつもと気分が違う。 気が重いのである。 16人もの人間の平面的な顔がディスプレイに映し…

「魅惑のギター&ヴァイオリン』(10月1日フィリアホール)

10月がやってきた。 麻の気温は20度を下回るが、秋冷というにはまだ少し早い。 仲秋の候という時候の挨拶のことばがある。 昨日がその仲秋の名月だった。久しぶりの夜の外出だったから、よく晴れた空にきれいな月を眺めることができた。今夜が満月だとか。…

『ミッドウエイ』公平に、というのではなく、アメリカは追い詰められてぎりぎりの線で日本に対峙し、日本は真珠湾以降の機動部隊の活躍にやや傲慢になっており、杜撰な作戦となったことがしっかりと描かれている。

久しぶりに朝から快晴。気温は20度を下回り、秋らしさを感じさせる空気。 出るときには気がつかなかったが、戻り際に富士山の冠雪に気がつく。 マンションのある場所は少し小高いところにあり、ここからだと富士山が見える。 境川河畔はここから20㍍ほど低く…

映画『はりぼて』社員70名の弱小テレビ局がつくった傑作ドキュメンタリー。

国勢調査の用紙が郵便受けに入っていた。 うちは2人暮らし。 なのに3人分。2015年に亡くなった義母の分だ。 国勢調査は5年に一度。 前回は義母が亡くなって1年も経たない時期。届けは済んでいるから、年金も来ないし、市の健康診断の案内も来ない。 なのに国…

『暗数殺人』すっきりと終わるわけではないが、韓国映画らしくない不思議な静謐さがあって面白かった。ふたりの俳優の好演によるところが大きいと思った。

昨朝も今朝も雨交じりの天気。散歩は傘を持ってでかけた。 昨日は風が強くて傘は差せなかった。雨はほとんど霧雨だったし、帰途には上がっていたので大事には至らず。 今朝はずっと小雨が降っていたから、傘は差しっぱなし。 軽い傘でも3,40分差していると…

『ドラマ×マンガ あとかたの街 ~12歳の少女が見た戦争~』(NHKBSP8月14日放送)「口に出さない」ということは「忘れてしまう」ことではもちろんない。それはいつでも「そこ」にあって、熾火のように静かに燃え続けているものなのかもしれない。 いったん息を吹きかけるように口に出してしまうと、平常な自分が保てないのではないかという焦燥感が突き上げてきて息ができなくなる、そんなものかもしれないと思った。

涼しくなった。 今朝は7時前に散歩に出かけたのだが、短パン・ポロシャツが目についたのか、犬の散歩の近所の人から「寒くないですか」と声をかけられた。 まだ寒いまではいかない。1時間歩いて戻ってくるとうっすら汗をかく。 Mさんは長そでのトレーナーと…

ヒロシマ講座 音楽室に飾られている作曲家の肖像画にはなぜ女性作曲家はいないのか。

9月19日(土) 東京・駒込に竹内良男さんが2016年から主宰している『ヒロシマ 連続講座』に出かける。 田園都市線で渋谷、山手線で駒込。会場は歩いて1,2分のところ。 家を出て1時間半ほど。 ずっとマスクをしている。汗っぽくて鬱陶しい。 電車の中も街の…

まとまらない読書備忘録【読み飛ばしの記録】

【読み飛ばしの記録】 備忘録です。 『アイム・トラベリング・アローン オスロ警察殺人捜査課特別班』(2019年3月単行本2016年/サムエル・ビョルク 中谷有紀子訳/ディスカヴァー文庫/1600円+税)★★★☆ 【ひとこと】 文庫で700㌻超。長さを感じさせない。…

『その手に触れるまで』(ダルデンヌ兄弟)まるで、ドキュメンタリーの画面を見ているような気分で、実はダルデンヌ兄弟の術中にはまってしまっている。その想念はしっかり計算された求心的なテーマ設定に基づいているからだ。  

16日にジャック&ベティで見た二本目。 『その手に触れるまで』(2019年/84分/ベルギー・フランス合作/原題:Le jeune Ahmed(若いアメッド)/監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ=(ダルデンヌ兄弟)/2020年6月12日公開) ダル…

ゆうパックのおじさんが運んでくれる泡盛と素敵な小文で、石垣島とつながっている。

台風15号石垣市登野城で71メートル 八重山で停電7千戸(琉球新報2015年8月23日の記事から) 2か月に一度、琉球泡盛を注文する。 定期的に届くというやつではない。 あゝもうなくなったのか・・・。また注文しなきゃとひとりごとを言うと、ちょうどそれが2か…

映画『いつくしみふかき』・・・いくつものシーンが、意味ありげでありながら何も伝わってこない。だからシーンそのものが陳腐になる。 ありがちな自主製作映画のレベルだと思う。

早朝の天気予報では、朝の湿度が東京で99%と。 7時ごろ、境川河畔に向かう。遊歩道に出た瞬間、川面をわたる風が少し冷たく気持ちがいいのだが、すぐにまとわりつくような湿気が襲ってくる。 きのうNさんに「カワセミ、どうすればみられる?」と訊かれた(…

『許された子どもたち』傑作だと思う。

Mさん制作「マスク入れ」 9月11日の続き。 3本目が始まる前に30分ほどのインターバル。歩いて5分の日高屋。ずいぶん久しぶり。 塩味がやや強い野菜たっぷり湯麵の麺少なめ。スープは残す。 10分前にエントランスに戻る。 整理券、一人ずつ番号を呼ばれ入る。…