『ひとくず』(2019年製作/117分/PG12/日本/脚本・監督・編集・主演:上西雄大・2020年3月公開)役者としての上西雄大は、この映画でもかなりいい。軽いチンピラ風、ここでは空き巣狙いだが、その風体が体の奥から出て来るようなリアリティがある。

映画備忘録。あれは7月27日だったか。

 

『ひとくず』(2019年製作/117分/PG12/日本/脚本・監督・編集・主演:上西雄大・2020年3月公開)

この日、この映画の前に『ねばぎば 新世界』(2021年7月公開)を見た。同じ上西雄大が監督、脚本、出演、浪速のロッキーこと赤井英和を主演にした映画。この映画のことは「つまらなかった」と書いた。

 

kikiがせっかくこの日同じ上西雄大監督作品として並べてくれたので見ることにした。

期待はしていなかったが、『ねばぎば』よりはるかによかった。おもしろかった。

監督としての力量も高いと思う。子役の女の子の演技、印象が強い。脚本もいい。最後まで見せる。

 

役者としての上西雄大は、この映画でもかなりいい。軽いチンピラ風、ここでは空き巣狙いだが、その風体が体の奥から出て来るようなリアリティがある。本物のチンピラと見まがうほどだ(笑)

『ねばぎば』でも、親分の赤井英和はなんだか間尺に合わない感じがしたが、子分役(コオロギというあだ名もいい)の上西は生き生きとしていてスクリーンの中を跳ね回っていた。

 

不思議な役者だ。もともと劇団をやってきた人のようだが、あちこちに手を伸ばして活躍しているという。

今年『西成ゴローの4億円』というオリジナル脚本、監督、主演の映画が公開されるらしい。いずれも関西、大阪を舞台にしている。楽しみだ。

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この日、68回目の誕生日。

10日ほど前に飛蚊症が出たから、眼科を受診。

以前あった場所にはなく、少し迷ったがたどり着いた。

検査と診察で2時間。前回の診察から10年が経っている。一回り大きくなったドクター、優しい声で

白内障もありますが、手術するほどではありません。それより緑内障ですね。眼圧は普通ですから薬は出しません。3か月後にまた検査しましょう」

 

 また一つ病気自慢のタネが増えてしまった。