3日目の岐阜。「鳥のちから」で〆。

岐阜3日目。

本日も2人の孫の登校に同道。

カラッと晴れた空、長良川から吹いてくる薫風に身を浸す。

気持ちがどこまでも弛緩する。3年生のR くん、昨日同様今日も祖父と手をつないで校門まで。

姉のSちゃんは祖母と並んでおしゃべりしながらの登校。次に会うときには祖母の身長を抜いていることは間違いない。

 

孫の成長は祖父母の老化とともにやってくる。

 

R君は、「今日はシャトルランやるんだ!」とうれしそう。

「回数、ママのメールで送ってね」と言って二人と別れる。

次に会うのは夏休み。三日会わざれば刮目してみるべし、は大げさだが、3ヶ月後が楽しみだ。

 

さて、今日は横浜に戻る。新幹線は夕方。

その前に昨日発売になった大人の休日倶楽部パス。とりあえず一回は使ってみようと

スマホで駅ねっとを検索、申し込んでみる。

今回3万枚の発行。スマホ相手に苦心惨憺、娘の手を借りてなんとか買うことができた。

JR東日本の電車や新幹線全て乗れる。指定席は6回まで確保できるそうだ。

米沢、山形、酒田、田沢湖、盛岡、一ノ関を四泊五日で回ってみる。

 

今日もTさんがクルマを出してくれる。

 

11時過ぎ、金華山ロープウエイの近くの岐阜歴史博物館まで送ってもらう。

長女も同乗。ここで夫婦とはお別れ。

 

歴博の企画展「ここまでわかった!岐阜の古墳」

丁寧に作ってあってつい見入ってしまった。

土器などの展示が多く、それもレプリカは少なく、出土品がほとんど。

面白かった。

岐阜にはおよそ511基の古墳があるという。

小一時間、館内を歩く。企画展 ここまでわかった!岐阜の古墳

金華山ロープウエイの隣りにある加藤栄三・東一記念美術館へ。

全く知らなかったが、風神雷神の図の下絵と完成品が良かった。特に下絵が面白かった。

 

歴博前のバス停からJR岐阜まで岐阜バスに乗る。

 

北口に到着。

金ぴかの信長像

写真はネットから。

 

駅の中に「岐阜市平和資料室」があると長女から聞いていたので、探してみる。

駅ビルの端っこに見つけた。

スタッフはいない。

 

gakuen.gifu-net.ed.jp

 

展示は、岐阜空襲が中心。

1945年7月9日。夜中の空襲だった。

被災者86577人(全人口の43%)死者863人 負傷者520人。

マリアナ群島から飛んできたB29が135機。

投下された焼夷弾は14608発、898.8トン。

一晩で街は焼け野原に。

展示は

焼夷弾  2戦時の暮らしと子どもたち 3戦災の遺品 4代用品

 

中でも焼夷弾の実物模型は迫力があった。

JR中央線で名古屋。もう昼時は過ぎているが、目当ての店まではあとすこし。

地下鉄東山線今池下車2分「鳥のちから」。平日は13時から。

春日井在住の友人Wさんに紹介された店。スタッフの接客がとてもいい。

名古屋コーチンを使った鳥の料理、焼き鳥から幾つもの部位の新鮮な刺身。生ビール、酎ハイ、お酒、1時間半、旅の仕上げ、二人で十分に堪能。

鳥のちから -

16時31分のひかりに乗る。