8月3日気温40℃。 8月6日:NHKスペシャル「原爆が奪った“未来”~中学生8千人・生と死の記録~」をぜひ。

2022年8月3日埼玉県児玉郡美里町付近

きのう、前橋の次兄のところに用事があり、出かけた。ドライバーはもちろんMさん。

片道170㌔近い遠出。Mさんは平気で往復してしまう。もう大台手前なのに。

7時すぎに出たのだが、東名入り口から圏央道にかけて渋滞があちこちで発生。3時間半近くかかって到着。一緒に食事をして13時半ごろ出発。

上の写真は帰途、関越道を走っていた14時過ぎ。40℃。こんな数字、初めて見た。児玉郡美里町付近。気温の高さを売り物している熊谷市まで20㌔もない地点。

空は雲があるが、すこしもやっている。クルマの中にいると何も感じないが、体温より3℃以上高いのかと思うと少しぞっとする。

帰りも3時間半。通常なら2時間半のところ。

 

 

お知らせ

 

番組名:NHKスペシャル「原爆が奪った“未来”~中学生8千人・生と死の記録~」

放送日時:2022年8月6日(土)夜10時~(総合・全国)

https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/J66Q3Q1YZY/

再放送:8月9日(火)夜11:50-翌前0:39

守るべき子どもたちの尊い命、未来を奪う戦争の現実と核兵器の脅威を

いまの時代だからこそ真っ正面から訴える番組にしたいという思いで制作しました。

植田さんの思いが少しでも伝えわればと思います。

 

 

植田規子さんは懸立廣嶋第一高等女學校の卒業生です。

私は広島修学旅行を始めて以来、長いおつきあいをさせていただいています。今年90歳のはずです。心のこもらない広島出身の宰相の話よりぜひ植田さんお話を聞いてみてください。

 

 

 

 

真夏の午後の祖父、やや疲れ気味である。

今日7月31日。

朝の散歩、出る時間は変わらないが、日ごとに暑くなっている。

新しくできたパークビレッジがつくる100メートルを超える日陰がごちそう。

暑さのせいか?ずっと顔を見せなかったオセロ(Mさんが勝手にそう呼んでいる白黒の猫)が久しぶりに顔を見せた。

野良と違ってどこか人間を許しているところがある。

互いに間合いをはかりながら、止まって見合う。

「だるまさん転んだ」と言って少し近づいて止まると、オセロもこちらを見て留まる。

2,3度繰り返すうちに藪の中に入っていってしまった。

2月27日の写真。

 

千葉から岐阜に引っ越した長女が子ども二人連れて「実家」に逗留している。姉のSちゃん(小3)の方が群馬で開かれる○○大会に出場するために2泊3日で、母親と二人でここから出かけている。必然的に弟のR君(小1)と私たち夫婦で3日間を過ごすことに。

Sちゃん、2種目とも1回戦で敗退との連絡。

 

マンションに温泉施設がある。マークスプリングスという名前に由来する。施設そのものはマークスパという。ちょっとカッコつけている。岩風呂と檜風呂、それにバーデンと名付けられた温水プール。バーデンというのはウイーン郊外にある温泉保養地の名前。今日調べて初めて知った。これもまたずいぶん思い切ったたいそうな名前をつけたものだが、R君はそこに行きたがる。小さい頃から「実家」へ来るたび父母に連れられ行っているからだ。サウナに寝湯や何種類かのジャグジーなどがある。

そのバーデンには男湯、女湯それぞれから水着に着替えて入る。

いままでなら「おばあちゃんと行っといで」だったが、小1ともなるとR君、女湯には入れないらしい。そこで私の出番に。

営業効率が悪いため(開設当初は毎日10時~22時だったが、今ではかなりお荷物施設。数年前に営業時間が短縮され金土日の3日間に。12時から22時。バーデンは土日だけ。住民は毎月定額の維持費を支払い、一回入るごとにまとめ買いしてあるチケットを出す。1歳児も90歳も同じ1枚が必要)。

 

