横浜市には65歳以上の高齢者は86万人。ワクチン接種の動きは鈍い。政府は1日100万回、というが、そもそもワクチンは調達できているのか?

東京、宇都宮、前橋、愛知、大阪・・・知り合いや親せきからは「ワクチン、打ったよ」とか「副反応、きつかった」といったたよりが届く。

 

テレビでは岸田首相が「1日百万回を目指す」とか言っていて、ワクチン大臣も「皆さん、早くワクチン打ちましょう」とせかしているが、ワクチンが調達されていないのだろう、現場は動いていない。3回目なのだから「目詰まり」を起こしているとは考えにくい。

 

横浜市は1月20日に「前倒し」を発表。

86万人の65歳以上の高齢者には2月21日までに接種券の発送を終えるとのこと。

接種は1月31日に始まっているとのことだが。郵便も短時日に86万通も発送されれば、こちらは「目詰まり」は必定。

 

3回目接種は2回目以降6か月経過後というが、今の感染状況から見れば、もう私たちのからだには抗体はないだろう。ならば、もう少し急いでもと思うのだが。

急げないのはワクチンがないから?と考えてしまう。

 

先日、日本医師会にワクチン大臣が呼ばれたとの報道があった。

大臣は会談後、全力でワクチンを集める、とコメント。

医師会は、「ワクチンがあればこっちはいくらでもやるつもり」

 

どちらも見た目重視。やってる感をだすことに腐心。

 

昨年6~7月は、散歩をしていても「ワクチン、済みましたか?」という挨拶が多かったが、まだそういう挨拶は聞かれない。見接種の人が多いせいだろう。

 

「わたしはワクチンは打ちません」という人も友人の中にはいるが、そういう人が感染したという話も聞かない。

友人のメールにこんなことが書いてあった。

 

『・・・3回目の交互接種モデルナで倦怠感がひどかったです。熱はないのですが、

久しぶりに薬を飲んで寝てました(笑)。

病院で「ワクチン接種したから、これで大丈夫」と言っていた仲間の老人に

「そんなことは絶対ないです。ひょっとしたら効くかもしれない程度ですよ」

と言ったら、友人の医者が

「○○さん、本当のことは言わないでください」と笑っていました。』

 

そんなワクチンでも、主治医によれば

「赤田さんの場合は(あれもあるしこれもあるしと病名をならべて)絶対に早く打った方がいいです。待っていないですぐに保健所に電話してドクターにこう言われたといって、早く打ってください」

この間の診察でそう言われたけれど、まだ電話はしていない。

自分だけ先にというのはなんだかなあなんて思っていたら10日も過ぎてしまった。

 

人と会う約束はキャンセルしたし、新たに約束はしない。出かけるのは映画館ぐらい。

届かぬ接種券が届くのを待つことにした。

 

 

毎日、暇に飽かせて切り抜きをする。

オリンピック一色の紙面。必然的に見えなくなる事実がある。

 

ミャンマーで国軍が村を焼き討ちしたという。

ロシアはウクライナキエフを2日で制圧できるようベラルーシに部隊の配備を終えたという。五輪後?

アフガニスタンからの難民が増えている。タリバン政権は恐怖政治。

 

ワクチンどころじゃないという人が世界にはあふれている。

 

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境川