『オトナのひろしま修学旅行』⑤ 植田䂓子さんのお話。

被服支廠の見学を終え、ほぼ団体行動で進徳女子高前のバス停出汐町へ。 大型トラックの往来が多く、埃っぽい。 ここから紙屋町方面に向かう。朝、私たちが乗って来た経路を逆に進むということだ。バスが来たら先に行ってくださいと言って、コンビニのトイレ…

『日曜の夜ぐらいは・・・』(テレビ朝日)、7月2日が最終回。すごく沁みるいいドラマだよ。

梅雨はまだ明けないが、30度をゆうに超す日が続いている。 日差しは朝からかなり強い。夜中、雨が降ったはずなのに、境川の水量はかなり減っている。中洲の岩の上でそこそこ大きなスッポンが乾いた甲羅を見せていた。 昨日、録画しておいた『やさしい猫』…

『オトナのひろしま修学旅行2023』④ 旧陸軍被服支廠を見る

昨夜は、有志の2次会があった。 6人で近くの焼き鳥屋へ。ほぼ70代の高齢男性グループ。 30代の藤原さんが15分ほど遅れて入店。 「6人グループなんですけど・・・」と若い女性スタッフに声をかける。 確かに奥の方で賑やかに酒を酌み交わす6人がいるには…

『高速道路家族』韓国社会の矛盾を描く。ラ・ミランの演技が素晴らしい。子役二人も。

映画備忘録。6月6日 kiki 『高速道路家族』(2022年/韓国/128分/脚本・監督:イ・サンムン/出演:チョン・イル ラ・ミラン/日本公開2023年4月21日) ホームレス一家と裕福な夫婦の偶然の出会いが思わぬ事件を引き起こす様子を描いた韓国発のスリラー映画…

オトナのひろしま修学旅行③ 中澤晶子さんのガイドでツアーが始まる。

12時30分をすぎると、三々五々、参加者が集まってくる。 ガイド役をお願いしてある児童文学作家の中澤晶子さんが見える。何人か見知った人たちに挨拶している。お昼がまだのようだ。「ご飯、食べさせて」とベンチでランチ。 富山の塚原さん、キャリーバッグ…

『銀河鉄道の父』父と賢治でなく、役所広司と菅田将暉。退屈な映画だった。

映画備忘録。6月6日(火)。本厚木kiki 『銀河鉄道の父』(2023年/日本/128分/原作:門井慶喜/脚本:坂口理子/監督:成島出 /出演:役所広司 菅田将暉/2023年5月5日公開) 2年ほど前に門井慶喜の原作読んだ。素晴らしかった。今までにない賢治像がほの見え…

『オトナのひろしま修学旅行2023』② 真夏のような天気、いよいよツアーが始まる。

全日空クラウンプラザホテルは平和大通りに面している。 最寄りの電停は「袋町」。 電車通りの向こう側にNHK広島放送局。こちら側が白神社(しらかみしゃ)という神社。その隣がホテルになる。 白神社は、反対隣の三井ガーデンホテルも含めた、この一角全体…

今年は『桃太郎!』(東直子)あおば子どもミュージカル第13回公演を見に行く。

広島に出かける前の備忘録。 6月11日(日)あおば子どもミュージカル第13回公演『桃太郎』。 近所に住む、Mさんの友人のIさんの娘さん、Uさんが去年に続いて出演する。二人で出かけた。 市が尾駅に降りるのはいつ以来だろう。記憶がないくらい久しぶり。去…

『オトナのひろしま修学旅行2023』① お好み焼きKAJISANで敏子さんのお話を伺う。

旅の備忘録。 6月12日〜15日、広島滞在。 昨年は季節の良い5月に、やはり4日間滞在したのだが、今年はG7サミットがあり、近づける状況ではなかった。 全国から警察官が配備され、蟻の這い出る隙もなかったという。 平和公園近くの、あるいは平和公園からか…

『怪物』怪物が怪物でなくなったところにいる怪物とはなんだ?