「おじいちゃん、プール行こうよ」の誘いを何度か受け、何とかごまかそうとしたのだが、激しい攻撃に避けられないと判断。土日の2日間、一番暑い14時ごろ、祖父はR君と手をつないでプールへ。

祖父らしい振る舞いが苦手で、孫からいわせると「変なおじいちゃん」だが、こうして二人で手をつないでいると、なんだか絵にかいた祖父と孫のようだ。

小1時間、プールで遊んでから温泉に入り、外に出ると炎熱はあまり感じず、風が心地よい。

R君、こいつは使えると思ったのか、プールから戻るとすぐに「おじいちゃん、セミ取りに行こう」。

 

たったそれだけなのに、真夏の午後の祖父、やや疲れ気味である。

 

 

本日、発売。教員のミカタ 赤田 圭亮(著/文) - 言視舎

 

 

 

 

電車不通に遅延。仕事をしている人には悪いが、「おれ、遊びだし」。

きのう(25日)のこと。

 

深夜から雨が降り続けている。けっこう激しい降り。

いつものように4時過ぎに玄関を開け網戸にする。反対側のテラス窓3つを、こちらも網戸にして全開する。部屋の中のよどんだ空気を、少しだけ揺するように風が入ってくる。

 

朝食の済んだ6時過ぎに雨は上がっている。

 

傘を持って出かける。

でたとたん、土砂降り。笑ってしまう。

300㍍ほど歩いたところでMさん、こともなげに「私、あっちまわって帰るね」と超短縮コースを選択。振り返りもせずに歩いていってしまう。

私は境川河畔に出る。

傘に水筒。二つ持って歩くのはそこそこしんどい。持ちかえる腕がきしきしという。

20分ほどのところにあるオレンジ色の橋で折り返す。いつもより20分短い40分短縮コース。

 

フェンスに留まっているハトとカラスがやたらと目につく。

この鳥たちは雨にぬれても平気なのか?

どんな鳥も羽毛は水を跳ね返す防水機能を備えているのだろうけれど、だからといって何も雨の中をあえて外出しなくてもと思うのだが。

 

雨でぼんやり煙る遊歩道の50㍍ほど先の地面にカラス。

近づいてみると、何か啄(ついば)んでいる。

 

私の足音に気がついてカラスがとびだつ。

するとそこに手のひらほどの白く大きなカエルの死骸。ウッと目を背ける。こういうのあまり得意じゃない。

 

通り過ぎるとカラスはまた舞い降りてきて啄んでいるようだ。

 

いつも思うことだが、人間はのんびり散歩などしているけれど、この境川河畔だって動物にとっては片時も止まらない厳しい生存のための争闘の場。

雨がどれだけ降ろうが、動物は腹が減る。

 

7時半。帰宅してシャワーを浴びて、映画の予約。kikiでの2本。予約の先客は3人。3人しかいないのに、その3席が私が希望する1~3番目の座席。最後列の通路側の3席。私はたいていこの3つのどれかに坐って映画を見ている。

1本目はこの3席外れたが、2本目はいつものF-15

 

これで一安心。あとはぎりぎり開映時間に間に合えばよい。

ここでひと手間を惜しんだことにあとで気づく。

 

マーク発8時34分のバスに乗ろうと家を出た。

マークというのは、私が住んでいる巨大集合住宅の総称。マンションが中心だが戸建ても含めて800世帯ほど。

バスは通常はどこにも止まらず南町田グランベリーパーク駅に直行する。

たいていはピストン輸送だから、駅から戻ってくるバスに乗ることになる。

 

降りしきる雨の中、乗車場所から少し離れた屋根のある所に10数人の人が待っている。

5分前になってもバスは入線していない。

近くの信号を見ていると、青になってもクルマはほとんど進んでいない。5~6回信号が変わるのを見ているが、3台が動いただけ。

 

Mさんに電話。クルマで駅まで送ってほしい、と。

「はいよ!」

渋滞しているのは16号の上り線。駅へ向かう246号線の上りはまったく問題なく動いている。

 

田園都市線の電車はスムースに動いている。

二回目の一安心。

 

中央林間。田園都市線の改札を抜けて小田急線の中央林間駅へ。

 

