2025年6月の記事

『安楽死特区』・・・安楽死と尊厳死という命名のあり方を問い直すような視点、ことばが登場人物たちにあればよかったなと思った。

2026年2月の映画寸評(1) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『安楽死特区』 2025年製作/129分/G/日本/原作・制作総指揮:長尾和宏/脚本:丸山昇一/監督:高橋伴明/出演:毎熊克也 大西礼芳 加藤雅也 筒井真理子 余貴美子 平田満 奥田瑛…

高松地裁措置要求判定取消訴訟判決(2025年3月25日)の紹介と若干の分析

高松地裁(3月25日)の教員の時間外勤務、休憩時間に係る画期的な判決を、5月末になって共同通信が報じた。このブログでも3回に分けてその内容をレポートしたのだが、読み返すうちにやや拙速だったと感じられて、もう一度最初から読み直してみた。少しずつ判…

『ガール ウィズ ニードル』・・街並みのセットが圧倒的。屋敷、お菓子屋、浴場、工場、どこをとってもこれ以上のリアリティはないほどだ。その上モノクロだから殺伐とした空気がスクリーンに充満する。もちろんそこに登場する人々もつくりものとは思えない出来栄え。

2025年6月の映画寸評(9) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『ガール ウィズ ニードル』 2024年製作/123分/PG12/デンマーク・ポーランド・スウェーデン合作/原題また は英題:Pigen med nalen/配給:トランスフォーマー/監督: マグ…

大竹まことのゴールデンラジオ(文化放送)で沖縄の語り部の伝え部津田憲一さんの活動が紹介される。

友人の津田憲一さんのことが、24日の文化放送大竹まことのゴールデンラジオで紹介された。ゴールデンヒストリーというコーナーだが、この日は沖縄慰霊の日の次の日ということもあって、沖縄戦の話、辺野古の基地建設のことなどにも触れて、このコーナーに入…

『金子差入店』すごくいいシーンがいくつもあるのに、「穴」が多いのが残念。

2025年6月の映画寸評(8) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『金子差入店』 2025年製作/125分/G/日本配給:ショウゲート/脚本・監督:古川豪/出演:丸山隆 平 真木よう子 三浦綺羅 根岸季衣 名取裕子 寺尾聰 岸谷五朗/劇場公開日: 20…

広島6月19日天皇お出迎え・提灯行列

天皇の広島訪問に際し、広島市・松井市長は「お出迎え」=憲法学習の一環という屁理屈を弄し、近隣二つの小学校の6年生を動員した。 6月19日当日のテレビのニュースも次の日の新聞も、子どもたちの「お出迎え」について触れたものは、私の知る限りなかった。…

『うおっしゅ』監督は永六輔の孫。なんと言っても発想が面白いし、タイトルも秀逸。期待したのだが・・・。

2025年6月の映画寸評(7) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『うおっしゅ』 2023年製作/115分/G/日本配給:ナカチカピクチャーズ/企画・脚本・監督:岡崎育之介/出演:中尾有伽 研ナオコ 中川ゆかり 嶋佐和也 赤間麻里子 磯西真喜 高木…

『事実無根』・・・・雰囲気あるのにちょっと残念。退職刑事役の西園寺章夫の演技に引き込まれた。

梅雨に入った。九州地方は線状降水帯が出現、熊本や鹿児島の街の様子がテレビに流れる。 此処に住んで16年近くなるが、雨がひどかったという記憶は一度だけ。 まだ仕事をしている時だったが、深夜からの雨が止まず、朝になっても雨脚は強くなるばかり。 歩く…

東京新聞、技ありの記事。広島市の「ドタバタ」を追う。

昨日の記事ですが、この間の広島市の「ドタバタ」(記事中の言葉)がよくまとめらている。今回の問題に限らず、ずと続いているいくつもの「ドタバ」が広島はある。それもしっかり網羅されている。全国紙には載らない問題だが、一つひとつが見逃せない問題。 …

