2023-01-01から1年間の記事一覧

外出三昧

8月2日。 次女が明日、東北に出張、夫のAさんは、午前中に部活の指導があるということで、2人の子供の面倒を見ることに。今夜は4人で泊まる。 8月3日 孫の面倒見はMさんが主導。私はいつも通り食事担当。 夕方、長らく延期になってきた打ち合わせのために新…

映画備忘録4編。

映画備忘録、簡単に。 ① 「アルマゲドンタイム ある日々の肖像』2022年/115分/アメリカ/原題:Armageddon Time /監督・脚本:ジェームズ・グレイ/出演:アンソニー・ホプキンスン・ハサウエイ ジェレミー・ストロング ほか/日本公開:2023年5月23日) 不…

70歳になった。

7月も下旬、いつの間にか。テレビのニュースは各地でどれだけ気温が上昇したかを競って報道している。日替わりの最高気温計測地。温度の高さを売り物にしている熊谷市など、気が気でないのではないか。私まで、熊谷の名前が出ると「よかったな」なんて。 茹…

神奈川県の高校野球が終わった。お達者倶楽部の宴会に出席。

あと2つは勝ちますとメールをくれた横浜商業S監督。 21日、準々決勝。日大藤沢戦が1つめだ。テレビ観戦。 効率の良い点の取り方で危なげなく、勝つ。 テレビに映るSさんのベンチでの立ち姿には余裕を感じる。 この日のメールの返信には「あと2つ勝って甲…

炎天下の試合とゲリラ豪雨。梅雨はまだ明けないけれど・・・。

梅雨明けもしないのに連日の猛暑。 18日(火)、川崎等々力球場へ。神奈川県高校野球観戦。予想気温37度。 友人のTさんと武蔵小杉駅待ち合わせ。去年はすんなり会えたのに何故か互いのいる場所がよくわからず、合流するのに10分ほどかかる。 ゲームは12時30…

オトナのひろしま修学旅行2023』感想集⑤ 過去と現在をいかにつなぐか? 「棄民国家」に向き合う。

2週間ほど前、カルガモの母鳥に連れられた4羽の子がもを見た。体長10cmにも満たない子がもたちが、母鳥のあとをついてチョロチョロと水面を渡っていった。 Mさん、毎日のように「今日はいないねえ」と気にして探していた。カワセミを見つける確率よりも4羽…

『夢の家』(魚住洋子)

魚住陽子『夢の家』を読んだ。短編集。作者は昨年亡くなっていて、遺作集のようだ。 芥川賞の候補に2度上がっているが、生前、それほど注目はされなかった作家。もちろ ん私も知らなかった。 どの作品も、濃密な死の気配が漂うが、言葉の紡ぎ方が素晴らしく…

『波紋』イメージとしての水・・・浄化、汚染、津波、冷却・・・。

7月も半ば。 今朝、鶴瀬橋の袂の岩に小ぶりのカワセミを見かける。カメラマンの宮本さんによると、この近くにカワセミの巣があるのだという。 今、子育ての時期で、餌を取ってはせっせと巣に運んでいるという話。でも、巣がどこなのかわからない。 川の中に…

オトナのひろしま修学旅行2023』感想集④ 「平和」という口当たりのいい言葉を、酷く無残に殺された人たちの上に被せた広島を垣間見た。

被覆支廠・・・ 軍人とうさぎという対照に戦争の恐ろしさを見ました 横浜・80代 ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわ…

『オトナのひろしま修学旅行2023』感想集③ 何をなすべきか?次の世代に何をどう伝えられるか?

庭で使う巻き取り式のホースがダメになったとMさん。 ホームセンターはあちこちあるが、それではと東林間のユニディへ。 ユニディには「単品」では行かない。 駐車場にクルマを停めて、買い物の前に歩いて3分の「蕎澤」へ。 前回はフラれたので、今回は営業…

『オトナのひろしま修学旅行2023』感想集② 『ワタシゴト』(中澤晶子)第三集にて完結!