なんだか改札口が込み合っている。悪い予感。

 

小田急小田原線、動いてない。海老名―相武台駅間で人身事故だとか。

発生時間7時14分。

予約を取る前にひと手間を惜しんだことが・・・。

 

迂回するしかない。

小田急江ノ島線で大和を経て海老名、本厚木という方法。

 

同じ事を考える人たちはたくさんいる。満員。

大和駅では振り替え輸送の証明なのか遅延証明なのか、一部の改札口に長い行列。

 

いつもの朝の相鉄線下り電車は、大和を過ぎるとがらがらだが、今日は超満員。携帯で遅刻を伝えている声が聞こえる。

 

海老名駅改札は、自動改札をやめ、スルーになっている。

 

ホームから改札、そして連絡通路のエスカレーターと人の流れが滞留。

小田急線の小田原行きホームに着くまでいつもの倍の時間。

 

電話しているひとが目に付く。

 

仕事をしている人に同調するように自分でも困ったなあと思っていることに気がつく。

 

でも、ふと「おれ、遊びだし」と思って同調を断ち切る。

映画の開始時間に遅れたって誰に迷惑をかけるでなし。

話の流れがちょっとわからななくなるだけ。

 

そう思って発車時間を待つと気持ちも楽に。

 

結局、kikiに着いたのは、開映時間を20分ほど過ぎたころ。

どうってことない。

 

1本目『神は見返りを求める』。吉田恵輔脚本・監督。主役は岸井ゆきの

5分ほどで映画の中にすっぽり入っていた。画像1

 

 

 

『彼はなぜ担任になれないのですか 「車いすの先生」、奮闘の記録』(佐藤幹夫)障害があっても正規採用される道は開けている。しかし現実の仕事の場面ではやさしく拒否される。 トラブルとならないことだけを理由に、障害をもつ教員は我慢を強いられる。 障害が理由ではなく、受けいれる工夫を惜しむがためにである。

「車いすの先生」、奮闘の記録 彼はなぜ担任になれないのですか 佐藤 幹夫(著) - 言視舎

佐藤幹夫さんから『彼はなぜ担任になれないのですか 「車いすの先生」、奮闘の記録』という本をいただいた。

秋田の中学の数学の教員、三戸さんは何度希望しても学級担任になれない。

教員になって22年。「合理的配慮」という名で学級担任就任を拒否されている。

 

学校や教育委員会の見えない障壁を、佐藤さんは三戸さんとともにあぶりだす。

 

月刊『教職課程』に連載された一部を単行本化。

私も連載の途中、オンラインでのインタビューを受けた。職場での自分のかかわりについてお話しした部分が収められている。

 

車いすの先生、障害があってもそれを乗り越えて‥‥的な「感動ポルノ」は学校という空間では好まれるが、現実の学校はそう甘くも感動的でもない。

障害があっても正規採用される道は開けている。しかし現実の仕事の場面ではやさしく拒否される。

トラブルとならないことだけを理由に、障害をもつ教員は我慢を強いられる。

障害が理由ではなく、受けいれる工夫を惜しむがためにである。

 

れいわの舩後さんと木村さんがいたからこその変化が、国会で起きた。学校でも少しずつ地殻変動が始まっている。そのことの希望を語る本だ。

 

 

同じ言視舎から今月、

https://s-pn.jp/archives/3672

私にとっては11年ぶりの新刊。

と言っても、書き下ろしではなく、ここ数年雑誌等に発表したものを改稿したもの。

 

ホン・サンス『イントロダクション』『あなたの顔の前に』以前の作品に比べ、映画に入れ込むものがつかみにくくなっている。というより私がついていけなくなっているのだろう。

映画備忘録。

7月12日(火)

ホン・サンス監督2本同時封切り。

『イントロダクション』(2020年製作/66分/G/韓国/原題:Introduction/監督・脚本・制作:ホン・サンス/出演:シン・ソクホ パク・ミゾ ソ・ヨンファ他/日本公開2022年6月24日)

 

