「あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち」(芸大美術館)ついじっと見てしまう。面白さに惹かれる。作品の存在感に圧倒される。 アタマの中で変換しなくても、カラダが引きこまれる。

夏の備忘録の続き

 

8月21日(金)

2人揃っての電車での外出は、4月以来のことになるだろうか。

上野の芸大美術館へ。

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散歩しているときにも思うことだが、炎天下の屋外でもマスクを外さない人が多い。

混雑とは程遠い上野公園、9割ぐらいの人たちがマスクをしている。

室内や電車の中ではマスクをした方がよいが屋外では外してよい、特に炎天下では熱中症の原因にもなるから、というのがこのところの専門家の見解。同調圧力と言ったら怒られるだろうか。

 

東京文化会館の横を抜けて動物園の東側へ抜けると芸大美術館がある。それほど広くはないが、ここは一風変わった催しが多いような気がする。

 

展示された作品のほとんどが撮影可能となっていたので、いくつかの作品はこのブログでも紹介した。

 

きっかけは、Mさんが見たNHKの番組。

 

ついじっと見てしまう。面白さに惹かれる。作品の存在感に圧倒される。

アタマの中で変換しなくても、カラダが引きこまれる。

一見の価値、十分にあり。ぜひお出かけいただきたい。

 

 8月22日(土)

女子ゴルフの全英オープン。深夜の生中継を録画して早朝に見る。二日目。昨年優勝の渋野日向子が予選落ち。この大会は、毎年コースを変えて開催されるという。今年はスコットランドグラスゴーの南50キロにあるロイヤルトゥルーンゴルフクラブ。リンクスと言われる海沿いの雨、風の激しい、そして気温も低いところ。日本で見ているゴルフとは違うスポーツのよう。自然相手の苦闘を繰り広げる選手たちの表情がとってもいい。無観客のせいかテレビクルーの姿が選手の近くで目立つのが少し気なる。そのおかげで間近に選手の表情が見られるのだが。

3日目まで野村敏京が頑張った。日本人の父と韓国人の母のもとに生まれ、アメリカツアーに参戦しているのだそうだ。じっと耐えるような表情が印象的だった。結果はベテランの上田桃子が6位入賞。経験の差が出たのだそうだ。素人にはよくわからないが、ゲームの面白さは伝わってきた。

予選落ちしても、同じ会場で練習に取り組む渋野の姿が印象的。

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上田桃子(ネットから拝借しました)

8月23日(日)

元同僚の娘のSちゃん(3年生くらいかな?)から手紙をもらう。20日の朝日小中学生新聞の中澤晶子さんの『ワタシゴト』が紹介されている記事の写真で私を見つけたという。Sちゃんは年に一度?家族で拙宅に遊びに来てくれる。Sちゃん、拙宅を気に入っているらしく、手紙に「またあそびにいきたいです」とあった。

「本のかんそうは、わたしは凛子みたいなせいかくだなと思いました」。

8月24日(月)

午後、全学労組の文部科学省との交渉に出席する。

バスに乗りこんでから、周囲の乗客を見てマスクを忘れたことに気が付く。発車5分ほど前、泣く泣く降りて家に戻る。食事中のMさんが「送ろうか」。感謝の上にも感謝。

会場は参議院議員会館。この一等地に無駄に大きい建物。国の威信?なのだろうが…。

会議室も今回は100人以上も入る大きな部屋。密にならないために。

15時20分~14時30分の限られた時間。

ついつい黙っていられず、私も数回発言する。現場にいるわけでもないのだが。

途中、紹介議員の福島溝穂さんが入ってきて発言。さすがに場慣れしており、端的明快に発言。

 

テーマの中心は、この4月から施行された給特法。とりわけ来年3月から導入される可能性のある「教員の変形労働時間制」について。

文科省の回答の一部をTwitterに投稿したものをのせておく。

 

①4項目以外の時間外勤務の36協定締結については、教員の場合、自発性による時間外在校等時間(改正給特法)であるから、36協定締結云々は埒外との回答。

労基法は働き方の最低基準を定めたもの。偏頗な給特法の理屈~労基法上の時間外勤務を「時間外在校等時間」と言い換えた屁理屈は通らない。この問題は法的にも未判断。

都道府県に対し国が変労働時間制の条例制定を強制することはない。当然、市区町村に対する規則制定も同様と回答。

だいたいこのコロナ禍の状況で真面目に条例をつくろうとしている自治体がある?事務作業が進捗しているところがあれば教えてほしい。

③変形労働時間制は選択的導入が原則。その時の条件は改正給特法7条にあるように月45時間年間360時間の「時間外在校等時間」の上限が守られていることが絶対条件との回答。

変形制、まさに画餅の如し。年休完全消化を目指すべし。

 

終了後、築地「辰の字」。いい店だと思う。

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8月25日(火)

朝の散歩の途中。初めてカワセミの親子の姿を見る。

カワセミはまったく躊躇もせずに水中に飛び込み、一瞬の間に大振りの小魚?を口にくわえて出てくる。そうして小さな岩の上で待つ子カワセミにえさを与える。

 

オンライン授業を続けていると、声がどんどん大きくなるという。伝わらない、届かないという思いがそうさせるのだろう。

ネットでヘッドセットを購入。少しは声が大きくなるのを抑えられるという。

 

8月26日(水)

次女、つれあいのA君、孫のH君が午前中から来てくれる。私が頼んできてもらった。

パソコン音痴の私にZOOMの操作を教えてもらうためだ。A君は高校で春からオンライン授業を経験している。パソコンにも熟達している。

早速の模擬授業。習志野の娘にも入ってもらい、Mさん、長女、次女、A君、そして私のスマホを使って模擬授業。

とにかく隔靴掻痒の感、甚だしい。