『剣客商売2020』(北大氏欣也主演)隅々まで神経が行き届いている。それぞれが目いっぱいの力を出し切ってつくっているように感じられる。2時間近いドラマなのに全く飽きさせない。

朝、快晴。気温6度はこの時期としては平年並みか。

桜が開花し始めている。境川河畔、ほんの一部だが。

 

昼前、産直の森さんの所へ買い物。小松菜、ニンジン、菜花など。

 

昼すぎ、突然突風のような強い風。そのあと、昨日とおなじようなみぞれが、今日はいっとき激しくたたきつけるように降る。

 

今14時、何事もなかったように春の温かい日差しが部屋に入り込んでくる。

 

昨日午後、次女のところへ。バレンタインデーのお返しに。Mさん、孫用手作りマスクをもっていく。

まだマスクが出来ない10か月のH、ずい分しっかりしてきた。つかんだおもちゃを落としては喜んでいる。ずぶとそうに見える。たのもしい。

 

そのつもりはなかったのだが、Mさんの誕生日をチーズケーキで祝ってもらう。長男のA を中心に5人でUNOを2回。なぜか私が2回ともビリ。

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行きも帰りも保土ヶ谷バイパスは全く込んでいない。日曜日なのに。新型コロナウイルスの影響カか。人が動かなくなっている。

 

久しぶりに”九つ井”で食事。来し方行く末を語りながら。

妻の誕生日なのに私が勝手に呑みすぎる。いつものことだが。

 

13日放送のフジテレビの『剣客商売2020』(北大氏欣也主演)を録画で見る。

 

脚本も演出も役者も美術も、とにかくどこにもきずがみえない。隅々まで神経が行き届いている。それぞれが目いっぱいの力を出し切ってつくっているように感じられる。2時間近いドラマなのに全く飽きさせない。

娯楽作品である。高尚なテーマも思想もない。でも見る者を惹きつける。どこにも手を抜いたところがなく、全体の「結構」がしっかり決まっている。池波正太郎の原作が、単なる勧善懲悪ではなく、登場人物の背景に深みがあることも魅力。

 

藤田まことの秋山大治郎もどこかのほほんとしていて良かったが、北大路欣也もいい。なんにでも面白がって話に入ってくる好奇心の塊のような秋山大治郎。今回は主演というより狂言回しのような役。かつては加藤剛もこの役をやったのだとか。

NHK中井貴一の『雲切仁左衛門』とともに、楽しみな時代劇。スペシャル版や数回のシリーズぐらいが質が保てていいと思う。

 

 

読書の覚え書き、最近途絶えている。

読んだことすら覚えていないこともよくある。映画だってタイトルを見ても、どんな映画だったか思い出せないことも。とりあえずは記録すること。

 

『狼の義』(堀川恵子・林新/2019年/KADOKAWA/1900円+税)★★★★★ピカ一

宅間守精神鑑定書』(岡江晃/2013年/亜紀書房/2400円+税)★★★★

『思春期心中』(岡崎勝編/2020年/ジャパンマシニスト/1800円+税)★★★★

『植民地教育とは何か』(佐野通夫/2020年/三一書房/1400円+税)★★★

『東京難民』(福沢徹三/2011年/光文社/2100円+税)★★★

ブラックボックス』(伊藤詩織/2017年/文芸春秋/1400円+税)★★★

ヒロシマが鳴り響くとき』能登原由美/春秋社/2200円+税)★★★

『10代からのワークルール』1~4(上西充子/2019年/旬報社/13200円+税)

(瀬谷図書館)★★★★

『夜の歌~れざる戦没作曲家尾崎宗吉を追って』(窪島誠一郎/2012年/清流出版/ 1980円+税)★★★

『ストロベリーライフ』(荻原浩/2016年(単行本)2019年(文庫本)/毎日文庫/ 825円)★★★

『沈黙法廷』(佐々木譲/2016年(単行本)2019年(文庫本)/新潮文庫/1155円)★★★★

『画家たちの戦争責任―藤田嗣治の「アッツ島玉砕」を通して考える』(北村小夜/2019年/梨の木舎/1700円+税)★★★★

『楽園のカンバス』(原田マハ/2014年・新潮文庫/737円)★★★★

『この世界の片隅で』(山城巴/2017年(初版は1965年)/岩波新書/902円)再読

 ★★★★

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来週の従兄の一周忌の法要、長距離の電車での移動になるので欠席する旨、手紙を書く。