お盆が終わった。

お盆が終わった。

拙宅のお盆は一日だけ次女家族が滞在。少しだけ実家のような家になった。

千葉の長女の家族は今回は来られなかった。

孫は日々育ち、わたしたちは日々老いる。

次女のところの一番下の孫2歳は、つい1か月前に会ったときとは格段に言葉が増えている。

人間は、三日会わざれば刮目して見よとも言う。調べてみたら、三国志演義の中の言葉だそうだ。原典は初めに「男子」がつく。

 

だが、成長の早さは動物にはかなわない。

 

8月10日に境川カルガモの写真を載せた。

あれから1週間が過ぎた。その間はほとんど毎日、雨、そして台風で風雨がひどい日も。境川の水位は2メートル近く上がった。今日、久しぶりに傘を持たずに出かけた。

 

葦で覆われた湿地帯がカモの親子のねぐらのようなのだが、台風の時はどうしているのか、気になった。

一番風雨がひどかったのは13日だったか。

ごうごうと音を出して流れる境川、水位が上がってほとんどが水に没してしまった湿地帯の中を、母親1羽のあとを4羽のカモが草の間を縫うように動いているのを見つける。心なし大きくなったように見えた。

 

今朝、ほらあそこ!と叫ぶMさんの指さすほうに親子カモ。どういうわけか4羽の子ガモが飛ぶかと思うほどの勢いで水面を駆って私たちの足もとに向かってくる。

餌をもらえると思ったのか。その後ろから母がもが慌てて飛ぶように、まさにそのまま飛ぶように追いかけてくる。

真上から見る子ガモは、もう体長20㌢ほど。2週間ほど前に初めて見つけた時は10㌢くらいに見えたのだが、日々成長しているということか。

 

今朝は、いつもキャップをかぶって長い望遠レンズのついたカメラを持って鳥を渉猟している小柄な男性と初めて自己紹介。

というのも、二度もカワセミやカモの写真をいただいたので何かお返しをということで、プリンタのインクを買うとついてくる100ほどの印画紙を差し上げようと持ってきた。そこで初めて互いに名前を名乗った。

この地に長く住んでいらっしゃる方。宮本さんとおっしゃる。

ちょうど目の前にこの間の台風で動いただろうと思われる大きなコンクリートの枠。

あんなのが動いてしまうんだから水の力はすごいね、などという話から、かつて境川も整備される前は蛇行が激しくてあちこちで氾濫することがあったのだとか。

 

町田市側の遊歩道のわきに点在する「東京都有地」。せいぜいが50~100坪ほどのものだが、それは川を整備したときに残されたものなのだとか。

 

どうしてこんなふうに都有地が細切れに残されているのか、はじめのころは不思議に思ったものだが、そういう理由があったのかと今朝は合点がいった。

 

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宮本さんにいただいた一枚。アオサギが魚をくわえている。

マンションに隣接する五貫目町公園の前に市長選のポスター掲示板。

市長選を感じさせるものはこれだけ。

まれに、宣伝カーらしい音が遠くに聞こえるような気がしたのは、1,2度だ。

横浜市の北西のはずれに位置するここには、市長選の熱気は伝わってこない。

いやいや熱気があるのかどうかさえもわからないのだが。

選挙情勢は、新聞以外ではもっぱらyoutubeのデモクラシータイムズなどでみる。これが今までと少し違うところだ。

テレビ番組と違って、コードが緩いというか歯に衣着せぬ論評をする番組がいくつもある。

あと数日、そろそろだれに投票するかを決めなければならない。