昨日8日、夕食のあとにH君の奥さんより電話。
H君、4日に亡くなったとのこと。葬儀は家族で行い、今、戻ったのだと云う。
7月21日、「そろそろと思うから二人に連絡をして」と彼が云ったようで、M君と二人で会いに行った。自宅。
「ちょっとさきに行っているから」と笑っていた。
1年8か月の闘病生活。希少がん、神経内分泌がんの転移。
抗がん剤治療を前に
「あとは運を天に預ける心境で、些かの揺らぎもありません」とメールに。
かなわないと思った。
60年になる長い付き合いだった。とりわけ最後の10数年、濃い付き合いができた。
包容力といえば単純すぎるが、いつも何か力になるものをくれる人だった。
私も何年後かに行くことになる。
彼の屈託のない笑顔が浮かんでくる。
また、きっとどこかで会えるような気がする。