『季刊福祉労働』166号。「教員の働き方改革」考 みんなの学校をめざして

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『季刊福祉労働』166号。「教員の働き方改革」考 みんなの学校をめざして

 

私は東須磨小の事件について、考えてきたことを書いた。

 

 


紹介

特集 「教員の働き方改革」考――みんなの学校をめざして

教員の多忙化と管理強化によって、およそ人を教育する場ではなくなってしまった学校。しかし、文科省は肝心の「なぜ現場の業務が増えるのか」を考えることなく、給特法などで付け焼刃的に対応している。学校の根本(新学習指導要領や人事制度、教育法)をみつめ、「働き方改革」は「学校改革」抜きには成し得ないことを確認。子どもにとっても、大人にとってもいい学校へ。

津久井やまゆり園事件 市民による傍聴記
公判を傍聴した市民による緻密なレポート。メディアが報じない植松被告の陳述、遺族の調書から浮かび上がる事実とは――。


目次

【特集】 「教員の働き方改革」考――みんなの学校をめざして

すべての子どもと教職員の尊厳を守るために──インクルーシブ教育の議論を手がかりとして………小国喜弘
学校改革・教育改革に氾濫する「主体的」の呪縛──成果主義・給特法・部活動………………岡崎 勝
教員の働き方改革を問う──その問題点と危険性………………宮澤弘
東須磨小学校の教員いじめを内なるものとして見つめる…………………赤田圭亮
【コラム】障害のある先生たちの教育実践

津久井やまゆり園事件 市民による傍聴記
一月八日 初公判 ……………………………………………………………………………………………菊地原義夫
一月十五日 第二回公判………………………………………………………………………………………佐藤幹夫
一月十六日 第三回公判………………………………………………………………………………………平岡祐二
一月二十七日 第十一回公判…………………………………………………………………………………菊地原義夫

インターチェンジ 交差点     
街に生きて 人生を変えた出会い                             
山口和俊
教室のなかで ともに過ごす子どもたち                          
川口久雄 

障害学の世界から 第八十五回
障害学国際セミナー2019──「全員のためのインクルーシブな社会」(武漢)         
長瀬 修
障害者の権利条約とアジアの障害者 第三十七回
事前質問事項と回答──タイ                              
中西由起子

現場からのレポート
台風19号 ホームレス受け入れ拒否──「あじいる」による台東区への申し入れについて
小西智恵
川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」ができるまで                 
金 秀一
強制不妊手術問題に挑んで――仙台控訴審と「母体保護法下の強制不妊手術集会」 
山本勝美

車椅子で宇宙をわたる 第3回
大学生活で学んだこと──これからも生きていくための言葉をもつ
安積宇宙
誰もが性的人間として生きる 第2回
なぜ知的障害のある人は性的人間として生きることを奪われてきたのか
河東田 博

投稿
障害を恵みとして――近藤秀夫という生き方
田中恵美子