2019年8月の記事

ふたりだけの納涼映画会に「糸」を選択。いつだったか孫のR君が4歳のころ、「菅田将暉が好き」というので、菅田将暉はこんな幼児まで引き込んでしまうのかと驚いていたら、菅田将暉は仮面ライダーをやっていたということだった。今では、仮面ライダーが若い男優たちのこの世界での登竜門になっているのだとか。

あるがままのアート展から 真夏の備忘録の続き、あと少し 8月28日(金) 夕方、グランベリーパークシネマで納涼映画会をしようということに。 ふたりでまずグランベリーパークのカット屋さんに行き、それからシネマへ。ちょうどよく予告編他もカット。ぎりぎ…

読み飛ばし読書備忘録⑨ それぞれの「現場」で抑圧してくるものに対して知的に闘っていくための指南書

読み飛ばし読書備忘録⑨ 『呪いの言葉の解き方』(上西充子・晶文社・2019年・1600円+税) 「呪いの言葉」という表現はしてこなかったが、若いころからこれに類するものには幾度もぶち当たってきた。 「お前はこの仕事、自分で選んだのだろう。だったらぐたぐ…

久しぶりの遠出。 名古屋で大内裕和さん、内田良さん、岡崎勝さんと話す。

8月27日 退院して1か月。外出はごくわずか。通院とコンサートが二つほど。逼塞?蟄居?状態。 今日は珍しく遠出。名古屋まで。 岡崎勝さんとつくる予定の「教員の働き方本」の座談会のため。 名古屋駅の新幹線下りホームで行列を見かける。きしめんの立ち食…

読み飛ばし読書備忘録⑧ 山崎洋子『女たちのアンダーグラウンド 戦後横浜の光と闇』『誰にでも、言えなかったことがある 脛に傷持つ生い立ちの記』どちらも不満が残った。

佐野SAの労働争議、まだ続いている。 経営のでたらめさに対して、まっとうに立ち向かい、解雇された管理職のもとに集まった労働者たち。「佐野ラーメンが食べられない!」レベルのメディアに引きずられないで、もし働く彼らと同じ立場だったら、と考えたいな…

読み飛ばし読書備忘録⑦ 『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』(岩竹美加子・新潮新書・2019年)権利とウェルビーイングが基本のフィンランドの学校

昨日。 外出から戻ったときにはエアコンを入れたが、夕方に急に気温が下がったので切った。 そのまま、就寝時もエアコンをつけず扇風機だけで。 朝まで寝苦しくもなく、寝入った。処暑。 読み飛ばし読書備忘録⑦ 『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』(…

フィリアホール、ホワイエでの小さなコンサート。ヴァイオリンとクラリネットの若者二人、なんとも精妙で豊穣な音楽を聴かせてくれた。

23日 午前中から青葉台へ。近所の友人Nさん、クルマを拙宅の駐車スペースにおいて同乗。3人で出かける。Nさんはヴァイオリン弾き。音楽に造詣が深い。ヨーロッパにも頻繁に出かける。元は高校の英語の教員、堪能な英語でホテルからコンサートの予約まで一人…

読み飛ばし読書備忘録⑥ 『蜜蜂と遠雷』(恩田陸・幻冬舎文庫上・下 2019年3版 単行本2016年)私はちょっとおなかいっぱい、の小説だった。

8月22日(木) 早朝に起きだして、エアコンを切り、窓を開ける。 冷たい風が入ってくる。 曇天。 急にやってきた秋の気配。 境川河畔は虫の音だけ。蝉の声は聞こえない。 カモの親子、2羽の子ガモが流されるように親ガモのあとをついていく。 雨もよいだっ…

読み飛ばし読書備忘録⑤ 馬琴、北斎を激しく叱咤する。『眩(くらら)』(朝井まかて)   北斎の娘お栄(応為)が躍動する。

8月21日(水) 少し季節が回ったような。 川風の中にわずかに秋の風の冷涼さが感じられる。 蝉の声と虫の鳴き声が川の中州で拮抗する。 読み飛ばし読書備忘録⑤ 『眩(くらら)』(朝井まかて・新潮文庫・2018年・単行本2016年) 初めての作家。1959年生まれ…

佐野ラーメンとストライキ。消費者ばかりの日本。労働者はどこに?

日々の記憶は飛ぶように流れていってひとつところに留まってくれない。暑さのせいにしたいが、どちらかと云えば老化の影響が大きいようだ。 10日、久しぶりに卒業生のTに連絡。12日が彼の娘いぶきの命日。まる7年になる。存命ならば25歳の誕生日となる。 ま…

自宅静養もそろそろ打ち上げ。自重の秋(とき)の訪れか。

退院してからほとんど外出していない。 自宅静養というのだろうか。外に出るのは朝夕の散歩ぐらい。 暑いせいもあって、よく眠る。 10日、退院後初めての診察。 切り取った患部の病理検査の結果がわかる。 この検査の結果によっては、これからの生活が根本的…

シブコフィーバーの10日間、マスコミはなぜ韓国人選手の「偉業」に触れないのか

先週、暇に飽かせて4日間の全英女子オープンを見通した。深夜の放送だから録画をして早朝に見た。 20歳の渋野日向子の一挙手一投足にギャラリーの視線が集まり、緊張に負けずにのびのびとプレイする姿が、緑の中に際立って映えて、見ていてとっても面白かっ…

入院、手術、退院、自宅療養。そして広島、長崎。幸せな手をもつ市長の不幸せ?

7月22日に、明日から入院、と書いて20日ほどが経った。 手術は予定通り、ではなかった。はじめの目論見では1時間程度のつもりであったが、実際には3時間を要して、予定の鎮静剤の6倍の量を使用したという。想定よりは大きかったが、無事に患部を切除、摘出し…