広島市中央図書館他の移転問題についての続報
中央図書館の駅前移転方針維持 広島市が2審議会に説明|中国新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/254617
広島市中央公園(中区)にある市立中央図書館の再整備計画で、市は27日までに、現在地建て替えと比較した上でJR広島駅前の商業施設エールエールA館(南区)への移転を維持する方針について、識者でつくる二つの審議会に説明した。異論が出たが、市は近く移転先を最終決定する。
中区で開いた27日の市社会教育委員会議(12人)には8人が出席。市は、公園内の移転は困難として除外し、現在地建て替えとの比較では交通利便性などの観点でA館を優位と位置付けた検討資料を示した。
複数の委員が「駅前で全てが解決するとの内容は冷静さを欠く」「平和文化の拠点にする観点でベストか」とA館への移転を疑問視した。図書館整備に特化した検討会の設置や市民意見の再募集を求める提案には、市生涯学習課が否定的な考えを示した。移転賛成の意見は「駅前は段差がなく高齢者が行きやすくなる」などがあった。
23日に中央図書館であった市立図書館協議会(9人)には7人が出席。やはり市の説明を理解する意見と異論の双方が出た。
図書館の整備先は、市議会が設計費を含む本年度一般会計当初予算を3月に可決した際、詳細な比較検討資料を識者に説明し、理解を得て決めるよう決議していた。市はこれに沿って対応したとして、A館移転を正式に決めた上で、本年度内に設計に入る見通しだ。(余村泰樹、宮野史康)
昨日、この社会教育委員会を傍聴した人によると、提案をした課長は、配布資料(昨日アップしたもの)をそのまま読み上げたとか。審議時間をつぶす常套手段。委員長もこれを制止しないのは推進派だからだろう。上記の意見を述べる委員に対して中立であるべき委員長ほか役人も一緒になってつぶしにかかったとか。
中国新聞は、市立図書館協議会でも異論が出たことを伝えているが、後段は市の方針をなぞっている。
社説であそこまで書きながら、これ?という感じ。
昨日の朝の鶴間公園 散歩する親子