せんだつはあらまほしきことなり Wi-Fiもコロナも・・・・。

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パセリも元気に育っている


2週間前に電話会社を換えた。MさんのiPhoneが調子悪いのと2年の契約が切れてしまうのとで事業者変更と機種変更をした。私のiPhoneはそのままで事業会社だけymobileからUQmobileへ。それに従って電話とプロバイダはniftyに。どうしてそうなるのか、その理由は理解していない。その事業者変更が26日に。

 

元来、苦手である。nifty ひかりに変わるためNTTからモデム(というもの)が送られてくる。販売店からはルーター(というもの)をもらっている。切り替え日にこれをつなぐ。「簡単ですよ」と販売店のキクチ君。

書いてある通りにやるのだが、やっぱりうまくいかない。さっきまでつながっていたインターネットがつながらない。いろいろやった末販売店のキクチ君に電話をする。と、最初にルーターの設定が必要だという。簡単だって言ったじゃないか、とは言わない。言われたとおりにやってみる。うまくいかない。しかしどういうわけか繰り返していやっているうちにつながる。ここまで2時間余り。

 

Mさん、今度はLINEがつながってないよという。慌ててテレビをつけてみる。案の定、youtubeやprimevideoがつながっていない。これがWi-Fiの問題だということはなんとなくわかる。スマートテレビWi-Fiでもっている。パソコンのデスクトップの隅にあるインターネットアクセスを見ると、ルーターが「切断」になっている。Wi-Fiが切れている。いくつも近くのWi-Fiを検知はしているが、どれも使えない。そこで指示に従ってルーターの名前のWi-Fiの「接続」の手順を追ってやっていくと、最後にパスワードを入れろという指示。これがいくら入れてもつながらない。

Mさんは今夜皆既月食があるので娘たちとLINEで連絡を取っている。家の中ではつながらないので、外でWi-Fi抜きでやり取り。今夜はここまで、よくわからんと私は寝てしまう。月食は雲で見えなかったらしい。

昨日の朝、エレコムというルーターの会社のHPを検索。質問のところにvideoによる説明というのを見つける。

昨日と同じ手順・・・???パスワードのところが違っている。入れるのはパスワードの3段上にある「暗号化キー」とある。入れてみる。すんなりWi-Fi開通。

すぐにテレビも設定してみる。テレビのほうもパスワードを入れろと言っている。暗号化キーを入れる。すぐにつながる。紛らわしい。どちらもなぜここに「暗号化キー」を入れろと書かないのか?

 

苦手な人間はパスワードと言われればパスワードである。暗号化キーを入れるなんて発想ができないのだ。得意とする人たちは、さまざまな事を試す選択肢をいくつももっているもの。それができないのが初心者、というか不得手な人。取扱説明書はもっと丁寧につくってほしいもの。

    (正確な)せんだつはあらまほしきことなり。

 

 

27日である。9時から新型コロナの個別ワクチン接種の予約申し込み。今日できるのは区内の医療機関のうち、ふじわら整形外科。

10時から12時、15時から17時が受けつけ時間。二人で電話を続ける。私一人で200回ほどかけたが全くつながらない。

 

この徒労感たるやどれほどのものか。

 

今日28日も電話を続けるも全くつながらない。リダイヤルとはいえ、いやになる。

 

横浜市は市内の医療機関を順次公表していくということだったが、現在公表されている医療機関は区内で3か所のみ。人口12万人余の瀬谷区の話。

東京・中野区が146か所の診療所で接種が可能だというのと比べると、信じられないほど貧弱な体制だ。

そのうちの一つ、ふじわら整形外科に電話をしているのだから、つながらないわけだ。

 

もちろん、近くの町田市の診療所でも横浜市民は受け付けてもらえるが、28日段階で「終わりました」の表示に。

 

区のスポーツセンターで行われる集団接種の予約も今は中断。現在、瀬谷区民が今予約できる場所としてはっきりしているのは3つの診療所だけ。あとは他都市の診療所に頼るしかない。

 

菅の「高齢者7月末完了」の号令に合わせて、横浜市も大規模接種の予約を始めるという。それすらまだ始まらない。大規模接種会場の65歳以上の予約受け付けは6月3日から。

私の推測に過ぎないが、結局のところ、大規模接種会場へ誘導しようしているのではないだろうか。利便性を無視してただただ数を稼ぐために。

 

横浜の大規模接種会場は、新港ふ頭客船ターミナル ハンマーヘッドというところだ。

大桟橋ではない新しい客船ターミナル。大きな商業施設がハンマーヘッド。港の奥のほう。JR桜木町駅から歩けば15分といったところ。シャトルバスなども準備するのだろうが、私はもちろん一度も行ったことがないし、横浜のフツーの高齢者90万人が足を向けることはまずないところ。

私の自宅からだと往復3時間近くかかる。とても予約する気にはなれないが・・・。

 

ワクチン難民、ワクチン格差・・・。行政の対応のよって大きな差が出ている。墨田区では昨年12月から会場や医療関係者や会場の確保などを進めていたという。すでに

早いところは7月中に16歳以上を対象に始めるところも。

 

 

それに比べ最大人口の自治体横浜はいつもながらの「丸投げ体制」。繰り返さないが、動きはひどく鈍い。昨日は瀬谷区の集団接種場所で冷蔵庫の電源が抜けていたという。119人の高齢者が「常温」のワクチンを打ったという。抗体ができるかどうか不明のため再度打ってもらうのだとか。

日本酒だって常温より冷酒がいい季節。こんなミスは勘弁してほしい。

 

みんな頑張っているのだから文句を言うな、という理屈がある。たいていは体制を補完維持するために使われる理屈。中身を問わずに精神主義に向かう、そんな時こそ危険なもの。

 

ワクチン難民を脱するのはいつになるのか。最後はほうほうのていで大規模接種に行かざるを得ないのか。人を人とも思わない政治、ガースーだけでなくあちこちにミニガースーが出現している。

 

  (人にやさしい)せんだつはあらまほしきことなり