2021年8月の記事

『少年の君』(2019年製作/135分/G/中国・香港合作/ 原題:Better Days/ 脚本: ラム・ウィンサム リー・ユアン シュー・イーメン/監督:デレク・ツアン/出演:チョウ・ドンユィ イー・ヤンチェンシー/日本公開2021年7月21日)ストーリーとしては単純な純愛映画なのだが、一貫して流れる濃い密度のトーンが魅力的だ。正攻法の映画。まさに映画。こういう映画はなかなかない。 

映画備忘録 8月24日 『少年の君』(2019年製作/135分/G/中国・香港合作/ 原題:Better Days/ 脚本: ラム・ウィンサム リー・ユアン シュー・イーメン/監督:デレク・ツアン/出演:チョウ・ドンユィ イー・ヤンチェンシー/日本公開2021年7月21日) どう言…

夏も終わりなのだが。らいの不調とカワセミの縄張り争い。

今年の夏は過ごしやすいと思っていたのだが、8月も下旬になって本格的な暑さがやってきた。エアコンをつけたまま就寝しても、設定温度が高いせいか夜中に寝苦しい時がある。 ついこの間まで、明け方4時半ごろ新聞をとるころにはいったんエアコンを切ることが…

広島、旧陸軍中国軍管部輜重兵補充部隊跡の被爆遺構が見つかった問題、広島市は十分に検討せずに切り取り保存方針、反対する市民団体が抗議とともに緊急申し入れ。

広島市のサッカースタジアム建設予定地に旧陸軍中国軍管部輜重兵補充部隊跡の被爆遺構が見つかった問題、今まで何度か触れてきたが、相変わらず広島市の動きは鈍いようだ。 以下、関係団体が市に対して提出した緊急申し入れ。前文を読むとこの間の市の対応の…

『猿楽町で会いましょう』本編がまだ影も形もなかった時にできた受賞「予告編」のほうが、出来上がった「本編」よりずっと面白い。 「本編」は、受賞「予告編」とは全く違う通俗的な作品になってしまった。猿楽町も何の必然性もない。

映画備忘録。 あしたは映画へ行こうと考えて眠るのだが、朝になって朝刊で感染状況を見ると怯んでしまう。そんなことを数日繰り返して、このままではらちが明かないと出かけたのが24日。 あつぎのえいがかんkikiは、火曜日はポイントが2倍に。4本見ると1回…

男声合唱団「木こり」第6回定期演奏会・・・13人のシニア世代の男声合唱。最後までハーモニー重視が徹底していて破綻がなかった。迫力という点で物足りないのは自明のことで、それよりも、この人数でこれほどたくさんの多彩な曲を集中して演奏するのは並大抵ではないと思った。

日々の備忘録。外出。21日、土曜日。 午後からふたりで青葉台フィリアホールへ。男声合唱団「きこり」の第6回定期演奏会。団員の方には縁もゆかりもないのだが、この間のコンサートの時にチラシを見つけたので、ネットで調べ、面白そうだなと思い、出かける…

横浜市長選、”野党系”候補の勝利。「虚飾」とパワハラ疑惑にまみれた人という風聞も。3つの応援団は、今後いかにする?

<開票速報:横浜市長候補者別得票数> 山中竹春= 50万6392票 当選 小此木八郎=32万5947票 林文子= 19万6926票 田中康夫= 19万4713票 松沢成文= 16万2206票 福田峰之= 6万2455票 太田正孝= 3万9802票 坪倉良和= 1万9113票 投票率49.05%は、前回より11.84%…

横浜市長選、今夜当落判明。370万都市という一自治体としては考えられほどに膨張してしまった横浜を、まずはどう小さくするか、90万人もの高齢者を一体的に何らかの政策で対応するのではなく、小さく区切ることで、手が届かないところまで届くようにする努力が必要だと思う。 そのための新しい発想を持った政治家に出てきてほしい。横浜ムラの既得権益を守るのではなく、横浜に住んでよかったと思えるような・・・・。

