それって不要不急の最たるもの。安倍、憲法記念日に緊急事態対応をめぐる改憲論を展開。

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農家さんの庭先の夏ミカン?5月3日


安倍、憲法記念日に緊急事態対応をめぐる改憲論を展開。

それって不要不急。今直ちにやなければならないことではない。

打ち出の小づちをもたせるわけにはいかない。

やるべきことが後手後手に回っていることを何とすべし。

 

 

雇用調整助成金の上限をあげることが検討されている。

一日8830円ではもらう方もかなり厳しいが、払う経営側はそれすらも難しいという状況がある。値上げをしても、それを受け取った経営側がそのまま労働者にちゃんと払うかどうか。

政府の法人税減税などの優遇策もあって、大企業は途方もない額を内部留保している。

にも拘らず全日空などは3000億円の融資を求めている。

 

中小、零細企業はなにをかいわんやである。

多くの零細はぎりぎりのところまで従業員の数を削り、非正規を雇うことで生き延びてきたが、こういう状況では自転車操業は長くは続かない。

ふだん絞ってきた財布のひもはもうこれ以上絞れないところまで来ている。

大変な数の倒産と失業者の増加を見越しての政策が求められている。

 

 

昨年4月に働き方改革の目玉であった高度プロフェショナル制度の活用がほとんど進んでいない。厚労省によると労基署に届け出があったのは1年間で約10社414人。

この数はけし粒のようなもの。あれだけの議論をしながらのこの結果、制度設計の失敗は明らか。

対象業務や年収などの制限がきつすぎたから、とその基準を緩和しようとする動きに要注意。

緩和すれば、こずるく残業代と損得勘定をして、それに乗じる企業が出てくる。そっちの方が心配。

 

夜、9時ごろ散歩する。パチンコ大手のマルハンの照明が消えている4月8日から休業はしていたが、照明だけはついていたのだが。

全国で300店以上を経営するマルハングループの神奈川の旗艦店舗というのだそうだ。駐車場が約1000台。営業中はこれはほとんど埋まっている。

マルハングループはパチンコだけでないから体力があるのだろう。

 

 

それとは逆に目黒の交差点にある上州屋つきみ野店の照明は、煌々と明るい。

こちらは全国で200店舗を展開する釣り、アウトドアのお店。

いつもなら24時間や深夜までの営業。釣りに出かける人はいつでも寄って餌を仕入れたりできる。今でも釣り愛好家は静かに潜行して釣りに行っているのかと思いきや、

営業時間が短縮されて22時までとのこと。私の散歩が終わる頃には閉店となる。

釣りは「密」にはなりにくいと思うのだが、みなSTAY HOMEを心がけているのだろう。

 

目黒の交差点と書いたが、ここは国道246号線八王子街道国道16号線)が交わる交通の要所で渋滞のスポット。

 

拙宅はこの近くだが、西に大和市立病院があり、南に瀬谷甦生病院、東南に聖マリアンヌ医科大学横浜西部病院がある。

 

この3つの病院で感染が広がっている。専門家は院内感染はゼロにはできない、少なく抑え込むことが重要という。

3つの病院とも必死で感染拡大を抑え込もうとしている。人口が375万人の横浜で感染者は昨日までの累計で384人は0.01%、1万人に1人。亡くなられた方は20人。もちろん寛解、退院された方もいる。

医療従事者の努力がこの数字に表れている。