映画備忘録。 先週、3泊4日で広島に行っていたのだが、その前の週に映画を4本見ている。それとミュージカルを一つ。いつものことだが、書いておかないと忘れてしまう。 6月5日 グランベリーシネマ。 『怪物』(2023年/日本/125分/脚本:坂元裕二/監督:…

なんでも食べるカワウ、ナマズを咥える

途中退場の映画のことを書いてから、もう11日が過ぎた。 テレビのニュースは、各地の真夏日を報じているが、今日は平年並みだろうか、部屋にいても汗ばむこともなく、快適に近い。 火曜日なので「旗持ち」をしてから散歩。 長いレンズをつけたカメラを持って…

『世界のおわりから』私は坐って見ているのが辛かった。

映画備忘録 途中退場の映画。 『世界の終わりから』(2023年/日本/135分/原作・脚本・監督:紀里谷和明/出演: 伊藤蒼 夏木マリ ほか/公開2023年4月7日) 映画は作り物だけど、これだけ中味薄かつ冗長な映画はなかなかないと思った。坐っているのが辛くて…

『トリとロキタ』・・・この演出力は法外すぎる。今のところ今年1番の作品。

映画備忘録。 本を読んでも映画を見ても、すぐに中身を忘れる。タイトルを見ても、あらすじすら思い出せないことがある。それでも、読む、見るという意欲はまだある。読んでいる時、見ている時は、そこそこ愉しいのだ。 でも、我慢できずにほおりだす、席を…

葬儀

Y君の母親Mさんの葬儀に妻と出席した。 葬儀への参列は今年2度目。小浜逸郎さんの葬儀は4月の初めだった。 喪服は夏用のものになる。これを着るのは3年ぶり。ほつれや汚れはないかと点検する。 式場は、クルマで15分ほどの横浜市の北部斎場。森と畑の間に造…

港をうたった歌5曲、るるるサロンに久しぶりに。

いろいろと立て込んでいて1月から休んでいた「るるるサロン」、4ヶ月ぶりに二人で出かける。 約1時間、16曲を歌う。 先週の月曜は、声楽の先生の伴奏でMさんと2人で1時間半歌い続ける「やさしいコーラス」。楽譜を読みながら初めての曲を歌うため、終わり…

祥泉院で寺コン、媚びないプログラミングが魅力的。

1週間が経ってしまった。 先週の日曜日のコンサートについて記しておく。 お寺でコンサートをしてみたいという話を、松本さんらから聞いたのは今年の冬のこと。 コンサートのあと、スタバでかつての同僚のAさんと私たちに相談があった。 「人が集まる場所」…

『ロストケア』人間を描く深さに欠ける。

映画備忘 『ロストケア』(2023年/日本/114分/原作:葉真中顕/脚本:龍居由佳里/監督:前田哲/公開2023年3月24日) 松山ケンイチと長澤まさみが初共演を果たし、連続殺人犯として逮捕された介護士と検事の対峙を描いた社会派サスペンス。ある早朝、民家…

訃報

昨日、前橋の兄のところから戻って荷物の片付けをしていたら、電話が鳴った。訃報だった。卒業生Y君の母親Mさんが未明に亡くなったという。 連絡はY君の妹のTさんから。 Mさんは、ここからほど近い老人施設に入所していた。長い間間質性肺炎という重い病気と…

雨中の旗持ち、カワセミの狩り

25〜6℃の日が続いたらと思ったら、今朝は14℃台。3から4mほどの風と冷たい雨。 今年から始めた登校見守り、週1度の横断歩道の旗持ちも、真新しい黄色い旗が雨でびっしょり濡れてしまった。 学区の小学校、上瀬谷小学校の校外委員をしている方の一人がMさん…

『オオカミ狩り』裏のストーリーが荒唐無稽すぎる。

今年初めて半袖Tシャツでの散歩。ベストは着ているが日差しは朝からかなり強い。 帰り際、畑の隅のミモザの木に3羽のワカケホンセイインコ(輪掛本青インコ)。首の輪は確認できなかったからメスだったのかもしれない。鮮やかな黄緑色、嘴はインコそのもの…

