閉館,休館、中止などどんどん増えていくのではなく、少しずつ解除されていくのが望ましいのは当然。人の気持ちもそれによって安定していく。 このままだと「いつまでつづくぬかるみぞ」状態。不安だけが募っていく。

中国、韓国からの入国者に対し、9日から、2週間のあいだ指定場所での待機を発表したのがは3月5日だったか。

韓国外務省は6日すぐに日本大使を呼び、カンギョンファ外務大臣が強く抗議したという報道があった。

 

素人考えでも、どうして事前にていねいに協議をして、互いに了承してからやらないのだろうという疑問がある。

 

日韓関係、わざと悪くなるようにしているようだ。

 

 

日本の措置に対して、韓国、中国から駆け込み入国が相次いでいるという。さもあらんである。

 

日常的に中日韓の間を行き来して、仕事や商売をしている人たちにとっては大打撃。関釜フェリーやビートルも運休している。

 

仕事で滞在している日本人も、このままでは何かあっても帰国できないのではないかという不安にさいなまれる。

 

先が見えない中で、次々と強硬策が出てくるというのは、状況としてよくない。

治療中にこれも効かない、あれも効かないと、次々にきつい薬を投与するようなもの。

 

その意味では、安倍首相の休校要請はよかったのでは・・・。いやあれは違うと思う。

あれは「あつものに懲りてなますを吹く」の俚諺通り、根拠なく、必要のないところまで大変な強硬策を打ってしまったところに問題がある。

 

必要なところに最大限の網をかぶせるというやり方が必要なのだが、後手後手に回っている今のやり方に不安を感じる。

 

閉館,休館、中止などどんどん増えていくのではなく、少しずつ解除されていくのが望ましいのは当然。人の気持ちもそれによって安定していく。

 

このままだと「いつまでつづくぬかるみぞ」状態。不安だけが募っていく。

学校はいったん休校した以上、なにかしらの好材料がなければ再開など出来るはずがない。

 

 

韓国外務省は6日、日本からのビザ免除渡航を9日から禁止、韓国大使館が発給するビザも無効とすると発表。「日本の貿易体制が脆弱」が表向きの理由。明らかに日本の突然の2週間待機に対する対抗措置。


背後から突然アタマをひっぱたいたら、相手が怒って殴りかかってきたということだ。
外交にはさまざまなレベルのチャンネルがあり、必要に応じてそれを使いこなすのがつき合い上手ではないのか。

 

 

 

茂木大臣は、韓国では感染者が6000人を超えていると強調し、韓国は日本は検査体制・防疫体制が不備と反論。

韓国も、すぐにかっとくる。

日本の「2週間待機」が出なかったら、韓国はビザなし渡航禁止は出さなかっただろう。とすれば、防疫体制の不備はあとづけの理由ということになる。

 

こんなレベルで張り合っているのは、子どものけんか。一発は一発だ!のレベル。
水面下での交渉がうまく進められない外務省。安倍の側近中の側近の茂木大臣。
そういえば、この側近、2月29日の安倍の休校要請発表のときに、ゴルフをしていたんじゃなかったっけ。

 

 

ふつうの首相、ふつうの外務大臣がほしい。ふつうの財務大臣も・・・法務大臣もか・・・。きりがないか。