見逃し映画

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ヤマザクラ


見逃した映画のことなど普段は忘れているが、配信などで偶然見つかるとうれしくなる。

 

先日も、石井裕也監督の『アジアの天使』(2021年7月)と『かそけきサンカヨウ』(2021年10月)の2本を見つけた。

有料(500円)だった『アジアの天使』は、今一つ面白みが伝わらなかった。ただチェ・ヒソという俳優が『金子文子と朴烈』で金子文子の役をやった人だということがわかり、なんだかわからないが唸ってしまった。

 

『かそけきサンカヨウ』はぜひとも見たいと思った時には、茅ケ崎イオンでしかかかっておらず、都合が付けられず見逃してしまった。

この時、他のイオンシネマではどこもかかっておらず、茅ケ崎だったことには理由があった。

 

今年度もオンライン授業の中で、映画の紹介を毎回やっていたのだが、今泉力哉監督の『街の上で』を紹介したときに、『かそけき・・・』の話題になった。

「早く見たいんだけど」と返信すると

「わたし、見ました」という学生がいた。主役は志田紗良。彼女のことをよく知っているという。この学生も志田紗良も湘南の出身。

それでピンポイントで茅ケ崎イオンでの上映となったのではないか。

 

原作は、窪美澄の『水やりはいつも深夜だけど』のなかの一短編。

映画も「間」の多いしみじみとしたいい雰囲気をもったものだった。

 

その志田紗良さん、最近コマーシャルなどでブレークしているらしい。

またいい映画にであってほしいものだ。