3月4日のブログの終わりに、明日は若葉町に遠征・・・と書いた。
早朝7時14分の瀬谷駅行きバス。
映画は9時5分からだが、隔席での着席の為、チケットは半数しか売らない。30分前には着くにはこの時間に出ないと間に合わない。
バスの乗客は数人。いつも運んでいる16号線、空いている。バスは、途中のバス停で時間調整までする。
瀬谷駅までの15分くらいの間にバスは満員になるが、制服姿の学生はゼロ。
相模鉄道線横浜駅行き急行も、込んでいない。電車は三ツ境、希望が丘と停車して二俣川からは一足飛びに横浜まで。
出勤時間帯の急行なのに、他の乗客と躰が全く触れない。ほとんどの人がマスクをしている。
横浜駅から京浜急行線。こちらは各駅に。入線してきた電車、長いベンチシートがまるごと空いている。
バスや電車に乗ったのは久しぶりなのだが、なんだか街全体が少し活気がないように見えるのは、新型コロナウイルスの流行というバイアスのせいか。
いや、朝のラッシュ時間帯に中高生が動いていないのだから、やはり活気がなん%か減じているのは事実だろう。
ジャック&ベティの前に着いたのが8
時25分ごろ。
予想に反して、待っている客は、ニット帽をかぶった若者一人。閑散としている。
拍子抜け。
本日の目的、『レ・ミゼラブル』はジャック&ベティではまれな封切り。事前にチケット(整理券)を買っている人がいるかもしれない。出足が遅いだけ?
シャッターは半分開いている。チケット販売は8時40分とのこと。
プロ用のテレビカメラをもった男の人が話しかけてくる。カメラにはTVKとある。神奈川テレビ。地元のテレビ局である。
いろいろと雑談をしているうちに
「チケットを買っているところを撮影していいか」。
若者には断られたようだ。
そのぐらいならと、OKする。
8時40分。『レ・ミゼラブル』と次の『彼らは生きていた』の二枚を購入。
いつもなら10分前の開場だが、今日はすぐに開場。その前に従業員は、椅子の手すりなどを消毒していたらしい。
100席を超える座席に若者と二人、離れてポツンと坐る。
気がつくとさっきのカメラマンにマイクを持った若い女性。
愛想よく、インタビューさせてくれという。
ガラガラの座席、断るのも忍びない。OKする。
1,2分ほどの、世間話のようなインタビュー。
どうせカットされるだろうし、映ったってTVK、見ている人はほとんどいない、と思っていた。
夜、かつての同僚の女性から別件でメール。
「今、○○さん、TVKに出ていましたよ。今日は映画だったんですね」
見ている人、いるものである。
場内が暗くなるころには、話し声が聞こえてくる。なんとか「つばなれ」はしたようである。
本題の映画の話は次回に。