2020年3月の記事

『Fukushima50』最後のシーン「復興オリンピック」への言及は鼻白む思いがした

25日(水)グランベリーパークシネマ。 『Fukushima50』(2020年/122分/日本/配給:松竹・KADOKAWA/監督:若松節朗/出演:渡辺謙・佐藤浩市/2020年3月6日公開) 3・11から9年目。今年は『風の電話』とこの『Fukushima50』。 やっぱりこういう映画にな…

東京高裁、都教委の裁量権の逸脱を認定、根津さんの停職6か月の処分を取り消す。

雪が降っている。 水分の多いべたべたした雪だから、積もることはないと思うが、暖冬のはての3月末の雪、ちぐはぐ、である。 元教諭の停職処分取り消し 君が代不起立、東京高裁 東京都立学校の卒業式で、君が代斉唱の際に起立しなかったとして、2009年に停職…

教員だけが感染しないということはありえない。 いずれ感染すれば、子どもたちへの影響は避けられない。 そういうこともありうると考えておく。

人が消えた。 銀座も渋谷も閑散。 いつも買い物をするスーパー、エイビイ林間モール店に着いたのは開店時間の10時。1階の駐車場はぎっしりと埋まり、2階の駐車場も空きが少ない。 階下に降りると、エレベータの前から長蛇の列ができている。 暮れに行列が出…

「1か月ならなんとか、それ以上だとつぶれます」

今朝の境川河畔のオオシマザクラ 小池都知事が、東京への移動の自粛を求めたのに対して、千葉、埼玉、山梨、神奈川、静岡に続いて愛知県知事までがこれに同調。 強い自粛?の要請。 隣接県の知事たち、他県の遅れまじ。迎合。 2月末の安倍首相の休校要請と同…

現代思想4月号 迷走する教育

http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3408 今年も現代思想4月号(青土社)は、教育、学校特集。 私が知っている限り、18年前の2002年からほとんど毎年4月号は教育、学校がテーマ。 今回の改正(変形労働時間制)と30年前に最高裁まで闘った「横浜超…

竹内良男さん主宰『ヒロシマ講座・第100回』【報告その2】東京大空襲体験者西尾静子さんのお話 ただただ「ふたをする」ことで、西尾さんは60年を過ごしてきた。 言い方を換えれば、あの日のことを話せるようになるまで60年の時間が必要だったということだ。

22日に、イタリアの死者4825人と書いたが、昨日の発表では6077人に。 生産活動はほぼ全面的に中止。 日本は終息とは云えないが、感染者も死者も急増しているわけではない。 「自粛を強くお願いする」 という不思議な言葉の使い方が蔓延している。 最近、印象…

竹内良男さん主宰『ヒロシマ講座第100回』【報告その1】『東京大空襲』 山辺昌彦さん(東京大空襲・戦災資料センター主任研究員)のお話を聴いた。

21日、ヒロシマ連続講座『東京大空襲』に出席した。 この講座、以前にも触れたが、2016年から始められ今回で100回。 主宰は元高校教員の竹内良男さん。たった一人でテーマ設定、講師選定、交渉、会場準備、資料作成を手掛けている。 その回数と内容たるや、…

適正規模、と言われる。人口が何十万人にいるから、ここにレストランをつくると・・・という計算の仕方。これが効率化だ。 生活する側は何十万人規模なんて関係ない。必要なものが、歩いていけるところで、近所で揃えば何の苦もない。

最近は行かなくなったが、クルマで10分ほどのところにちょっと変わった風体のお店がある。先日、久しぶりに通りかかった。 まだ営業している。 店構えはかなり古びていて、間口は二間ほど。昭和の昔から続いている店だろう。 雑貨屋さんである。荒物屋ともい…

俳優の西田尚美さんが、森友で自殺した赤木俊夫さんについて、赤木さんの奥さんと目される役を映画『新聞記者』で演じたことから、つぶやく。

今朝、境川河畔の上空を飛ぶツバメをみた。 今年初めて。いや、2,3日前にマンションの前の畑でも見たか。 上空のツバメ、そして水面すれすれを滑空するように飛ぶカワセミ、真っ白な羽を見せるコサギ。 目の保養というには、鮮やかすぎる春。 新型コロナウ…

