気温が22℃。さわやかな初夏の空気が境川河畔にも流れている。
昨日、あまり見かけない小さな鳥をみた。
今朝になって調べてみたら、コゲラだった。
そういえば去年の今頃、キツツキのような鳥が、河畔沿いの木をつついているのが珍しく、みなで見あげていたことがあった。あのときコゲラという名前を聞いた。
木をつついて餌をとったり、巣にしたりとなかなかの働き者。山にすむ鳥と思っていたが、都会でもよく見かけるようになったという。
ここ3日ほど、カワセミを見ていない。
最近、カメが川の中小さな岩の上で甲羅干しをしているのをよく見かける。
昨日も今日も見かけた。30cmほどのものと20cmのもの。
春の日差しにのんびりと。
昨日は泳いでいるところも。泳いでいるというより、手足をゆっくり動かして浮遊しているといった感じ。
毎年この時期に見かけるような気がする、と思って調べてみたら
はつ夏の亀が並んで甲羅干し
という俳句が見つかった。やはりこの時期、初夏の風景のようだ。
カメの冬眠のメカニズム
体温を外の気温に頼り、自ら調節することのできない変温動物のカメは、気温の降下にともない体温と体の機能も低下し仮死状態になります。 この状態で越冬することが「冬眠」です。 カメの場合、気温や水温が15度以下になると活動が鈍くなり、5度前後になると冬眠をはじめるようになるそうです。(キッズイベントHPから)
気温が上がってあたたかくなると冬眠から覚める。「ああ、よく寝たなあ」というのが甲羅干しなのだろうか。
なお境川の水生動物を記したHPをみると、境川に生息するカメのほとんどはミシシッピアカミミガメとクサガメだとのこと。
呑めるのか?
と訊いてしまった。少し恥ずかしい。
つい1時間ほど前、宅配便で「YAMATOGAWA66」というお酒が届いた。
Mさんの従兄の息子さんM君が送ってくれた。
送り状には
「消毒用に使えるお酒です。
お元気でお過ごしでしたか。終息まであともう少しでしょうか。まだまだ大変だと思いますが、どうぞご自愛ください。」
とあった。
中には「福島民報」5月3日の記事のコピー。
大和川酒造(喜多方市)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、消毒用アルコール代用品として使用できる新製品「YAMATOGAWA66」を市に1200本寄付したとある。
「弥右衛門の酒」で知られる大和川酒造は、3・11の後、会津電力を創業、再生可能エネルギーをもとに「食とエネルギーで地域は自立できる」という運動を進めてきたつくり酒屋。
https://www.daichi-m.co.jp/csr/4735/
去年だったかNHKの「新日本風土記」にも、会津の「水」をテーマに出演していたのも、九代目の弥右衛門さんだった。
お会いしたことはないが、志の高い方だなあと思って遠くから見てきた。今度も。
大和川とかかわりの深いM君、東京、大阪と並んでコロナ感染の状況が厳しい横浜に住む私たちにと、これを送ってくれたM君の気持ちがありがたい。
それなのに「呑めるのか?」と訊いてしまった私。Mさんの視線が少しきつい。
ラベルには
本製品は医薬品や医学部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として、手指消毒に使用することが可能です。
高濃度アルコールのため、希釈してお飲みください。
とあった。さて、どうするか?
午前中、ミシガン州デトロイト近郊に住む卒業生のSさんとLINE。
日本企業の支社で働く夫君とともに外出禁止の生活が続く。
米全土の死者数がベトナム戦争の死者数を上回ったという報道があったので心配していたが、来週からミシガン州は製造業が再開されるとか。
6月には「stay home order」も解けているのではないか、とのこと。
なぜかミシガン州は、5月からゴルフやボートは解禁されていたとか。
この自宅待機命令は、生活に必要な食料品や医療用品などを買うための外出や他人との一定の距離を保った屋外運動などを認めています。
とあるから、ゴルフとボートはこの線に沿ったもののようだ。
こういった様子は、日本の新聞では分からない。
お互いに呑みすぎないように、で終了。