三月は去る?四月は尻逃げというそうだ。

3月が終わる。

一月は往ぬる二月は逃げる三月は去る、と言うそうだが、たしかに。

あんなに夜が明けるのが遅かったはずなのに、気がつけば5時半過ぎには外は明るくなっている。春分の日を過ぎたのだから当たり前のことなのだが。

 

カラッと晴れない。晴れが続かない。桜が咲き始めてから冷え込みが続く。今朝も寒かった。

 

午前中、二人で恩田川の桜を見てきた。

近くのクリエイト、飲み物を買って30分ほど駐車させてもらう。

ここは毎年のように来ているが、今年もよかった。

恩田川の流れにむかって枝垂れ桜のように枝が伸びていて、なんとも艶があってあでやか。それが数百メートル続く。今日はカワセミも目撃。境川で見るカワセミより大ぶりに見えた。

JRの成瀬駅から歩けば10分ほどだろうか。名所といっていい。

そのまま、久しぶりに東林間の蕎澤(きょうたく)へ。2年ぶり。コロナで閉めていることも多く、フラれることもあった。夫婦二人でやっている味な名店。

他人(ひと)に教えたくないお店。

今日のそば粉は会津産。佐賀の銘酒七田(しちだ)のぬる燗。豆腐を使ったいくつかの小鉢がどれもこれもうまい。だし巻き卵も絶品。わさびは本わさび。蕎麦堪能。

奥さんとひとしきり桜の話をするが、中身は2年前と同じ。

月に一度くらいは来たいもの。

写真

しゃもじをもってウクライナへ行った宰相。

こんな人を国のアタマにもつ自分がはずかしい。

WBCの応援に行ったのか?

戦争の応援に行ったんだよね。ウクライナの応援に。

NATOの一員のような顔をして。

日本はそういう国ではなかったはず。どっちの立場にも立たないのがぎりぎり日本の立っているところだったはず。

それが、広島サミットを意識すらあまりしゃもじ。

あちこちに出かけ「うちにきてよね」と声をかけて回る。

それなのに、退任する中国の大使の挨拶は拒否する。

喜んでいるのはアメリカばかり。

世界の緊張緩和のためになにができるか?という発想がない。それこそがこの国の独自性なのに。

 

国内を見れば、統一地方選挙に向けて、おいしい話の垂れ流し。実現可能かどうかも分からないような話を花火のようにぶち上げる。突然出てきた給食費無料化や子どもの医療費無料化。

とにかくぶち上げておけば、選挙での自民党のイメージがあがるというだけのこと。

 

自民党は嫌いだけれど、しゃもじや選挙を見ていると、かつての自民党はこれほどあざとくなかったなと思う。

 

 

今年も『現代思想』に書いた。

昨年は埼玉超過勤務裁判の判決批判を書いたが、今年は校長の安全配慮義務を認めた大阪地裁判決と埼玉超勤裁判の東京高裁判決について。併せて給特法「改正」の状況と現場について書いた。

www.seidosha.co.jp

 

 

飢餓陣営56  2023年春 全298ページ 1500円+税+送料(200円)
 3月3日ごろ、出来上がり予定
 郵便振込 00160-4-184978 飢餓陣営発行所
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〈内容〉

【作品】佐藤和彩(写真)■白岩次郎の素描 

長田典子(詩)■クリスマスローズ
佐藤通雅(短歌)■蟻の影
木村和史(エッセイ)■家をつくる(19)

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【小特集1】ポスト・トウルースの時代と統一教会問題
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夏木智■統一教会という厄災
西脇慧■〝怪しげな知〟における「信—疑の構造」
―― 新新宗教・カルト・陰謀論・政治という〈幻想領域〉
添田馨■憎悪の淵源について――安倍元総理暗殺事件
村瀬学■世界史から「兵士」になることを考える
佐藤幹夫ポスト・トゥルースの時代と「新しい戦前」

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宗近真一郎■映画的思考と記号化、時間と反復 映画術その後(4)
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【特集】「非戦と非暴力」への想像力をめぐって

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▼――「非戦」の思想をどうつくるか
神山睦美氏に聞く■「赦すこと」と「赦されること」をめぐる非戦と非暴力の思想
高橋秀明■戦争を廃絶するための思想は可能か
添田馨■戦争悪のもと〈非=戦〉を問う 〈長い戦後〉を考える(第四回)

▼―― 沖縄の「非戦と非暴力」に学ぶ
高良勉さんを訪ねて■沖縄の闘いと、思想と文学を語る
具志堅隆松さんを訪ねて■沖縄の戦争抑止ために、いまできること
水島英己■「Unarmed」の思想
松原敏夫■戦争勃発予感の島にて

▼――「戦争とジェンダー」の問題
青木由弥子■同化し消滅するのではなく異分子で在り続けることについて
藤原安紀子■ねこは親をおもいはつ情している
宮尾節子+佐藤幹夫■詩のことばとジェンダーと、非戦の思想

▼――戦争の時代と宮沢賢治
佐藤通雅■一九一八年の宮沢賢治
田中さとみ■君が君を超えて星になる日
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佐藤和彩■異国を想う

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【小特集2】学校問題の再考
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学校現場はなぜ変わらないのか(第56回人間と発達を考える会)より
佐藤幹夫『彼はなぜ担任になれないのですか』を読みながら
竹島正・内海新祐・中尾賢史・的場由木・小川正明・中山俊一
・愛甲修子・滝川一廣・栗田篤志・佐川眞太郎・佐藤幹夫

赤田圭亮■スクールロイヤーは学校の救世主になるか
―― 神内聡『学校弁護士』を読みながら

佐川眞太郎■一緒に働くということ――赤田圭亮『教員のミカタ』を読んで

 

庭に群生する?ムスカリ

散歩の途中、白のムスカリ、上だけ白のムスカリ、2種を見つけた。