独自のスタイルで国際的に高く評価される韓国の名匠ホン・サンスが、モラトリアムな時期をさまようひとりの青年をめぐる物語を、モノクロームの映像で詩情豊かにつづった青春映画。将来の進路も決まらず、何者にもなれずにいる青年ヨンホ。韓国とベルリンを舞台に、折り合いの悪い父、夢を追うため海外へと旅立った恋人ジュウォン、ヨンホの進路を心配する母との再会と3つの“抱擁”を通し、彼の人生をひも解いていく。ホン監督の前作「逃げた女」で印象を残したシン・ソクホが初主演を務め、「お嬢さん」のキム・ミニ、「アバンチュールはパリで」のキム・ヨンホらが脇を固める。2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で銀熊賞(最優秀脚本賞)を受賞。(映画ドットコムから)画像4

 

『あなたの顔の前で』(2021年製作/85分/G/韓国/原題:In Front of Your Face/監督・脚本・制作:ホン・サンス/出演:イ・ヘヨン チョ・ユニ クオン・ヘヒョ/日本公開:2022年6月24日)

韓国の名匠ホン・サンスがベテラン女優イ・ヘヨンを主演に迎え、ひとりの中年女性の心の旅を描いたヒューマンドラマ。長い間アメリカで暮らしていた元女優のサンオクは、突然韓国に帰国し、妹ジョンオクのもとを訪れる。母を亡くして以来ずっと疎遠になっていた家族と再会するサンオクだったが、帰国の理由を明かそうとせず、その内面には深い葛藤が渦巻いていた。思い出の地を巡り、捨て去った過去と向き合いながら、心の拠りどころを見いだしていくサンオクの1日の出来事を描き出す。共演は「技術者たち」のチョ・ユニ、「夜の浜辺でひとり」のクォン・ヘヒョ、「はちどり」のキム・セビョク。ホン監督の公私にわたるパートナーである女優キム・ミニがプロダクションマネージャーを務めた。(映画ドットコムから)

 

2本続けて見た。

『イントロダクション』平板で面白みに欠けた。

『あなたの顔の前に』思わせぶりだが、今一つこちらも面白みに欠けた。

どちらもおおむね画面に二人が出て対話を繰り返すというホン・サンス監督のいつもの手法だが、以前の作品に比べ、映画に入れ込むものがつかみにくくなっている。というより私がついていけないくなっているのだろう。

キム・ミニとクオン・ヘヒョの付かず離れずの心理を愉しむといったところから、前作『逃げる女』から難解さを増してきているような。『正しい日間違えた日』『夜の浜辺でひとり』『それから』などは愉しめた。

カンヌでも評価されてるようだが、私はもういいかなという感じ。画像3

 

 

集票マシーンとしての宗教団体。自民党は信者への抑圧に加担し続けてきた。

6月末の梅雨明け宣言前の暑さに比べると、この数日間は過ごしやすい。

日中から夜にかけてエアコンを使うが、寝るときには扇風機で十分。いやな冷え方をしないで済んでいる。

生垣の葉に絡まるカボチャの蔓


カボチャの蔓。すごい勢い。ミモザの木を越えてその先の生垣まで達し、一番細い蔓は生垣に何本も巻き付いている。まるでヒトが意図的に両手で結んだような態様。蔓、このあとどうするつもりか。

 

元首相暗殺。

統一教会との関連が少しずつ明らかに。

統一教会の票の割り振りについても自民党議員が証言。

 

丸抱えで当選した議員が安倍の側近。

そんな選挙をやってきた元首相が国葬

 

茂木自民党幹事長は、

「国民から『いかがなものか』との声が起こっているとは認識していない」

この男、選挙の時には、

「消費税を下げるなら年金3割カットしないと」。

机上の数字合わせの発言。法人税を減税して消費税をその分に充てているといった指摘に応えず、恫喝のような発言。そのまま政治家の無能さが露わに。

 

憲政史上二人目の「国葬」に国民の異論がないなどありえない。

まずは、長い間の自民党と旧統一教会との関係を洗いざらい出すべき。

トランプと安倍が一緒に旧統一教会の関連団体にビデオメッセージを寄せている、それだけでも大変なこと。その陰に山上容疑者のような生活を毀損された信者二世がたくさんいる。