愉音、テラコン。藤沢・湘南台・東勝寺。サプライズは名器の弾き比べ。

6月8日(日) 先月に続いて愉音のコンサート(テラコン)、前回、円覚寺如意庵は友人のSさんと一緒だったが、今回Mさんと。 会場の東勝寺は地下鉄、小田急、市営地下鉄が入る湘南台駅から20分ということだが、散歩以外では長時間歩くのは避けているため(よ…

『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』・・・わたしたちが見てきたヒトラー、ナチスドイツ、ドイツ国民はゲッベルスがつくり出したフェイクだった。

2025年6月の映画寸評(5) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』 2024年製作/128分/PG12/ドイツ・スロバキア合作/原題または英題:Fuhrer und Verfuhrer(リーダーと誘惑者)/脚本・監督:ヨ…

学校現場に50年余続いてきた給特法体制がこれからもずーっと続く。改正案はいわばタコが自分の足を食うようなもの。今あるものを剥がせるだけ剥がして名前を付け替えて、1%ずつ上がっていくように見せかける狡猾な錬金術。現場からの声は聞こえない?

参議院を改正給特法案が通過した。 給特法体制はこれからも続くということだ。今回も教員には労基法の原則適用は見送られた。学校には憲法も労基法も入ってこない。 この記事を読むと、日教組も全教も改正に反対していたらしい。にわかに信じられない。 教員…

松井市長!やっぱり子どもたちにあの人たちを「お出迎え」させるのはあまりに無理スジじゃないですか?

今朝の朝日新聞広島県版です。 ぜひお読みください。この間の「お出迎え」のおかしさが明らかになっています。 記者会見で宮崎園子さんの質問にキレて訳のわからんことを言っていた松井市長、裏に はこんな事情があった訳です。

2025年3月25日 高松地裁判決、教員の時間外労働と休憩時間の確保について初めて明確に認め、賠償を命じた。(下)

この裁判は、高松市立中学の教員が、香川県人事委員会に対し勤務条件に関する措置要求を行い、その判定の取り消しを求めて香川地裁に提訴した裁判である。前回に続いて、ここでは裁判の全体の枠組みを見た上で、判決の意義について考えてみたい。 措置要求(…

2025年3月25日 高松地裁判決、教員の時間外労働と休憩時間の確保について初めて明確に認め、賠償を命じた。(中)

前回の続き (3)本件各検討 ア 正規に勤務時間の割り振りについて(時間対甲及び1年団会議) (ア)職務上の義務 地公法58条及び給特法5条は労基法32条、32条の2の適用を除外していない(週の労働時間と1日の労働時間の規定)ため教育職員にも適用される…

2025年3月25日 高松地裁判決、教員の時間外労働と休憩時間の確保について初めて明確に認め、賠償を命じた。(上)

共同通信が5月28日、次のような記事を配信。教員の違法残業に対して賠償を命じる判決が3月に高松地裁で出ていたという。 元高松市立中教諭に違法な残業をさせたとして香川県に賠償を命じた高松地裁 労働基準法に反する時間外労働(残業)をさせられたとして…

給特法改正案、参議院で可決の方向へ・・・この法改正によって、長い時間かかって沈下を続けてきた日本の公立学校は、これからさらに沈下を続けるのだろう。

衆議院を通過して現在参議院にまわっている給特法改正案。教員の働き方改革の方途としてはほとんど意味のない代物だが、国会では自民、立憲、維新、国民民主が賛成に回り、反対はれいわ新撰組と共産党のみ。 両党とも、しっかりした論理で教員の働き方の実態…

Y!ニュース宮璃園子さんの記事「天皇皇后両陛下を「授業でお出迎え」、必要ない児童の名簿提出を小学校に求めた広島市と広島県が不手際認める」

広島の天皇お出迎え?について、宮崎園子さんがY!ニュースで詳細なレポートをしています。経過がわかりやすいのでぜひご参照ください。 news.yahoo.co.jp

