今頃の季節に境川河畔を歩いていると、必ずと言っていいほど見かけるものにカメの甲羅干しがある。
河の中の小さな岩の上に体長30㎝ほどのカメが乗っかっている。この間は子ガメが近くの水中を泳いでいるのが見えた。
これで都合3回、いずれも天気のいい日。
カメの甲羅干しはビタミンを合成したり、体温を上げて代謝を良くし雑菌を殺すためだそうだ。
ビタミンDは成長に係る栄養だそうで、太陽の紫外線を受けてできあがるのだとか。春の紫外線が強いことをカメは遺伝子の中に記憶しているのだろうか。
カメの甲羅には無数の毛細血管があり、紫外線が当たると体温が上昇、変温動物だからこれで活動的になるとのこと。やっぱり季節の変化、温度の上昇を感じての行動のようだ。
というふうに調べてみることはできるが、このカメの種類がよくわからない。
クサガメと書いているのもあればミシシッピーアカミミガメと書いてあるものも。
きのう、シャトレーゼにMさんの生赤ワインを買いに行ったときのこと。ワインばかりか禁断の?大福も買い駐車場に戻ったら、クルマ止めの上に何やらうごめく小さな動物。よくよく見ると羽がついているが、鳥ではない。コウモリだ。目にするのはいつ以来だろう。
見上げるとツバメが飛び交っている。
家などに住み着くコウモリは害獣だが、鳥獣保護の対象であるため、指定業者でなくては駆除できないとのこと。はて、どこかの業者に駆除されて逃げてきたのか。
家に住みついて喜ばれるツバメ、嫌がられ駆除されるコウモリ。人間の生活にかかわりのないカメ。
我が身はと振り返ると・・・いまさら、か。