2024年2月の記事

『最悪な子どもたち』『夜明けのすべて』『コット はじまりの夏』 2024年2月の映画寸評②

2024年2月の映画寸評② <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (12)『宝くじの不時着 一等当選くじが飛んでいきました』(2022年/韓国/113 分/原題:6/45/脚本…

「うらをみせ おもてをみせて ちるもみじ」信州伊奈高遠 ”山荘五合庵” 閉じる。

山荘五合庵を見つけたのは、今はもうないが「一個人」という雑誌の中だった。そこに載っていた下の写真と朝食の素敵さに惹かれた。ご夫婦二人だけの営み。 標高1200m。向こうに見えるのは入笠山。電線は全くない。一枚の絵のような風情に惚れた。 二間ある別…

村岡栄一『去年の雪』ありがとう さようなら 漫画と人生

言い古された言い方だが、二月は「逃げる」。気がつけばもう月末。いつもより1日多いが、日々の時間が飛ぶように過ぎていく。 ミモザ、枝は折れたが今が盛り。それに境川河畔の河津桜も満開。 土曜日にとんとご無沙汰だった蕎澤へ。 1月は全休で、2月も初め…

『ファースト カウ』など2024年2月の映画寸評⓵

年が変わってから映画館によく足を運んでいる。 2024年2月の映画寸評⓵ <自分なりのめやす> ぜひお勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (8)『いま、ダンスをするのは誰だ?』(2022年…

1月のあれこれ

2月も半ばを過ぎたのに1月にみた映画のことを書いている。内容はほぼ忘れているが、、思い出そうとするとよみがってくるものもある。 老人の日々の記録など取るに足らないものだが、生活のディテールは一日いっとき同じものはない。1月のあれこれを思い出…

「PERFECT DAYS」など2024年1月映画寸評②と配信寸評

みても次々に忘れていく。中身はともかく?みたことだけでも記録しておかないと、何にも残らない。よかったのか、つまらなかったのか、これを読んでくださっている方に<自分なりのめやす>をお知らせすることにした。 2024年1月映画寸評② <自分なりのめや…

「正欲」など2024年1月映画寸評①

昨日は春一番。境川沿いの河津桜も咲き始めた。 今朝は一転、北風。カワセミの姿も見えない。 2024年1月 映画寸評① <自分なりのめやす> ぜひお勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (1…

「小澤征爾さん、死去」

夜明け前、いつものように玄関のドアを開けて朝刊をとった。 いつも一面のタイトルだけ見る。 「小澤征爾さん 死去」。驚きはするが、すぐに「長い間ご苦労様でした」とひとりごちる。88歳。心不全。心臓が動くのをやめた。自然なことなのだと思う。 誰もが…

沢村貞子『老いの道づれ』(1995年 岩波書店)で、山田太一に出会った。

雪の重みで折れた近所のミモザの木、裂かれた枝が無惨だったが、今朝は片付けられていた。樹影は3分の2ほどに。 ひとり散歩。Mさん、昨日から不調。風邪のようだ。 出かける予定を変更。先日、本を整理中の友人K氏からもらった『老いの道づれ』(沢村貞子 1…

「会うのって中学(を卒業してからだから5年)ぶりだよね」

週に一度の「旗持ち」のあと二日ぶりの散歩に出かけた。 *「旗持ち」という言葉、一年前に初めて耳にした。小学生の通学の安全を守るため地域の人が横断歩道などに交通安全の黄色い旗を持って立つことを指すのだそうだ。 近くの(と言っても20分はかかるが…

横浜で雪が降ると・・・。

5日、降雪は夕方からという予報、何も考えずに傘を持たずに本厚木kikiへ。 『ファースト カウ』を見終わったのが13時40分。食事をしようと外へ出ると、雪。 近くの日高屋で食事をしながらMさんのLINEを見ると、雪が積もった庭の写真。こっちよりもかなり多い…

隠居生活、始まる。

先日、授業が終わった。 2016年から8年間、下高井戸の文理学部に通った。いや、2020〜21年の2年間は自分の部屋から授業をしたから通ったのは6年間か。 公立の中学校には着任式や離・退任式というのがある。そこでは教員一人ひとりが、職員や生徒の前でひと…