『いつものところで ワタシゴト 14歳のひろしま・3』(汐文社・税込1,760円) オトナのひろしま修学旅行のほぼ全行程にわたって同道、案内をしてくださった中澤晶子さんの新刊が出た。「ワタシゴト」シリーズの完結編である。20年以上にわたる著者と横浜の…

『オトナのひろしま修学旅行2023』感想集①

昨日、境川でアブラゼミの初啼きを聴いたことを書き忘れた。連日の猛暑、梅雨も盛りを過ぎたのだろう。 アオダイショウの長さは書いたが、胴回りを書くのを忘れた。いちばん太いところが、五百円玉の直径を二回りほど大きくしたくらい。なかなか立派なものだ…

『TAR ター』頂点を極めた者の落魄の物語。常人では考えられない音に対する敏感さを、映像は信じられないほどの丁寧さで撮り続けているが、それがそのままターの精神世界の異様さを表している。壊れていくターの精神のひだのひとつ一つを見事に捉えた稀有な映画。

毎日、スッキリしない日が続いている。夜中に降って明け方は上がっていることが多いのは助かるのだが、梅雨時だけになかなか安定しない。 境川の水辺の鳥たちは、天気に関わらず元気に飛び回っている。 カワセミの動きが激しい。オスが餌を咥えて低空を飛ん…

オトナのひろしま修学旅行⑦ 豊永惠三郎さんのお話とサゴリ訪問。

オトナのひろしま修学旅行、最終日である。 本日の集合時間は、9時50分。疲れも出てくる3日目。荷物の整理などにも時間がかかる。程よく遅い集合時間。 そうはいっても、昨日のことがあるから9時過ぎにはホテルを出る。 天気は上々。気温がぐんぐん上昇中。…

オトナのひろしま修学旅行⑥ 2日目後半。袋町小平和資料館から縮景園前へ。

2日目(6月14日)、午後。 植田さんをお送りするタクシーの手配。うろうろしてると、中澤さんが「私がいつも使っているところ、呼んであげる」。 まさにおんぶにだっこ。 植田さんをお送りして、次の予定の縮景園までは、少し時間の余裕がある。 私が勝手…

東京、三ノ輪で「人間と発達を考える会」に出席。

7月2日。東京、台東区。日比谷線三ノ輪。 『飢餓陣営』の佐藤幹夫さんが主宰する「人間と発達を考える会」のため、遠征。 三ノ輪駅で佐藤さんと待ち合わせをしたのだが、全く見知らぬ男性から「赤田さんですか?」と声をかけられる。 今日の会に参加をする方…

映画『渇水』ずいぶんとわかりやすい映画にしてしまった、ちょっと残念。

映画備忘録 6月9日 グランベリーパークシネマ 『渇水』(2023年/日本/100分/原作:河林満 脚本:及川章太郎 監督:高橋正弥/出演:生田斗真 門脇麦 磯村勇斗/公開:2023年6月2日) 「凶悪」「孤狼の血」などを送り出してきた白石和彌監督が初プロデュースを…

『オトナのひろしま修学旅行』⑤ 植田䂓子さんのお話。

被服支廠の見学を終え、ほぼ団体行動で進徳女子高前のバス停出汐町へ。 大型トラックの往来が多く、埃っぽい。 ここから紙屋町方面に向かう。朝、私たちが乗って来た経路を逆に進むということだ。バスが来たら先に行ってくださいと言って、コンビニのトイレ…

『日曜の夜ぐらいは・・・』(テレビ朝日)、7月2日が最終回。すごく沁みるいいドラマだよ。

梅雨はまだ明けないが、30度をゆうに超す日が続いている。 日差しは朝からかなり強い。夜中、雨が降ったはずなのに、境川の水量はかなり減っている。中洲の岩の上でそこそこ大きなスッポンが乾いた甲羅を見せていた。 昨日、録画しておいた『やさしい猫』…

『オトナのひろしま修学旅行2023』④ 旧陸軍被服支廠を見る

昨夜は、有志の2次会があった。 6人で近くの焼き鳥屋へ。ほぼ70代の高齢男性グループ。 30代の藤原さんが15分ほど遅れて入店。 「6人グループなんですけど・・・」と若い女性スタッフに声をかける。 確かに奥の方で賑やかに酒を酌み交わす6人がいるには…

