炎天下の試合とゲリラ豪雨。梅雨はまだ明けないけれど・・・。

梅雨明けもしないのに連日の猛暑。

18日(火)、川崎等々力球場へ。神奈川県高校野球観戦。予想気温37度。

友人のTさんと武蔵小杉駅待ち合わせ。去年はすんなり会えたのに何故か互いのいる場所がよくわからず、合流するのに10分ほどかかる。

ゲームは12時30分開始予定の舞岡高校対横浜商業。

タクシーに乗り、12時には球場に到着。しかし前の試合が延長。第2試合の開始は13時35分。観客席の椅子は、加熱状態。熱くて坐れない。冷やしたタオルを敷いてようやく。

 

出がけに、すれ違った近所の方に「どちらへ?」と聞かれ、実は・・・と答えると、ええー?と呆れられた。この猛暑の中を、老人が何を好んで炎天下の高校野球を見に行くのかということだ。

 

横浜商業の監督は元同僚のSさん。2003年ごろ、Sさんが監督、Tさんがコーチを務める中学の野球部。この夏、私はユーレイ顧問だったのだが、二人と一緒に県大会に進出したチームと共に行動した。横浜には中学が150校近くあって、神奈川県大会に出場するのはけっこう大変なこと。あの年は、確か準優勝。トーナメントを5回ほど勝ち続けた。

その後、Sさんは市立高校へ異動。2校目で今の横浜商業へ。一旦は若い人に監督を譲ったようだが、諸事情で復帰。3年目になる。

 

試合は9−0の7回コールドゲーム。2時間足らず。13安打の圧倒的な打力でベスト8進出を決めた。帽子に日傘、凍らせたペットボトル2本、それに水筒など万全の準備をして行ったため、祝勝のビールまでつつがなく。

 

ゲームの前日、Sさんに激励のメールを送ると「あと二つは勝ちますから」との返信があった。今まで3つ勝っているのに、あと2つも勝つというのだ。

しかし、今日あっさり勝ってしまったので約束通り1つはクリアしたことに。

2つ勝つ、つまり次も勝つということはベスト4に進出するということだ。

報道によれば横浜商業のベスト4進出は25年ぶりだとか。かつて強かった時代があったが、最近は県内強豪私立高校の前に太刀打ちできてこなかった。

ところが、Sさん、はっきりと「2つ勝つ」と。

 

20日、21日の2日間、横浜スタジアムで準々決勝が2試合ずつ行われる。

Tさんと「21日、どうする?」とビールを飲みながら相談。

あの暑さじゃねえ、21日はTV放送もあるし・・・とTさん。高齢を顧みず炎天下に出かける夫に向けられる家庭内の冷たい視線を考えると渡りに船。TVで応援することに。

 

20日は、慶應東海大相模が、21日の第1試合は横浜がそれぞれベスト4に進んだ。どれも名のしれた甲子園常連校。

最後の準々決勝が日大藤沢と横浜商業。

 

さっき、試合が終わった。3−2で横浜商業の勝ち。最後までしびれる試合だった。互いにエラーが少なく、締まったゲーム。横浜商業は安打数は圧倒していたが、点数には結び付かず。日大藤沢の守備力にわずかに綻びが出たところが、僅差の勝利につながった。

 

24日が準決勝2試合。26日に決勝。以前と比べ連日ゲームが続くということはないようだ。横浜商業の相手は強豪横浜高校。どこまで食いついていけるか。またTV観戦だが、楽しみだ。

  

 

 

20日千葉地裁松戸支部で行われる吉田晃さんの学習サポート裁判(正式な名称は「組合活動歴嫌悪による学習サポーター不採用損害賠償請求事件」)を傍聴するため、出かける。

13時ごろに大雨が来るらしいというMさんの情報により、13時15分発のバスなのに13時にはバス停に到着。傘は持ったが、うまくいけば雨にあたらずこのままバスで駅に行き、地下鉄を乗り継いで、松戸に着く頃には雨が上がっているだろうという算段。

 
バス停に早く着いたまではよかったが、そこで予報通り降り出した雨。バケツをひっくり返したような勢いに強風が混じる。バス停近くのメゾンAのドームの中に退避しているバス待ちの人に入るも、傘をさしていても雨が吹き込んできてズボンの後ろがかなり濡れる。
と、脇にいた小柄な高齢の女性、
瀬谷駅にいきたいんですがバス停はどこですか?」
「バス停はここですが、瀬谷行きは夕方までありませんよ」
というと困惑した顔。瀬谷駅に行くなら、この雨だし電車を乗り継いだほうがいいかもと、ここからバスで南町田まで行き、田都線で中央林間、小田急に乗り換えて大和、相鉄線に乗り換えて瀬谷という行き方もありますよ、とアドバイス
女性、一言「わからない」の返事。
最終の目的地は?と聞くと鶴ヶ峰。「それなら、少し離れたバス停から直通があります。時間を調べてみますね」とスマホで調べて伝え、「バス停は信号を一つ越えたところ、あっちですよ」と送り出す。
風雨は強まるばかり。土砂降りの中を女性は小さくなって歩いていく。道路は川のようになって凄まじい勢いで水が流れている。
自分の乗るバスも来ない。何気なくスマホを見直すと女性に伝えた時間が別のバス停の時間であることに気づく。失敗。知らん顔をするわけにはいかない。
女性の後を追いかける。あいにく信号は赤。容赦なく叩きつける雨に全身ずぶ濡れ。
バス停の前の女性を見つけ、時間が違っていたことと正しい時間を伝える。最初の時間より少し待つが、必ず来ますからと伝えてまた自分のバスが出るバス停に戻る。
傘は役に立たない、足首まで水に浸かっている。バスが来てもこれでは・・・と思った時に目の前を通り過ぎていくバス。
 
今日は諦めることに。
着替えて出直しても、集合時間には間に合わない。弁論自体は長くても30分。時間に間に合わなければ意味がない。
 
メールの連絡を終えて、外を見ると雨は止んでいる。
一瞬のゲリラ豪雨に祟られた午後。ゲリラ豪雨の「雨柱」をiPhoneで激写 「滝だ」「神がかった写真 ...
写真はネットから拝借しました