カワセミの縄張り争い。

今年は梅の開花が遅かった。境川沿いの河津桜も、花をつけたのが去年より10日近く遅れ、その後も一気にとはいかず、ちらほら咲きのままだ。

毎朝、外の気温を自分の体温といっしょに記録しているが、1,2月は-1℃~2℃ぐらいの日が多かった。ここ数日はずいぶん温かくなった。散歩姿からネックウオーマーが消えた。

 

その散歩だが、おととい、今年、3羽目の鳥の同定。

スズメほどの大きさの見かけない鳥が群れで飛んでいるのを見かけた。羽ばたくと羽の黄色が目立つ。知っている人ならすぐに判別できるのだろうが。

羽の色を手掛かりにネットで検索。カワラヒワという鳥だということが分かった。

BIRD FAN (日本野鳥の会) | カワラヒワ

基本的に冬鳥だそうで、低山から低地に生息するが、都市部の河原や公園などでも観察されるそうだ。

 

きのう、オスのカワセミの縄張り争いを見た。

コンクリート製の土手の下のほうに、はじめ1羽のカワセミが留まっていると、そこへ同じような大きさのカワセミが2mほど離れて留まる。互いに知らん顔をしているようにみえるが、片方が何やら少しずつ距離を詰めていく。20㎝ほど近づいたところで、背中に飛びつく。飛びつかれた方は慌てて逃げる。

 

この様子に何人かの方がカメラを向けている。

その中の一人、滝田さんも望遠レンズを構えて動かない。

私たちは息をのんでじっと見ているだけ。

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けさ、滝田さんからいたただいたもの。いただいたプリントアウトしたものをスマホで撮っているので鮮明さは少し落ちるが、珍しいショット。

 

ロシア軍がウクライナ南東部にあるザポリージャ原発を攻撃、火災が起きているという。チェルノブイリに続いて2か所目の原発の占拠。

禁じ手となっていたものが次々と解かれていく。

国連ではロシアは完全に孤立。クリミア半島併合の時の比ではない。

ウクライナから脱出した人は100万人。難民認定をほとんど拒否してきた日本政府も重い腰を上げるようだ。民間企業のなかにもが受け入れを表明しているところがある。

生存をかけた脱出の先が、閉じられることのないことを願うばかりだ。