ようやく桜が咲き始めた。
横浜の開花予想は21日だった。10日以上も遅かったことになる。
咲きはじめたとたん、天気がぐずつくようになった。
今日も河畔に出たところで水面に小さな波紋が。
歩き始めてすぐにMさん、「あっココちゃんだ!」。
「今日はココちゃんに会いそうだなと思っていた」そうだ。
会いそうだは、会いたかったの気持ちの表れ。
ココちゃんは豆柴。体毛が柔らかく、尻尾が太くてまるまっている。
飼い主さんは40代ぐらいの穏やかそうな長身の男性。
会うのは10日か2週間に一度だが、声をかけるとすぐに反応する。憶えていてくれるのは嬉しい。
ひとしきり二人で触りまくる。飼い主さん「おとといシャンプーしました」とのこと。
別れる時の挨拶はどういうわけか互いに「ありがとうございました」。
最近、ルナちゃんというゴールデンレトリバーとも知り合いに。
昨日も偶然に。こちらの飼い主さんは少しだけ年配の方。
ルナちゃんは生まれて6ヶ月というが、体格はもうかなりかなり大きい。これからまだ10kgも増えるのだそうだ。
こちらも声をかけると2足立ちして抱きついてくる。そして甘噛み。
なんでもよく憶えるんですよとという飼い主さん。
「おすわり!」と言ってみたら寝そべった。腹を撫でてやった。芸より甘えの方が先らしい。
私たちは二人ともどちらかというとネコが好きだった。ジジという黒猫と16年間住んだ。
数年前に長女一家が飼っていたライという名前のチワワを2年ほど預かった。
犬という動物のことがよくわかり、自然に犬も好きになった。
散歩の楽しみはカワセミをはじめとするバードウオッチングと書いたが、数頭の犬と会うのも楽しみの一つだ。