7時過ぎ、投票所の五貫目町内会館へ。始まったばかりなので有権者はまばら。 感染対策で筆記用具は、業務用使い捨て鉛筆。自分で一本取って投票用紙に記入、投票の前に用意された箱の中へ。 入って出てくるまでものの1分。いつもなら出口調査の調査員がうろ…

お盆が終わった。

お盆が終わった。 拙宅のお盆は一日だけ次女家族が滞在。少しだけ実家のような家になった。 千葉の長女の家族は今回は来られなかった。 孫は日々育ち、わたしたちは日々老いる。 次女のところの一番下の孫2歳は、つい1か月前に会ったときとは格段に言葉が増…

『ひとくず』(2019年製作/117分/PG12/日本/脚本・監督・編集・主演:上西雄大・2020年3月公開)役者としての上西雄大は、この映画でもかなりいい。軽いチンピラ風、ここでは空き巣狙いだが、その風体が体の奥から出て来るようなリアリティがある。

映画備忘録。あれは7月27日だったか。 『ひとくず』(2019年製作/117分/PG12/日本/脚本・監督・編集・主演:上西雄大・2020年3月公開) この日、この映画の前に『ねばぎば 新世界』(2021年7月公開)を見た。同じ上西雄大が監督、脚本、出演、浪速のロッ…

『暁の宇品-陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(堀川恵子・講談社・2021年7月)がめっぽう面白い。

昨日、八王子で39℃。 八王子はここから西に30㌔も離れていない。 午前中、グランベリーパークに所要と買い物に1時間ほど外出したが、くらくらするほどの暑さだ。 この暑さにコロナの感染拡大もあり、暇つぶしの映画に出かけられない。調べてみるとみなとみら…

横浜市長選挙公示。オレはお前の親父の刎頚の友。 お前の名前だってオレが付けた。 一蓮托生だよ。 八郎よ、横浜のために一肌脱ぐのが義理ってもんだ(ハマのドン)。

感染拡大が止まらない。 東京は先週5000人、神奈川県も2000人を超えた。そのうえこの暑さだ。40℃に迫るところも出ている。外出は最小限にせざるをえない。 みなとみらいのキノシネマで何本か見たい映画があるのだが、すべてとりやめた。 外出は散歩と食料の…

H君、逝く。

昨日8日、夕食のあとにH君の奥さんより電話。 H君、4日に亡くなったとのこと。葬儀は家族で行い、今、戻ったのだと云う。 7月21日、「そろそろと思うから二人に連絡をして」と彼が云ったようで、M君と二人で会いに行った。自宅。 「ちょっとさきに行っている…

『キャララクター』(2021年製作/125分/PG12/日本/原案:長崎尚志/監督:永井聡/出演:菅田将暉 Fukase 高畑充希 小栗旬 中村獅童/2021年6月11日公開)  ロングランの理由がわからない。誰か教えてください。

8月5日、グランベリ―パークシネマ。 『キャララクター』(2021年製作/125分/PG12/日本/原案:長崎尚志/監督:永井聡/出演:菅田将暉 Fukase 高畑充希 小栗旬 中村獅童/2021年6月11日公開) 一時の気の迷い。 6月に封切られて、とっくに終了したと思って…

『幸せの答え合わせ』(2018年製作/100分/G/イギリス/原題:Hope Gap/監督:ウイリアム・ニコルソン/出演:アネット・ベニング ビル・ナイ ジョシュ・オコナー/日本公開2021年6月4日)理解できないところが多いが、引き込まれたし、楽しめた。そういう映画もある。

8月8日、深夜に激しい雨音を聴く。 散歩。境川は濁流に。鳥も人もほとんど見当たらず。 映画備忘録。7月27日。kiki。 『幸せの答え合わせ』(2018年製作/100分/G/イギリス/原題:Hope Gap/監督:ウイリアム・ニコルソン/出演:アネット・ベニング ビル…

『「ヒロシマ」を原点に生きた人生』(関千枝子さん追悼集)

