『窓辺にて』今泉力哉監督、役者一人ひとりのせりふひとつひとつを時間をかけて演出しているようなつくり方。

三日とろろを食べた。七草粥は食べなかったが、そろそろ誰かにつくってもらったものが食べたいということになった。

Mさんが気に入っているイタリアンに出かけたのだが、その前に映画を2本。映画の半券で10%引きになる。

 

『窓辺にて』(2022年/143分/日本/脚本・監督:今泉力哉/出演:稲垣吾郎 中村ゆり 玉城ディナ 若葉竜也 志田未来 穂志もえか、佐々木詩音他/2022年11月4日公開) 

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なんというか、上質な短編小説のような味わい。映像も丁寧に作り込んでいて絵画的なところが多い。役者一人ひとりのせりふひとつひとつを時間をかけて演出しているようなつくり方。

ほとんど好みの問題だが、見ているだけで気分がいい。十分に楽しめた。

ただ、もう少し短くてもいいかな。私がついていけなかったのか、後半20分ぐらい、言葉が過剰になり過ぎて疲れてしまった。

ノベライズ版ができるものなら読んでみたい。