労働問題・学校問題

「今はまだ登校は無理」という判断が後ろ向きに見えないようにするには、文科省はよけいなことは云わずに自らがやるべきことをしっかりやることだ。

いろいろなバージョンがあるようだ。友人から送ってもらったものとは少し違うが、これもなかなかたのしい。 学校再開について文科省が、小1小6中一の分散登校を選択肢として出した。 いつものように、出てきた反応に対して 「小6、中3、小1だけ学校に来なさ…

非正規労働者26万人減。未曽有の不景気がやってくる前兆のようなものだ。一番弱いところにひずみが出る。

非正規労働者26万人減という記事を読んだ 。調整弁として使われる非正規労働者の問題は、これからどんどん大きくなる。未曽有の不景気がやってくる前兆のようなものだ。一番弱いところにまずひずみが出る。 午前中、1週間ぶりの買い物。林間モールのエイビイ…

9月入学論はそもそもコロナ禍がなければ出なかったもの。9月に収まっているという確信など誰ももてない今、取ってつけたような議論は児童・生徒に迷惑。

9月入学論が熱を帯びだしている。報道を見てみると、 知事会が積極的に賛成論を言い出せば、小池都知事も追随の方向。 いつも空気の流れを敏感に見て多数派につこうとする尾木直樹は賛成。 元文部次官の前川喜平は、今までも何度か検討をしてきたが簡単では…

担当者は、これはカッコ悪いぞと思ったのではないか。そこでワンクッション置くことを考えた。保健所が入ってからの判断でいいではないか。このときに担当者のアタマの中には、感染リスクがすでにあることよりも、当該の保育士が出勤していないのだから、あわてることはない、それより昼間出した通知が夜にはひっくり返るような事態だけは避けたい、そうしないと朝令暮改どころか昼令暮改になってしまう。

境川沿いの今朝の八重桜 横浜市の保育園の問題。 今朝の朝日新聞。昨日の記者会見で横浜市の担当者は 「陽性の保育士はすでに出勤しておらず、ただちに休園しなくても園内の感染リスクは高まらないと判断」 「濃厚接触者を特定したうえで、閉じる範囲をクラ…

常識的に考えて、学校が全て休校になっているのに保育園だけが「安心」なところであるはずがないだろう。現場がどれほど感染対策に労力を割いていても、多くの園児、保護者が入れ代わり立ち代わり訪れるのである。感染リスクは高まるばかりだ。離れて遊ぶこともむずかしい、園児全員にマスクをつけさせることすら並大抵のことでないことは素人でもわかる。それなのに横浜市は保育園は「安心」で、登園するかどうかは保護者が決めてくださいと云う。

今年もコデマリが咲いた。 《タイトル》保育士感染を保護者に伝えず 横浜市は“隠ぺい”否定 神奈川・横浜市が、保育士の感染を保護者に伝えないよう、保育園側に待ったをかけていたことがわかった。 横浜市によると、神奈川区の「西寺尾保育園」に勤める20代…

東京高裁、都教委の裁量権の逸脱を認定、根津さんの停職6か月の処分を取り消す。

雪が降っている。 水分の多いべたべたした雪だから、積もることはないと思うが、暖冬のはての3月末の雪、ちぐはぐ、である。 元教諭の停職処分取り消し 君が代不起立、東京高裁 東京都立学校の卒業式で、君が代斉唱の際に起立しなかったとして、2009年に停職…

教員だけが感染しないということはありえない。 いずれ感染すれば、子どもたちへの影響は避けられない。 そういうこともありうると考えておく。

人が消えた。 銀座も渋谷も閑散。 いつも買い物をするスーパー、エイビイ林間モール店に着いたのは開店時間の10時。1階の駐車場はぎっしりと埋まり、2階の駐車場も空きが少ない。 階下に降りると、エレベータの前から長蛇の列ができている。 暮れに行列が出…

現代思想4月号 迷走する教育

http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3408 今年も現代思想4月号(青土社)は、教育、学校特集。 私が知っている限り、18年前の2002年からほとんど毎年4月号は教育、学校がテーマ。 今回の改正(変形労働時間制)と30年前に最高裁まで闘った「横浜超…