『高速道路家族』韓国社会の矛盾を描く。ラ・ミランの演技が素晴らしい。子役二人も。

映画備忘録。6月6日 kiki 『高速道路家族』(2022年/韓国/128分/脚本・監督:イ・サンムン/出演:チョン・イル ラ・ミラン/日本公開2023年4月21日) ホームレス一家と裕福な夫婦の偶然の出会いが思わぬ事件を引き起こす様子を描いた韓国発のスリラー映画…

オトナのひろしま修学旅行③ 中澤晶子さんのガイドでツアーが始まる。

12時30分をすぎると、三々五々、参加者が集まってくる。 ガイド役をお願いしてある児童文学作家の中澤晶子さんが見える。何人か見知った人たちに挨拶している。お昼がまだのようだ。「ご飯、食べさせて」とベンチでランチ。 富山の塚原さん、キャリーバッグ…

『銀河鉄道の父』父と賢治でなく、役所広司と菅田将暉。退屈な映画だった。

映画備忘録。6月6日(火)。本厚木kiki 『銀河鉄道の父』(2023年/日本/128分/原作:門井慶喜/脚本:坂口理子/監督:成島出 /出演:役所広司 菅田将暉/2023年5月5日公開) 2年ほど前に門井慶喜の原作読んだ。素晴らしかった。今までにない賢治像がほの見え…

『オトナのひろしま修学旅行2023』② 真夏のような天気、いよいよツアーが始まる。

全日空クラウンプラザホテルは平和大通りに面している。 最寄りの電停は「袋町」。 電車通りの向こう側にNHK広島放送局。こちら側が白神社(しらかみしゃ)という神社。その隣がホテルになる。 白神社は、反対隣の三井ガーデンホテルも含めた、この一角全体…

今年は『桃太郎!』(東直子)あおば子どもミュージカル第13回公演を見に行く。

広島に出かける前の備忘録。 6月11日(日)あおば子どもミュージカル第13回公演『桃太郎』。 近所に住む、Mさんの友人のIさんの娘さん、Uさんが去年に続いて出演する。二人で出かけた。 市が尾駅に降りるのはいつ以来だろう。記憶がないくらい久しぶり。去…

『オトナのひろしま修学旅行2023』① お好み焼きKAJISANで敏子さんのお話を伺う。

旅の備忘録。 6月12日〜15日、広島滞在。 昨年は季節の良い5月に、やはり4日間滞在したのだが、今年はG7サミットがあり、近づける状況ではなかった。 全国から警察官が配備され、蟻の這い出る隙もなかったという。 平和公園近くの、あるいは平和公園からか…

『怪物』怪物が怪物でなくなったところにいる怪物とはなんだ?

映画備忘録。 先週、3泊4日で広島に行っていたのだが、その前の週に映画を4本見ている。それとミュージカルを一つ。いつものことだが、書いておかないと忘れてしまう。 6月5日 グランベリーシネマ。 『怪物』(2023年/日本/125分/脚本:坂元裕二/監督:…

なんでも食べるカワウ、ナマズを咥える

途中退場の映画のことを書いてから、もう11日が過ぎた。 テレビのニュースは、各地の真夏日を報じているが、今日は平年並みだろうか、部屋にいても汗ばむこともなく、快適に近い。 火曜日なので「旗持ち」をしてから散歩。 長いレンズをつけたカメラを持って…

『世界のおわりから』私は坐って見ているのが辛かった。

映画備忘録 途中退場の映画。 『世界の終わりから』(2023年/日本/135分/原作・脚本・監督:紀里谷和明/出演: 伊藤蒼 夏木マリ ほか/公開2023年4月7日) 映画は作り物だけど、これだけ中味薄かつ冗長な映画はなかなかないと思った。坐っているのが辛くて…

『トリとロキタ』・・・この演出力は法外すぎる。今のところ今年1番の作品。

映画備忘録。 本を読んでも映画を見ても、すぐに中身を忘れる。タイトルを見ても、あらすじすら思い出せないことがある。それでも、読む、見るという意欲はまだある。読んでいる時、見ている時は、そこそこ愉しいのだ。 でも、我慢できずにほおりだす、席を…