10数年ぶりの川崎競馬場、K君と28年ぶりに会う。

5月17日、川崎駅から京急大師線のひと駅目、港町駅で降りる。この駅、読み方は「みなとちょう」。改札を出たところに美空ひばりの「港町十三番地」の歌碑がある。ウィキペディアによると ひばりが生前好んで歌ったマドロス曲の一つであり、ひばりの故郷であ…

四季の森公園・旭ベーカリー・『ハマのドン』

不順な天候が続いていたが、ようやく五月晴れが続くようになった。 たまには森林浴でもと、緑区の四季の森公園へ行くことに。 連休中にも一度試みた。市内は空いているだろうという予想は外れ、保土ケ谷バイパス上川井出口がズーラシアへ向かうクルマで大渋…

室内楽の魅力 名手たちの饗宴 5月9日 フィリアホール

5月9日(火) フィリアホールで愉音の第26回 Let’s come together!「室内楽の魅力 名手たちの饗宴」を聴く。 一週間前だが、音は鮮烈に残っている。これほどの名手たちの演奏、空席がもったいない。 前半最初の曲。梯 剛之のピアノで F.シューベルト 即興曲D…

映画備忘録①オマージュ ②エブエブ ③逆転のトライアングル ④Winny

映画備忘録。 今回も簡便に。 ① 『オマージュ』(2021年/韓国/108分/脚本・監督:シン・スオン/出演:イ・ジョ ンウン・クォン・ヘヒョほか/日本公開2023年3月10日) 達者な演技のイ・ジョンウンにホン・サンスの映画によく出てくるクォン・ヘヒョ。あま…

山菜の話

山菜の季節。 本厚木に月に1、2度映画を見に行く。3スクリーンが魅力だからだ。 映画館のあるビルの地下に「あつまる」という自然食品のショップがある。厚木まるごとという意味での命名のようだが、並んでいる品物は必ずしも厚木のものばかりというわけ…

「ひろしまの満月」(中澤晶子・著・ささめやゆき・絵 小峰書店)が、産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。

今日、こどもの日。 午前中から買い物に出かけた。夏物のスラックスとシャツを買った。初夏である。外の気温は26℃。湿気の少ない風が窓から入ってくる。 運転はもちろんMさん、車中、ニッポン放送の「久間田琳加のよみきかせのせかい」という番組が流れてい…

『ケイコ、目を澄ませて』『デリシュ』『小さき麦の花少女は卒業しない』『茶飲友達』『赦し』『未来は裏切りの彼方に』『妖怪の孫』

1月に『週末の探偵』のことを書いて以来、映画のことを書いていなかった。 タイトルとひとことだけでも書いておこう。 2月20日(月) 『ケイコ、目を澄ませて』(日本/2022年/99分/原案:小笠原恵子/監督・脚本:三宅唱/出演:岸井ゆきの 三浦友和 公開202…

4月も終わり。「ハイクで俳句」は中止に。教員実態調査「いまだブラック」、『空気を読まない「がっこう」悩みごと相談』本日発売。

気がついてはいたけど、4月も晦日、つごもり。時間の過ぎるのがはやい。 今月2回目のブログ。 気温は21℃。季節は廻っている。 朝から雨と風。 今日は、幼児とその親に俳句をつくってもらうというイベント「ハイクで俳句」の日。 残念ながら荒天のため中止に…

佐々木賢さん、小浜逸郎さん、芹沢俊介さん、逝く。

散歩の途中、藤の花が咲き始めたのを見つけた。たった一軒の家で。 うちの小さな庭ではコデマリがけっこう派手に咲き、梅の木がたくさんの実をつけている。 毎年、実がついてもせいぜいが10数個だったのが、13年目についに梅の木らしく。 3月に佐々木賢さん…

三月は去る?四月は尻逃げというそうだ。

3月が終わる。 一月は往ぬる二月は逃げる三月は去る、と言うそうだが、たしかに。 あんなに夜が明けるのが遅かったはずなのに、気がつけば5時半過ぎには外は明るくなっている。春分の日を過ぎたのだから当たり前のことなのだが。 カラッと晴れない。晴れが続…