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クライナとロシアの戦争は休戦交渉が進んでいない。ドンバス地方に対するロシアの構成が強まっているという報道が続いている。
朝から夕方まで断続的に2本のyoutubeを見た。
1本は『プラトーン』のオリバー・ストーン監督がエグゼブティブプロデューサー、そしてインタビュアーも務めた・イゴール・ロパトノク監督)。前世紀初めから2014年のクリミア半島のロシアの占領までをウクライナの民族主義、反ユダヤ主義に視点を置いて描いたドキュメンタリー。どちらかといえばロシア側に立った展開。クリミア半島占領についてはほぼ全面肯定のように感じられた。
もう1本は、フランスのジャーナリスト、アンヌ=ロール・ボネルがつくった『ドンバス2016』。2015年時点でのドンバス地方の親ロシアと親ウクライナの内戦の実態を現地に入ってカメラを回して撮った作品。当時は民兵組織だたアゾフ大隊の実態を克明に追っている。
あたりまえだが、今起きている戦争が突然始まったわけではなく、歴史上長く続いてきたものの結果としてあることを再認識させられた。
毎日、アメリカ、西側の視点による報道ばかり見ているから、どこかで視点を矯正しておかないと、との思いから見てみた。
前者はウクライナとロシアの歴史、とりわけナチズムが過去のものではないこと、後者は現実の内戦の実態と人々の憎悪を知ることができた。
両方とも日本語の字幕が入っているが、それでもなかなか状況把握は簡単ではない。