ヒロシマ・旧陸軍被服支廠保存問題、1月16日に県のパブリックコメントが締め切られました。総数は2232通だそうで、今までにない数字とのこと。
この速報値に基づいて1月17日県議会総務委員会が開催、その内容を保存キャンペーン事務局の方が議事録をまとめてくれた。大変な作業だったと思う。
https://note.com/hiroshima_0806/n/n825c77692264
これを読むと、ああ、こういうレベルの議論なんだなというのがよく分かる。
これほど反響があったことに議員たちも驚いていて、しまいに「いったい何のためのパブコメだったのか、設問がおかしい」などと言い出す始末。
これじゃ来年度予算に間に合わないだろう、こんなことをするからまためんどうなことになった、という空気。
ようするに、ここまできてまたまた「そもそも論」。
もしかしてパブコメをやるかどうかについては、行政の方の単独の判断だったということか。
2棟取り壊し案を支持する議員からすれば「よけいなことをしくれちゃって」。
行政の方は、「やっては見たけど、さてこの結果をどうやってどこへもっていくか」と
困っている感じ。
大げさな言い方かもしれないが、パンドラの箱を開けてしまい、いろいろ妖怪変化?が出てきてしまい、整理がつかなくなったということか。
行政と議員と・・・分かったが、首長はどう思っているのか。
これはもう通常案件とは言い難い問題になっているのではないか。
市、国との関係も含めて知事が政治判断を迫られているように、私には見えるのだが。