『季刊福祉労働』166号。「教員の働き方改革」考 みんなの学校をめざして

『季刊福祉労働』166号。「教員の働き方改革」考 みんなの学校をめざして 私は東須磨小の事件について、考えてきたことを書いた。 紹介 特集 「教員の働き方改革」考――みんなの学校をめざして 教員の多忙化と管理強化によって、およそ人を教育する場ではなく…

名古屋労基署、市教委に対し非常勤講師の残業時間を適正に把握していないのは労安法違反の疑いと是正勧告。残業代支払いも。

3月14日、名古屋市の労基署が名古屋市教委に対し、非常勤の教員の残業時間を適正に把握していないのは、労働安全衛生法違反の疑いがあるとして、是正勧告を出した。また必要ならば残業代を支払うことも必要とした。 https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200…

『岩波ブックレットNO. 1020 迷走する教員の働き方改革 変形労働時間制を考える』 36協定を教員に適用するならば、学校は変わらざるを得ない。

毎年、二人の間で話題になり、なんとなく終わっていく「辛夷(こぶし)」と「木蓮」の違い。今年も散歩しながらまた同じ話題に。 タイミングよく清瀬のMさんが、LINEで違いを説明してくれる。 花弁が6枚なのが辛夷、9枚なのが木蓮。 今朝の散歩、他家の庭に…

休校問題・・・沖永良部島の小学校の先生には、現実をバランスよく見つめる確かなリアリティがある。 このリアリティが、政治家の大向こう受けを狙った政治判断の空疎さと的外れ具合を、鮮やかに浮き上がらせている。

群馬に住む義姉から、 「こちらでは朝早くからトイレットペーパー、ティッシュペーパー、マスクを求めて長い行列、今までにない景色を目にしています。おまけにお米、パンなども在庫切れ。ビックリです・・・。」 とのメール。 群馬は感染者ゼロの地域。どう…

「総理大臣は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部または一部の休業を行うことができる。」こんな法律どこにもない。

昨日から少し気温が下がった。 安倍の一斉休業の要請に顔色を失い、取り乱した人々の冷気がそうさせたのか。 問い一 学校の「臨時休業」について述べた次のA~Dのうち、その内容が正しいものを1~4のうちから二つ選びなさい。 A 非常変災その他急迫の事情が…

2月19日、中澤晶子さんを囲む会:中華街では表通りの超有名店と食べ放題のお店ばかりが目立つ。地道に長く常連客を相手にやっている牡丹園のような「名店」こそ地元の財産。 お時間のある方、ぜひ一度ご来店を。

もう、おとといのことにになる。 2月19日。横浜中華街・広東料理牡丹園で、児童読み物作家の中澤晶子さんを囲む会。 ヒロシマの修学旅行に関わる市内の中学校の教員を中心に、都内からも人が集まる。 ここで開くようになってもう7,8年になるだろうか。 初め…

『10代からのワ―クルール』(上西充子・旬報社)『ワークルールは、「知っている」「理解している」だけでは、トラブル解決のために役立てることはできません。使用者からの理不尽な行為にたいして、ワークルールを自分のものとしてどう生かすかのかが大切なポイントです。したがって、皆さんには、本書を通して、そうしたワークルールの考え方や活用方法を学び、体得していただければと思います。』(「はしがき」から)  

境川・観音寺側の河津桜が毎日少しずつ開花。 けさは、橋をわたってすぐのところでカワセミが止まっているのを見つける。じっくり見ようとするとたいていすぐに飛んでいって行ってしまう。 今朝初めてカワセミの飛び方がセミに似ていると思った。 いつもは、…

44年前、1976年1月の出来事。

昨日14日、今年初めての授業。 残すところあと1回。15回ワンセットが終わる。 授業用のプリントを毎回つくる。内容は毎回、 ・新聞記事や資料を読んで感想をまとめる。 ・その日の授業の流れ ・今週の映画、と本 ・次週の予告 ぐらいなものだが、冒頭、「こ…