 

統一教会を集票マシーンとして隠蔽・保護してきたのが自民党。そのまま信者への抑圧に加担してきたということだ。

 

表に出て選挙を闘う創価学会幸福の科学、かつてのオウム真理教と違って、老舗の?新興宗教団体は政党とどうつながっているのか。

何より全国の神社を束ねる本庁、単独宗教法人の靖国神社政教分離の原則を無視して、参拝を繰り返す議員たちへの見返りは「票」だ。

ここまではわかる。しかし、そうなると自民党と連立を組んでいる公明党との関係はどう整理されているのか。公明党はどう考えているのか。信者の中には不満も多いのではないか。

その輪に統一教会も入っている。ビデオメッセージは大きい。

さらにさらに老舗の霊友会などもある。かつて石原慎太郎霊友会のつながりが明らかになったことがあった。まだまだこの輪に加わる団体があるという。

 

立正佼成会生長の家は政治とのかかわりが薄らいでいるといった話を聞くが、日本会議を中心とする右派議員のところにはいくつもの宗教団体が支持を明らかにしていると言われる。

自民党を円の中心とする宗教団体のつながりはどう整理されるのだろうか。

 

それぞれが見返りを求めて互いに結びついてる。

 

忘れられているのは、末端の信者であり、私たち有権者である。

 

それでも国葬

 

Category:日本の宗教団体 - Wikipedia

 

「A  book for peace   森田裕美のこの1冊」・『ひろしまの満月』・そして「hifukusyoラジオ」(youtube)

中国新聞

「A  book for peace   森田裕美のこの1冊」

”夏の読書スペシャル”と数冊の子供向けの本を紹介している。 

 

”ワタシゴト”に触れているところを抜き出してみる。私自身の視点にそっくり重なる。

 

たった1発の原爆が生身の人間にもたらした悲惨を直接語れる人が少なくなる中、「継承」に示唆を与えるのが、広島市在住の中澤晶子さん著「ワタシゴト」汐文社)と続編にあたる「あなたがいたところ」(同)。いずれも主人公は14歳の修学旅行生。それぞれに悩みや問題を抱える生徒たちが被爆地を訪れ、原爆資料館で遺品と向き合う。広島に残る被爆建物や遺構を歩く。この世にいない「あなた」の体験に、五感で追っていく。

「あなたがー」の白眉はかつて修学旅行生として同じ場所を訪れた引率教員たちの描写だ。大人になった教員の目に映るヒロシマ。歳を重ね、人生経験を積んだいまこそできる継承があるのだと気づかされる。

 

こんなふうに「児童文学」をとらえる視点は新鮮。

20数年前に、横浜の中学生と中澤晶子さんを引き合わせた者のひとりとして、中学生の成長の先に新しい「継承」の可能性があることを示してもらえたのはうれしいこと。

私が引率した中学生が、10数年後に教員となって中学生を引率している。

 

その中澤さんの新刊が

小峰書店・6月刊

 

これもまた継承をめぐる物語。あえて中身は書かないが、イメージ豊かな優れた作品。引き込まれた。

小峰書店は1980年6月以来のベストセラー『ひろしまのピカ』の版元。並べて見ると

字数がぴったり。名コンビささめやゆきさんの表紙、挿絵も素晴らしく、装丁もよく練られていて完成度の高い作品。これもロングセラーになるのではないか。

 

 

広島現地で、旧陸軍被服支廠保存運動を続けている方々が継続して毎回いろいろな方をお呼びしてインタビューを続けている「hifukusyoラジオ」(youtube) 。

50回目となる今月は中澤晶子さん2回目の登場。

ご自身の作品とのかかわりや子ども図書館移転反対運動について語っている。ぜひ聴いてほしい。

https://youtu.be/Z8yCVsypPqI

進行役は土屋時子さん。『ヒロシマの「河」』の著者のお一人。広島女学院大学図書館に司書として勤務するかたわら、同館に栗原貞子記念平和文庫を開設。広島文学資料保全の会代表。