昨日の菅の原稿読み飛ばし、原因は原稿がノリでくっついていたからとのこと。 そういうのを原因とは言わない。 原稿を誠実にしっかりと読もうという気持ちがないことが原因。それがないからノリでくっついているのに気がつかないし、確かめようともしない。 …

広島平和記念式典、菅首相、原稿を読み飛ばして謝罪。読まれなかった部分とは‥‥。

菅首相あいさつは、1:23:26ごろから。 8月6日。 菅首相、広島の祈念式典であいさつ原稿を一部読み飛ばした。 youtubeで確認すると、事前にテレビ局にわたっていた原稿のテロップ担当者が、菅の話す内容がテロップと異なることに気がついたのか、直後テロッ…

『仕事を辞めたい ~職場で自分を守る最善の選択』(岡崎勝)人間は時に「怠惰」でもよいのではないでしょうか。いつもいつも仕事に一生懸命になる必要はないのです。「勤勉」と「怠惰」は対立させるものではなく、バランスをとって使い分けるものだとボクは思っています。

ジャパンマシニスト社『「岡崎勝シリーズ」③』(2021年7月25日本体1600円+税) 誰が読む本? これは「辞めたい本人」はもとより、「仕事を辞めたい」なんて考えてもいない家族や友人、同僚が読んだほうがいい本だ。もちろん直属の管理職だって読んだほうが…

『ねばぎば新世界』2020年製作/118分/G/日本/脚本・監督:上西雄大/出演:赤井英和 上西雄大 有森也実 小沢仁志 西岡徳馬/2021年7月10日公開)最初からコメディに徹底すべき。面白キャラクターが何人も出てくるのに、赤井が最もつまらないキャラになっている。設定も人物の名前もいいのに、もったいない。西岡徳馬や小沢仁志などをかっこよく撮ろうとしなければよかったのに、と思う。

映画備忘録 8月3日。 『ねばぎば新世界』2020年製作/118分/G/日本/脚本・監督:上西雄大/出演:赤井英和 上西雄大 有森也実 小沢仁志 西岡徳馬/2021年7月10日公開) 7月に封切られて、大阪市内の3つの劇場一日合わせて3回しか上映されてない。舞台が「新…

横浜市中学校社会科教科書、昨年決まったのに再採択。結果は昨年を踏襲して帝国書院に、自由社は採択されず。

14時からyoutubeの生中継で横浜市教育委員会議。 メインは中学校社会科教科書の再採択。 昨年、長い間の自由社、育鵬社から帝国書院が採択されたが、今年になって新たに自由社額のの検定を通過。自治体によってはそのまま何もしないところも。 横浜市は再採…

「中等症は自宅療養に」3・11以後、年間被ばく線量が1m㏜から20m㏜に変更されたことを思いだす。 基準をかえれば危険なものも「安全」に変わる。あからさまなめくらまし。

「中等症は自宅療養に」という政府の意向が厳しい逆風にさらされている。 病床逼迫はしない、五輪があっても医療は大丈夫という甘い考えが感染の急拡大という中で転換を迫られ、言うに事欠いて「中等症まで自宅で」となった。 3・11以後、年間被ばく線量が1…

 『やすらぎの森』(2019年製作/126分/G/カナダ/原題:Il pleuvait des oiseaux/ゲンサク:ジョスリーヌ・ソシエ/監督:ルイーズ・アルシャンボー/出演:アンドレ・ラシャペル ジルべーと・スコット他/2021年5月21日公開)年老いてやすらぎのうちに消えていくといった「老い」イメージでは語り切れない「生」が、この映画の中にはある。『やすらぎの森』という邦題だけがだめな映画である。

映画備忘録 7月27日の2本目。 『やすらぎの森』(2019年製作/126分/G/カナダ/原題:Il pleuvait des oiseaux/ゲンサク:ジョスリーヌ・ソシエ/監督:ルイーズ・アルシャンボー/出演:アンドレ・ラシャペル ジルべーと・スコット他/2021年5月21日公開)…