『季刊福祉労働』166号。「教員の働き方改革」考 みんなの学校をめざして

『季刊福祉労働』166号。「教員の働き方改革」考 みんなの学校をめざして 私は東須磨小の事件について、考えてきたことを書いた。 紹介 特集 「教員の働き方改革」考――みんなの学校をめざして 教員の多忙化と管理強化によって、およそ人を教育する場ではなく…

『お話しします、わたしが「大飯」を止めたわけ。』樋口英明元福井地裁裁判長が語った講演録。

福島と広島をつなぐ、もみの木会編 1か月ほど前にいただいたパンフレット。机のはしっこに置いておいたのをようやく手に取った。と思ったら一気に読んでしまった。 これは最近まれに見るヒット作。 『話します、私が「大飯」を止めたわけ』 2014年5月に大飯…

スーパーで考えたこと

境川河畔の桜、1本は3分咲き程度に。 オオシマザクラはまだちらほら咲き。 今朝は少し大ぶりのカワセミが、葦の葉先にとまっているのを見つけ、Mさん、シャッターを切る。アイフォンではなかなか捉えられないが、雰囲気伝わるかな。 カモが3羽、飛び交ってい…

『風の電話』9歳で被災して、広島に預けられた8年間からにじみ出てくるものが、モトーラ世理奈の演技からは想像できなかった。

今朝もマンションを出たところのミモザの木の奥の竹林のほうから、ウグイスの啼き声。 急に寒くなって、桜も咲きそうで咲かない。特に楽しみにしている境川河畔の桜の巨木。根元から6本ほどに幹が分かれている。最近、犬を連れて散歩している明るいおじさん…

『剣客商売2020』(北大氏欣也主演)隅々まで神経が行き届いている。それぞれが目いっぱいの力を出し切ってつくっているように感じられる。2時間近いドラマなのに全く飽きさせない。

朝、快晴。気温6度はこの時期としては平年並みか。 桜が開花し始めている。境川河畔、ほんの一部だが。 昼前、産直の森さんの所へ買い物。小松菜、ニンジン、菜花など。 昼すぎ、突然突風のような強い風。そのあと、昨日とおなじようなみぞれが、今日はいっ…

名古屋労基署、市教委に対し非常勤講師の残業時間を適正に把握していないのは労安法違反の疑いと是正勧告。残業代支払いも。

3月14日、名古屋市の労基署が名古屋市教委に対し、非常勤の教員の残業時間を適正に把握していないのは、労働安全衛生法違反の疑いがあるとして、是正勧告を出した。また必要ならば残業代を支払うことも必要とした。 https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200…

何年かかっても、しかたがないよってあきらめられない人たちがいる。 しかたがないよって何とかあきらめて、少し残念な思い出としてしまっておけるのは、悪いことじゃない。

昨日の午後、朝14℃あった気温が5°まで下がった。 娘たちからの「雪、降ってるよ」のメールで外を見ると、みぞれより雪に近い白いものがたしかに降っている。 Mさん、鉢植えの花々を軒下へ避難させる。ムスカリはここ数日、元気に咲き始めた。 今朝の散歩。気…

『子どもたちをよろしく』つくり方が粗雑。寺脇+前川の文科省コンビの企画だけど。駄作には暴力、絶叫、走るシーンが多い。この映画も。

見ている途中で席を立ちたくなる、そんな映画をまた見てしまった。 『家族を想うとき』のあとに、時間が空かずに見られる話題の映画、どうせこういう映画はね、なんて思いながら時間つぶしにチケットを買ってしまう自分の締まりのない性格がいやだ。いい歳な…

『家族を想うとき』をみた。脱出口の見えない、家族を想えなくなる時をつくりだす過酷な労働の現実

Mさん、本日、車検のためトレッサにいく予定だったが、昨夜、担当のAさんから連絡があり、延期に。 トレッサと云うのは、横浜・港北区にあるショッピング・モール。 https://www.tressa-yokohama.jp/shop/index.jsp?bf=6&cat=11 この中に、ディーラーがたく…

