STAY HOME これはピアノとサックスバージョン。
ピアノソロバージョンもしゃれている。今朝、友人が送ってくれたので、何人かに拡散。
反応は、
知らない曲だけど? これ何?
という人もいた。音に感じる人、画面を見る人、いろいろ。
とうとう全国に緊急事態宣言。
それに合わせて、30万円支給は引っ込めて一律10万円に支給に転換。
アベノマスク・30万円・居間での動画・昭恵の大分神社参拝 どれもはずれの はだかの王様
君側の奸、ではないだろう。たしかに側近の官の奸はいるだろうが、「君」自体が問題なのだから。
いや、そうとも言えない。「君」のおかしさをアピールすべくわざと受けの悪い政策を言上しているのか?民衆の味方の奸?
マスクは配られても、布で小さすぎるし使い勝手が悪い。
30万円は支給の規準すらはっきりせずに自治体の窓口は大混乱。
動画は、35万のいいねがあったと菅が胸を張った。
はだかの王様である。側近の官僚がいいことばかり耳元でささやいている。35万のいいねのウラの「炎上」については誰もささやかない。
医療現場の大変さ、とりわけマスクや防護服などの基本的なグッズの不足が報道されているのに、460億円をかけてマスクを全世帯に配るという愚策はそのまま実行される。
送られてきたマスクは、天下の愚策の証拠として家宝としたい。
オール阪神巨人の巨人さんのブログが面白い。この画面、少し似ている。
芸能やお笑いは、スパイスでも添え物でもない。社会に必要不可欠なもの。
オール巨人 @HgZ6F9iFfu06Xw2 · 4月13日
とにかく、国はお金が有るんだし捻出は出来るんだから💴先ずは真水で20兆円、給付したらどう!
大人10万子供5万全国民に、所得が高くて貰わなくてもやれる人は、確定申告でその分、返したら良いのでは!
絶対こんな気持ちで、待てません😠
毎夕の我が家の「薄暮シネマ」、続いている。
夜見ればいいじゃん?という声もあるが、夜だとお酒のせいですぐに眠くなる。
4時起床、9時就寝の生活だから、薄暮がちょうどいい。
この間の続き、まずラインアップ。例によって★はかなり主観的でエキセントリックなもの。
★ 時間の無駄だった。
★★ あえて見なくてもよかったけど…。
★★★ まあまあ愉しめたかな。
★★★★ 見応えあり。いい時間だった。
★★★★★ 素晴らしかった。時間を忘れて見続けた。
『ピザ!』(2014年/インド/91分/原題:Kaakkaa Muttai(カラスの卵)/監督:マニカンダン/出演:ラメーシュ・J・ヴィグネーシュ)★★★★★
子どもたち(兄弟)の表情が抜群。これだけ自然な表情の子どもが映っている映画は珍しい。食べたことのないピザにあこがれるスラムに住む少年の物語。大人には大人の事情がある。母子の関係、祖母と孫の関係、リアル。数十年前の日本もこうだったのではないか。どうしても食べたかったピザ、いろいろな方法でお金を稼いでようやく食べられることになるが…。タイトルは、おとりを使ってカラスの卵を盗み、食べるのが兄弟の楽しみ。インド映画はいつも気になる。
『最低。』(2017年/121分/日本/監督:瀬々敬久/出演:森口綾乃・江口徳子・根岸季衣・高岡早紀)★★
AV女優の紗倉まなが書いた原作をもとに撮られた映画。数日前の朝日新聞に紗倉まな3作目の小説が紹介されていた。ずいぶん評判がいい。それで見てみたが…。瀬々監督の思いの強さはわかるが、いまいちピンとこない。
『すもも』(2016年/100分/日本/監督:井上泰治/出演:高杉瑞穂・里見浩太朗・紀那きりこ)★
井上監督の脚本だというが、あちこちほつればかりが目立つ映画。なんで?というところが多すぎる。本格時代劇と銘打って、最後のシーンだけカラーであとは白黒なのだが、だめ。里見浩太朗は友情出演、慣例に従って早々と死亡して退場。久しぶりの駄作。
『ブランカとギター弾き』(2015年/77分/イタリア/監督:長谷井宏紀/出演:サイデル・ガブテロ/ピーター・ミラリ/2017年公開)★★★★
「写真家として活躍する長谷井宏紀がイタリア製作映画として手がけた監督デビュー作で、フィリピンを舞台に、孤児の少女と盲目のギター弾きの旅を描いたロードムービー。マニラのスラムに暮らす孤児のブランカは、母親を金で買うことを思いつき、盲目のギター弾きピーターと旅に出る。ピーターから得意な歌でお金を稼ぐことを教わったブランカは、レストランで歌う仕事を得てお金を稼ぎ、計画は順調に進んでいるかに思えた。しかし、そんな彼女の身に思いもよらぬ危険が迫っていた。」(映画ドットコムから)
