『アイネクライネナハトムジーク』(2019年製作/119分/日本/監督:今泉力哉/原作:井坂幸太郎/脚本:鈴木謙一/出演:三浦春馬 多部未華子 矢本悠馬/2019年9月公開/Amazonプライムビデオレンタル100円)

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写真はネットから拝借しました


関東地方、梅雨入りだとか。

朝、静かに微雨。傘をさして散歩。気温、昨日より低く気持ちがいい。

帰途、カワセミの声、何度も聞くが姿は見えず。鶴瀬橋際で岩にとまっているのを見かける。

カワウ、ちょうど朝飯の時間か。潜って潜って潜って、結構な時間潜って顔を出したそのくちばしには、激しく動く銀鱗が光る。おおきめの魚を餌とする。

カワウは魚を捕獲するときには1分ももぐることがあるという。驚くのはその深さ。水深10㍍の深さまで潜ることがあるらしい。。そんな深い川はそうそうないが。一日に食べる量は魚500グラム。ある程度の深さにまで潜って大きな魚を捕獲しないといけないようだ。ブラックバスなど大型の魚を食べてしまうためカワウの食害が問題となることもあるようだ。

 

お昼のニュースで、濱口竜介監督の『偶然と想像』という映画がベルリン映画祭の銀熊賞(審査員大賞)を受賞との報道。熱心なファンというわけではないが、『寝ても覚めても』(2018年)が印象に残っている。賞をとる作品がすべてすぐれた作品というわけではないが『偶然と想像』楽しみだ。『スパイの妻』のようにがっかりはしたくないものだ。

 

昨日、自宅で

アイネクライネナハトムジーク』(2019年製作/119分/日本/監督:今泉力哉/原作:井坂幸太郎/脚本:鈴木謙一/出演:三浦春馬 多部未華子 矢本悠馬/2019年9月公開/Amazonプライムビデオレンタル100円)

 をみた。見逃していた映画。

三浦春馬という役者の独特の空気が映画の雰囲気をつくっている。仙台の街を舞台にした伊坂幸太郎原作の映画化だが、今泉監督の作風がよく伝わってくる。ただ「ご当地っぽさ」と「つくりもの」感が残っていて、時間と人物のさまざまなつながりが少しわざとらしく感じた。『街の上で』には不思議なことに下北沢の「ご当地っぽさ」は感じられなかった。物語としての凝縮感がやや薄いと感じた。『街の上で』の習作的な印象。ここから『街の上で』までは大変な飛躍があるように思えた。の三浦以外には、恒松祐里という女優の演技が印象に残った。