凄まじい虐殺が続いている

ここ数日、朝の気温が14℃前後。境川河畔の遊歩道、日当たりの良い大和市側を歩くと、背中に日が当たり、汗ばんでくる。すでに二十四節気では霜降もすぎて、立冬目前というのに。新聞には「小夏日和」という言葉も。

会合があり、神奈中バス小田急JR東海道線根岸線と乗り継いで本郷台まで行ったのだが、電車に乗るたびにエアコンが効いている。冷やっとして気持ちがいい。11月とは思えない。

 

イスラエルの攻撃が止まない。世界中の非難を浴びながらも、ネタニヤフはひたすらに「ハマス殲滅」を叫び続けている。

地上侵攻という言葉を用いず、地上作戦と表現。実際にガザ地区北部を包囲して攻撃。地上侵攻そのもの。

同時に難民キャンプジャバリアを3日間にわたって空爆ハマスの指揮官を殺害したと発表しているが、この情報も不自然。

ここまでくると、これはハマス殲滅作戦ではなく、市民も軍人も関係なく殺害し続ける、いわば見境のない「パレスチナ民族根絶やし」作戦ではないのか。

ネタニヤフは国内的には人質奪還を掲げてはいるが、ハマス、パレスチア殲滅のためには人質は既に捨て駒と考えているのではないか。

 

ヨルダン川西岸では、軍自体をバックにした入植者の暴力、暴行が頻発しているという。オセロ合意を守ろうとしてこなかったのはイスラエル。大の大人が小さな子を陰湿に虐め続ける状態が、さらにひどくなろうとしているようだ。

ラファの検問所は限定的にしか開かず、支援物資は相変わらずガザに入っていない。エジプトは難民の受けいれにこれもまた限定的。

 

バイデンは、自分が検問所を開けさせた、などと言っているが、国際社会でのアメリカの位置はかなり危うい。逆に南米のボリビアイスラエルとの国交断絶を宣言するなど自立的な動きが出始めている。

 

北からはイランガ支援するヒズボラと、東からはイエメンのフーシ派との小競り合いが続いている。イスラエルをことを構えようとする勢力が今後どう動くのか。中東全体が揺れている。

 

10月7日以降、死者はすでに双方合わせて1万人を超えたといわれるが、増えていくのはパレスチナ側の死者ばかり。このままいけば何十万人ものパレスチアの市民の命が奪われる可能性がある。

とにかく一時休戦を願う。

散歩の途中で