日本人がフィリピンを舞台につくったイタリア映画。主人公のサイデル・ガブテロとギター弾きのピーターの自然な演技がいい。ピーターは実際にマニラで弾き語りで生活していた盲目のギタリスト、このギターはエレキで、何ともセンスが抜群。サイデルは映画の中でもしみじみとした歌を聴かせるYouTube再生1000万回の少女だそうだ。
ふたりが街を背景にすると、本当にそこに住んでいるような錯覚に陥る。2人組の男の子たちが暗躍?するが、年下の男の子の表情がこれまた抜群にいい。出演者のほとんどが路上でスカウトされたとか。サイデルが、思い余って「母親を買います」というチラシをまくが、みなにバカにされる。サイデルは云う。「大人は子どもを買うのに子どもは大人を買えないのか」。
youtubeでは、2017年に来日した折りに監督の長谷井とともに登壇、歌を披露する成長したサイデルと撮影当時とほぼ同じ年齢のサイデルの歌が聴ける。
『悪魔と呼ばれた少女』(2012年/90分/カナダ/監督:キム・グエン/原題:Rebelle(アフリカーンス語で反逆者の意)出演:ラシェル・ムアンザ(ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞)/セルジュ・カニンダ/2013年公開)★★★★★
これはすごい映画。しかし、うまく説明、紹介できる自信がない。
アフリカの内戦に疲弊する国で、12歳で誘拐され、少年兵として戦うことを義務づけられた少女コモナ。かつて武装勢力のリーダーに命じられて殺した両親の死を悼むことで、失いかけていた自分を取り戻す人間再生の物語。映像美とベルリン映画祭銀熊賞女優賞受賞の演技力とでご覧あれ。(根本かおるの社会派映画案内”スクリーンの向こうの故郷が見える”から)
アフリカの紛争や子ども兵士を描いた映画やドキュメンタリーはたくさんありますが、後味がジワリと染みるこの不思議な映画は格別です。
今週末より劇場公開になるカナダ映画『魔女と呼ばれた少女』は、演技経験ゼロの少女の好演が2012年のベルリン映画祭銀熊賞女優賞をもたらし、さらに2013年のアカデミー賞では外国語作品賞部門でカナダ代表になっています。(同)
武装勢力による殺戮、子どもの誘拐と少年兵、略奪、レイプ、望まない妊娠。
いわゆるアフリカの紛争ものの御多分に漏れず、こうした重いテーマがこの映画にもいっぱい詰まっています。でも、この作品ではこれらは映画のスパイスであって、中核にあるのは、そうした生死の境目をさまよってなお、少女が勇気と意志の力で自分を取り戻し、再生しようという人間のたくましさでしょう。
ドキュメンタリー映画にはない映像美は、この映画に次元の高いテーマ性をもたらすことに貢献しています。
「社会派」というだけではくくれない、映画表現としての芸術性に優れた作品です。(同)
まったくもって想像を超える映画だ。
『感染列島』(2008年/138分/日本/監督:瀬々敬久/出演:妻夫木聡・檀れい・国仲涼子)★★
新型コロナウイルスにたくさんの人が感染し、亡くなっている。ウイルスを取り上げた映画としてはよく知られた映画。これまた瀬々監督である。
この2月からこっちの状況がなければ、この映画をみてもやや荒唐無稽と感じられたかもしれない。感染から流行、医療崩壊まで描くこの映画のCGを含めたシーンには迫力がある。やや誇張しすぎの感もあるが、現実に今新型コロナウイルスの蔓延によって引き起こされている社会現象をみると、そうとも言えないなと思わされた。
ただ、そうしたシーンがとってもよいのに、登場人物たちが動き回るシーンになるとコケてしまう。どこもみな嘘っぽいのだ。WHOから派遣された医師の檀れいが、一病院の陣頭指揮を執るとか、しがないウイルスの一研究者であるカンニング竹山に検体が渡されるとか、ウイルスの研究の第一人者の藤竜也と一医師の妻夫木がウイルスの発生地と見られる東南アジアの島へ単独で訪れるとか…。つじつまの合わないところをあげるときりがない。そういうところが映画を安っぽくさせている。残念。
【予告編】