なんでも食べるカワウ、ナマズを咥える

途中退場の映画のことを書いてから、もう11日が過ぎた。

テレビのニュースは、各地の真夏日を報じているが、今日は平年並みだろうか、部屋にいても汗ばむこともなく、快適に近い。

火曜日なので「旗持ち」をしてから散歩。

長いレンズをつけたカメラを持って歩く宮本さんに会う。おもむろに手提げの中からA4版の額を取り出して「あげる」と一言。

写真が2枚入っていて、1枚は先日見せてもらったカワウがナマズを咥えている。咥えているように見えるが、下の嘴がナマズの口の中を貫通している。カワウの強い食欲がよく現れている1枚。背景の水が鮮やかに輝いていて美しい。

もう1枚は、カワセミナマズの子どもを咥えている。

2枚の対照的な写真。

宮本さんには教えてもらうことが多い。

この間は、「あっこに大きなすっぽんがいたよ」。

かめとすっぽんの生息、カワセミのえさ、巣・・・境川に住む水棲動物について博識。

 

その次の日、20cm大のミドリガメと並んでいる30cm近いすっぽんを見つける。

宮本さんの話を聞かなかったら、2匹ともカメに見えていただろう。

よくよく見れば、顔も違うし、脚ひれも違う。

あれだけの大きさのすっぽんなら、お店ならかなり高いだろうねなどと、つまらぬことを言い交わす夫婦。

すっぽんを食べたのは前にも後にもたった一度きり。40年ほども前のこと。生き血を飲むところから鍋までのコース料理、かなり美味だったことは覚えている。自分で払ったわけではないが、かなり高かったことも。