『コンプリシティ 優しい共犯』藤竜也の演技がいい。苦労したという蕎麦打ちのシーンもいいが、セリフ回しが これ以上ないほど自然で,目がものを言う。すごくいい。藤竜也、逸品である。

昨日、日中の気温は20℃を超えた。 桜のつぼみの先のピンクが見え始めている。 今日、民家の塀に留まったシジュウカラを間近でみる。 気温は13℃。少し風があって肌寒く感じた。 『コンプリシティ 優しい共犯』(2018年/116分/日本・中国合作/原題:Cheng Li…

『彼らは生きていた』(2018年/99分/イギリス/原題:They Shall Not Grow Old)

神奈川近代美術館鎌倉別館の「生誕120年・没後100年 関根正二展」休館。 3月11日までということだったが、その11日に開催会期終了日の22日まで休館を延長するとHPに告知があった。 先月の終わりにMさんが一人で行ってきた。 鎌倉から歩くのは少ししんどいか…

どんなにすごい剛速球を受け止めたか知らないが、「きょうろん」はそれ勝るとも決して劣らない剛速球だ。これをちゃんと受け止められるのは、「云々」を「でんでん」と読んでしまった安倍首相と「踏襲」を「ふしゅう」と読んだ麻生副総理ぐらい。

昨日のことだが、午前中のお茶のときに、ついつい国会中継にを見いってしまった。 黒川東京高検検事長の定年延長問題。 森まさこ法務大臣の厚顔ぶりはすごい。人の話を聴いているかに見せて、決まったことを何度でも繰り返す。官僚から渡されたものをひたす…

閉館,休館、中止などどんどん増えていくのではなく、少しずつ解除されていくのが望ましいのは当然。人の気持ちもそれによって安定していく。 このままだと「いつまでつづくぬかるみぞ」状態。不安だけが募っていく。

中国、韓国からの入国者に対し、9日から、2週間のあいだ指定場所での待機を発表したのがは3月5日だったか。 韓国外務省は6日すぐに日本大使を呼び、カンギョンファ外務大臣が強く抗議したという報道があった。 素人考えでも、どうして事前にていねいに協議…

『レ・ミゼラブル(2019)』 監督のラジ・リはこの街で育ったという。 キワモノでない映画になったのは、子どもたちだけでなく、難民や移民をみる彼独特の視点と思想があるからだろう。

前回、タイトルで『レ・ミゼラブル(2019)』を見にいく、と書いておきながら本文に映画への言及がなかった。昼食をはさんだため。 『レ・ミゼラブル(2019)』(2019年/104分/フランス/原題:Les miserables/監督:ラジ・リ/主な出演:ダミアン・ボナ…

『レ・ミゼラブル』をみに若葉町のジャック&ベティに行く。

3月4日のブログの終わりに、明日は若葉町に遠征・・・と書いた。 早朝7時14分の瀬谷駅行きバス。 映画は9時5分からだが、隔席での着席の為、チケットは半数しか売らない。30分前には着くにはこの時間に出ないと間に合わない。 バスの乗客は数人。いつも運ん…

休校問題・・・沖永良部島の小学校の先生には、現実をバランスよく見つめる確かなリアリティがある。 このリアリティが、政治家の大向こう受けを狙った政治判断の空疎さと的外れ具合を、鮮やかに浮き上がらせている。

群馬に住む義姉から、 「こちらでは朝早くからトイレットペーパー、ティッシュペーパー、マスクを求めて長い行列、今までにない景色を目にしています。おまけにお米、パンなども在庫切れ。ビックリです・・・。」 とのメール。 群馬は感染者ゼロの地域。どう…

危険性を煽ることより、検査体制を整えること、「休み」の根拠と見通しを明らかにすること。だいたい健康保険を使っても5000円を超える検査っておかしい。

ここ数日、慣れない原稿書きに引きずられ、パソコンの前に居続けた。 アタマにあることがなかなかかたちになってくれない。 かたちにする技術もないが、もとよりアタマの中のものの正体がはっきりしていないことが大きい。 それは自分でよく分かっているつも…