1月11日。
1が3つ並んだ。
4つ並んだのはもう2ヶ月も前のこと。
今年の秋は、気温がさほど下がらず、長かったような気がする。
昨日は久しぶりに寒かった。たぶん一年ぶり?気温が低いわけではないのに、散歩の時の風がひどく冷たかった。
出かけるために昼上がりにマンションの中庭に出たときは、もう気温もだいぶ上がっているだろうとたかを括っていたのだが、首元まで冷気が忍び込んでくるのにはまいった。バスの時間があったから取りに戻れなかったのだが、マフラーをしてくればよかったと後悔した。
ああ、そう言えば冬の寒さってこんなものだったなと納得。長いこと生きているのに、1年経つとすっかり忘れてしまう。冬の寒さをなめていた。
20日ぶりの大学の授業。今日で13回目。年明け3回で終了。通勤時間が長くて嫌になるのだが、今期は2年ぶりの対面授業は気分がいい。
東急田園都市線を三軒茶屋駅で降り、3分ほど歩いて同じ東急線の世田谷線に乗り換えるのだが、電車は行ったばかり。乗り換えの3分も寒いが、ホームで待つのも辛い。
青空が広がってはいるが、気温は上がらない。
2輛の猫の描かれた小さな電車を終点の下高井戸駅でおり、町中華で昼食。そこから歩いて10分ほどで文理学部。
土、日、月の3日間で授業の資料を作る。今回は少し出遅れ、出来上がったのは、月曜のそれもかなり遅くに。そのまま大学のブラックボードという掲示板に送信。これができるようになるのに苦労した。
学生はそれを見てというか、持って授業に出てくる。ノートパソコン、タブレット、スマホ、それぞれだが、スマホでを見ている学生には同情してしまう。
コロナの前は大部屋の講師室に着いてから家でプリントアウトしてきた資料を印刷、帳合して配っていた。1時間かかった。学生の提出物は授業の終わったあと、その場で手書きで書いてもらい、うちに持ち帰って打ち直し、コメントをつけて返却していた。
コロナになってからはメールで提出してもらい、資料と一緒にまとめてきた。
印刷をしないと確かに便利だが、手間がかからないから、分量はどんどん増え続ける。
この月曜も、あれもこれもと入れ込み過ぎて、時間がかかってしまった。
暮れから正月にかけては、原稿を書いていた。いつもながら、時間がかかったわりに大したものはできなかった。歳をとればもう少し上手に書けるのかなと思っていたが、変わらない。変わらないどころか・・・まあそれはそれとして。
年賀状を今年限りとした。今でこそ枚数は少なくなったが、毎年、かなりの枚数の年賀状を書いてきた。いや、作ってきた。パソコンで表も裏も入力し、プリンタで印刷したものだ。手書きで添えるのは、我ながら気の利かないつまらぬひとことだけ。印象の薄い、手作り感ゼロの年賀状。毎年、素晴らしい年賀状をくださる方が何人もいて、来年からいただけなくなるのは残念だが、年末年始にこの作業をこれからも続けようという気持ちがなくなってしまった。
というわけで、暮れから正月にかけてはどこにも出かけず、パソコンの前に坐っていることが多かった。そのわりにブログには手がつかず、ずいぶんほったらかしにしてしまった。
備忘録なのだから、つまらぬことでも書いておかないと記憶は薄れ、消えていくばかり。
読者の皆さん、どうか僅かな時間で結構ですので、今年もこのブログとおつきあいください。
そうそう、使い続けてきたWindowsのパソコン、とうとういうことをきかなくなった。Mac noteに完全に移行せざるを得なくなった。今日のこの文章は、Macで書いた。慣れない。自由がきかない。うまく使えない。馴染むのにどれくらいの時間がかかるか。
ということで、年頭のぼやきを終える。
鶴間公園