『能登デモクラシー』・・・デモクラシーは、ここから始まっていかなければいけないのかという暗澹とした気持ちと、今ここから始まる、始まってほしいという願いのようなものがこの映画に込められていると思えた。ドキュメンタリーの秀作。

2025年6月の映画寸評(4) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『能登デモクラシー』 2025年製作/101分/G/日本/配給:東風/プロデユーサー:木下敦子/監督:五百旗頭幸男/劇場公開日:2025年5月17日 6月3日 kiki ⭐️⭐️⭐️⭐️ 解説・あらすじ…

広島市長記者会見(6月9日)「校外学習」が「お出迎え」で何が悪いと強弁する松井市長

動画非公開とのこと。直接、広島市のHPへ行って見てみてください。 みて貰えばわかることだが、この松井市長という人、いつも記者たちに追及されると恫喝っぽい言い方で自論を強弁して煙に巻く。今までそんなシーンを何度も見てきた。 さて名簿提出は不要と…

そろそろ梅雨入りか

昨朝、空模様を確かめようと外を眺める。庭の踏み石が少し濡れていた。数秒だけ降ったような形跡。 大丈夫だろうと出かけるが、すぐに降ってきた。中止の決断は早い、2人とも。以前なら多少の雨でも出かけたのだが、無理はしない。 今朝、曇天。雨の予報80%…

『Playground 校庭』ダルデンヌ兄弟を思わせる映像の圧倒的な力。対応できない大人や学校のシステム、いじめ批判が主題とは思われない。

2025年6月の映画寸評(3) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『Playground 校庭』 2021年製作/72分/G/ベルギー/原題:Un monde/脚本・監督:ローラ・ワ ンデル/出演:マヤ・バンダービーク ガンター・デユレ カリム・ルクルー ロ ーラ…

天皇出迎えの児童の名簿提出は、県秘書課の勇み足、宮内庁は不要との判断。忖度の極み。

6月4日に書いた広島の「天皇奉迎」のための児童動員について、動きがあった。 まず、5日、広島市の県労連や県被団協など13団体が、天皇出迎えのための行事への児童の参加を強制しないよう広島市へ要請。 その中で、宮内庁への児童の氏名、読み仮名などを提出…

『104歳 哲代さんのひとり暮らし』

2025年6月の映画寸評(2) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『104歳、哲代さんのひとり暮らし』 2024年製作/94分/G/日本/監督・編集:山本和宏/撮影:的場泰平 筒井俊行/ナレ ーション:リリー・フランキー/配給:リガード/劇場公開…

『シンシン SING SING』・・・芝居をつくっていく「プロセス」の面白さ。演技力という点でどの出演者もほんとうに優れていると思った。

2025年6月の映画寸評(1) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『シンシン SING SING』 2023年製作/107分/G/アメリカ/原題または英題:Sing Sin /監督:グレッグ・ク ウエーター/出演:コールマン・ドミンゴ クラレンス・マクリンほか/…

6月19日 広島で提灯行列。広島市は即刻、児童の平和公園への動員、政治利用をやめろ。

今日、こんなことが沖縄で予定されている。 慰霊の訪問なので白い提灯での行列だそうだ。 主催は天皇陛下奉迎沖縄県実行委員会。 実体は日本会議、問い合わせ先は沖縄県神社庁。 提灯行列というと、知識としてあるのは1937年12月13日、全国で行われた南京陥…

『片思い世界』・・・いいんだけど、3人の生活とこちら側の世界の交差のありようにリアリティを感じられなかった。

2025年5月の映画寸評(7) 面白かった映画を⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎から⭐︎まで勝手に評価。 『片思い世界』 2025年製作/126分/G/日本/脚本:坂元裕二/監督:土井裕泰/出演:広瀬すず 杉咲 花 清原果耶 田口トモロウ 西田尚美/劇場公開日:2025年4月4日 5月27日 kiki …