2024年8月の記事

口の立つやつが勝つってことでいいのか

台風10号はまだ九州にいるのだが、東海道新幹線は計画運休。あちこちで風水害が広がっている。 テレビは台風10号一辺倒だ。散歩にも出かけられない。 近所付き合いのあるMさんのところに、国道246号が大渋滞とか、上瀬谷小近くの海軍道路が冠水しているとか…

『密輸1970』  韓国映画とりわけクライムアクション?にはいつもやられる。

2024年8月の映画寸評⑥ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (63)『密輸1970』(2023年製作/129分/G/韓原題または英題:Smugglers(密輸業者)/脚本:リュ・…

教員給与、教職調整額13%の意味するところを考えてみた。

先日、文科省交渉のことを書いた。 席上、私が「10%が一人歩きしている」と発言したら、若い係長が「10%以上」と言い直した。この13%がアタマにあったのだろう。 「へえ、4%から13%か!」単純計算すれば、給与30万円の人の教職調整額が12000円から39000…

サボテンの花、蕎麦打ち、昼酒、大谷のサヨナラ満塁ホームラン!・・・長い午睡。

昨日、散歩途中の道端に咲いていたサボテンの花。 今朝は萎んでいた。エキノプシスというらしい。夜に咲くとか。花は一日か二日だけ。短命という。 花自体が中から輝くような明るさを持っていて、根っこのサボテンとの対比が激しい。 歩いているうちに、どう…

『大いなる不在』圧倒的な藤竜也の存在感。今年の邦画有数の一本だと思う。

2024年8月の映画寸評⑤ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (62)『大いなる不在』(2023年製作/133分/G/日本/脚本:近浦啓 熊野桂太/監督:近浦啓/出演:藤…

久しぶりの東京、文科省交渉。於:参議院議員会館

8月19日、久しぶりに東京へ。 全学労組の文科省交渉のため、永田町の参議院議員会館、一年ぶり。 この交渉、始まったのは24,5年前のこと。まだ文科省が文部省といっていた頃のことだ。 はじめは紹介議員を介してではなく、担当課の係長と顔を繋ぐところから…

『なみの音』正面からのカットが多く、小津的であって、それがみる方をガシッと掴んで離さない。

2024年8月の映画寸評④ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (61)『なみの音』東北記録映画三部作の第一部(2011年製作/142分/日本/監督:濱口竜介 酒井耕/劇…

NNNドキュメント『生かされてー原爆投下79年目の決意ー』(8月4日放送) 先生のおかげで命を永らえることができた。独断で8月6日の建物疎開作業を「休み」にした教員がいた

曇天のせいか朝の気温が30℃を切った。 いつもは首に巻く保冷剤2つを入れた涼感ワーククーラー?というのを首に巻くのだが、今朝は氷を入れた水筒だけ。 今年産まれた3組目の4羽の母子カモ、目撃。 何かくれると思うのか、こちらの姿を見えて3羽の子カモ…

台風がさったあとのくっきりした入道雲、まだまだ暑熱はさらない。

台風7号が通過して行った時には気温が2、3℃下がったのだが、昨日は朝から快晴に。 映画に出かける途中のバスの中から、絵に描いたような入道雲がいくつも見えた。まるでこれから夏本番!と言われているようでつい目を逸らした。 今朝、今年3組目のカモの母…

『マミー』和歌山毒物カレー事件の検証に正面から取り組んだ映画。

2024年8月の映画寸評③ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (60)『マミー』(2024年製作/119分/日本/監督:二村昌弘/公開日:2024年8月3日) ジャック&ベテ…

広島で開催された「原爆文学の今を考える」シンポジウムにオンラインで参加。

台風7号。15日夜から、今までにない非常に強い台風が、関東に向かっているとの報道。 この台風、進み方が遅いのか、深夜に外を見た時も静かだったし、朝の散歩も濡れはしたけれど、雨も風もそこそこ。 その後、午前中に横浜に暴風、大雨、波浪警報が出た。 …

『ホールドオーバース 置いてけぼりのホリディ』アメリカ映画の王道、ユーモアとセンチメンタルの融合。日本未公開の『アメリカンフィクション』もいい。共にアカデミー賞主演男優賞にノミネート。

2024年8月の映画寸評② <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (59)『ホールドオーバース 置いてけぼりのホリディ』(2023年製作/133分/PG12/アメリカ/原題:T…

『未明の砦』(太田愛)・・・若者は闘うために学ぶ。

人に会う機会は多くないが、会うごとに話題に上らせる本がある。 2月に読んだ太田愛の最新作『未明の砦』だ。 2860円・角川書店 登場するのは大手自動車工場に勤務する4人の非正規、派遣社員の若者たち。 労働組合結成に来るまでのスリリングな展開は、その…

『流麻溝十五号』白色テロに立ち向かい、闘い続けた女性たち。その歴史から学ぶ視点が台湾の民主主義にはあるのではないか。

2024年8月の映画寸評① <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (58)『流麻溝十五号』2022年製作/112分/G/台湾/原題:流麻溝十五號 Untold Herstory/監督:ゼロ…

『円朝芝居噺 夫婦幽霊』小説の名手辻原登の圧巻の作品。

昨日、20時前、自分の部屋置いておいたスマホを取ろうとしたら、緊急地震速報がびっくりするほど大きな音で鳴り始める。 その直後、グラっときた。これでは速報の意味がない。驚くばかりで心の準備もできない。震度4。 震源の深さは約13㌔、地震の規模はマ…

7月の半ばから8月初めにかけての備忘録

備忘録として機能していない。猛暑のせいか、いろいろなことが次々と素早く目の前を通り過ぎていくようだ。 7月の半ばから8月初めにかけての備忘録、簡単に。 7月13日(土) いつものように元同僚のTさんとY校の野球観戦に出かけようと思っていた。ところが…

『朽ちないサクラ』公安警察の汚さ、よく晒してくれた。

2024年7月の映画寸評⑦ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (57)『朽ちないサクラ』2024年製作/119分/G/日本/原作:柚月裕子/脚本:我人我人祥太 山田能龍…

「政治化」しているのは誰だ? 長崎市を矢面に立たせた政権の無能さ露呈

政権追従の広島市に対し、独自路線の長崎市。その長崎市に対し、西側諸国のG7(日本を除く先進7カ国)とEU(欧州連合)が脅しをかけている。 記事によると、まず駐日英大使がイスラエルを招待しないことに対し問題視する立場を表明、7日にはアメリカ大使館…

映画『フィリップ』・・・自分の中の怒りや悲しみ、矛盾、多くの葛藤を抑え込み、セックスを武器に別人格を生きるフィリップをエリック・クルムJrが冷徹に演じ切る。

2024年7月の映画寸評⑥ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (56)『フィリップ』(2022年/124分/R15+/ポーランド/原題:Filip/原作:レオポルド・ティルマ…

 八月や 六日 九日 十五日

八月や 六日 九日 十五日 いつもに比べ、わずかに風を感じる境川を歩いていると、彼岸の大和市側から放送の音が聞こえる。 そう言えば昨年も散歩の途中だった。 8時15分。黙祷を呼びかけるアナウンス。 800キロ離れた広島で、広島平和記念式典が行われている…