2022-04-16から1日間の記事一覧

『同士少女よ、敵を撃て』逢坂冬間さんのスピーチ。

畏友、岡崎勝さんから本屋大賞の逢坂さんのスピーチを見てほしいというメールをいただいた。すぐに聴いた。 久しぶりに気合のこもったスピーチを聴いた。 逢坂さんの物書きとしての覚悟を感じた。『同士少女よ、敵を撃て』を買うことにした。 本作につきまし…

『やさしい猫』(中島京子・2021年8月刊・中央公論新社)「品川で捕まったんだ。出頭申告の前に」 「ちぇ、ひでえな、品川の職質は、オダアツのネズミ捕りみたいなもんだからな」

Mさんが図書館から借りた『やさしい猫』(中島京子・2021年8月刊・中央公論新社)をまた借りした。 話題になった本なのに図書館の順番が意外に早く回ってきたらしい。読まれているようで読まれてないのか。 自分が住むこの国が、外国人にとってどんな国なの…

『前科者』残念。そもそも佳代のような20代の若者が保護司となるケースはまずほとんどないわけで、原作はそこにストーリー性を求めていて、ぎりぎり保護司の線を守りつつ・・・という感じだったが、映画版はまるで熱血保護司。これでは保護司としては不適格。誤解さえ生むのではないか。

映画備忘録。4月12日、kikiの1本目。 『前科者』(2022年製作/133分/PG12/日本/原作:香川まさひと 月島冬二/脚本・監督岸善幸/出演:有村架純 森田剛 磯村優斗 若葉竜也 マキタスポーツ 石橋静河 リリー・フランキー 木村多江他/公開:2022年1月28日)…

田中前理事長、示威行動ともとれる大学関係者との面会を繰り返す。

また日大事件。 今朝の東京新聞が、田中元理事長が有罪確定後も大学の施設で関係者らと面会していたことを報じている。内部告発だろう。小さい記事だが東京新聞のスクープのようだ。 昨日、背任事件の裁判で吉田被告が検察の冒頭意見陳述に対して事実関係を…